とらえたよ 国際宇宙ステーションの月面通過

　こんにちは、ヨコミーです。
　ヨコミーは本来、星屋さん。
　でも、地表に近いオーロラの写真でも、まだまだお披露目が進んでいない (>_<)
　うーん、うまくないなぁ.....と、更に地表から離れた写真を。

　これは、今年1月22日の深夜、岩手県一関市の総合体育館駐車場で撮影しました。
　ヨコミーにはウデが無いので、その後、気仙沼が生んだ天体写真の名手・大矢一夫さんに依頼して、仕上げて頂きました。
　月の表面に、3つの国際宇宙ステーション(以下ISS)が写っていますが、3コマの合成です。黒い影のように写っています。(各写真はクリックすると大きくなります)
　写真を分解すると、こんな感じ。




　地球をぐるぐると回るISSですが、見る位置によっては、月や太陽のこちら側を通るように、見えることもあります。
　あの夜、あの場所で、月の表面を見かけ上通過する現象が見られるとの情報を得て、厳寒の中、出掛けて行きました。
　一関の街へ近づくと、一時は雲が大きく広がって心配しましたが、駐車場に着いたら雲は少なく、撮影準備に取り掛かりました。
　でも、駐車場は雪と氷で大変!!
　急いで、口径13センチほどの望遠鏡を組み立てました。
　当初、望遠鏡に一眼レフカメラをつなぎ、動画を撮るつもりでしたが、より高解像度の写真を撮りたくなり、急ですが変更しました。
　でも、高速連写の仕方は????　おお大変です!! 普通、太陽を撮影するときでも、高速連写はしませんから....。なんと勉強不足　(^-^;　
　これでは撮れない....と撮れない理由を考えていても仕方が無いので、やるにはどうするか??
　結局、リモコンのボタンを指で繰り返し叩くことにしました。なんと、原始的!!
　この手の現象は、ほんの一瞬の出来事であり、見てから押したのでは後れを取るし、若干予報の中心位置からズレてもいるので、前後の余裕を見て叩きつけました。
　1秒間に3回か4回のペースで10秒以上!!
　とても疲れました。
　無線電信の、コメ突きバッタ型電鍵なら叩きやすいのですが、カメラのリモコンはもう二度とやりたくない感じ (>_<)
　あっ、高速連写の勉強がまだだった (^-^;

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