国際宇宙ステーションの月面通過 20160525 [星]
こんにちは、ヨコミー(yokomi)です。
ここは気仙沼市本吉町風の丘。
今日6月8日は雲が多く、まれに薄日が射しましたが、基本的には曇り。
一時は雨が降るのでは....と思ったほど。 吹く北東風は、割と冷たかったです。
こんなふうだと、まもなく梅雨入りでしょう。
5月29日の未明、国際宇宙ステーションの月面通過が登米市で見られることから、暦が29日に変わってからという、一般的には変な日程で、撮影に行ってきました。
月面通過とは、地上約400kmの高さを飛んでいる国際宇宙ステーションが、見掛け上、月面を通り過ぎて見える現象です。
この現象は、何も登米市だけで見えるものではなく、国際宇宙ステーションの軌道に沿って、見える場所は移って行きます。
この日は、伊豆沼の北側から南東に進むコースで、私が陣取ったのは登米インターのすぐ南。
国際宇宙ステーションは、どこに見えるでしょうか??
上のちょっと右にある光点がそうです。
ちょうど月面の夜に当たる暗いところなので、目立ちます。
ちょっと拡大してみました。
これは、出発前の28日深夜に撮影したさそり座、いて座方向です。
右の大きな星は火星です。下から左に昇る雲みたいなものは、天の川。
火星が2年振りに接近していますので、ヨコミーが所属している気仙沼天文研究室では、『火星を見る会』を開催します。
平成28年6月11日土曜日20時から、気仙沼市民会館駐車場です。
天気が悪いときは、12日の同時刻に延期です。それでもだめな場合は、残念ながら中止です。梅雨時なので、お天気が心配です。
火星の他に木星、土星、そして上弦の月が見えます。星座もご案内できると思います。 大きな天体望遠鏡で火星などを見てみましょう。
無料ですので、お気軽にお出で願います。
星を見る会は、以前は年に数回開催していました。中には毎月という時代もありました。
それが、あの東日本大震災で途絶えていました。
大津波で望遠鏡ごと自宅を流されたセンセーと看護師さん、電気屋さん。実家と望遠鏡を流された郵便屋さんと技術屋さん。自宅を流された星好きおばあちゃん2人。
この中で、自宅を、大規模修繕も含めて再建できたのは、7人中2人のみ。
ヨコミーは国語が苦手で、漢字は難しいです。でも、下手の「ヨコ」好きで....(^_^;)
市外の方から、よく、「気仙沼は復興してきましたね」と言われることがありますが、ヨコミーはいつも返答に困っています。
昔、流行っていた言い回しを借り、「広辞苑によれば」、気仙沼の現状は「復興」にあたりません。
まあ確かに、建設業と飲食業は急激な高原状態を迎えているようですが、そこだけで評価して欲しくありません。
工事は進んではいるものの、防災集団移転の土地造成や災害公営住宅の建築は、まだ終わっていません。
市内で一番大きかった冷凍食品工場は、まだ再建されていません。
その最大の冷凍食品工場は、水産物はほとんど使わないので、港に再建するメリットはなく、わざわざ交通が不便な気仙沼には、大きな工場は建てないんじゃないか....という話も聞きます。
その工場、以前は確か年間出荷額は〇〇〇億円とか聞きました。
ここが抜けたら、全体的に見た気仙沼の復興は、未来永劫無いのかも.....。
そんな訳で、まだまだ復旧さえも遠いのですが、我々星を見る仲間も、5年の時を過ぎて、そろそろ啓蟄を迎えなければなりません。
この5年間で、みんな年齢がパワーアップし、この先は心配ですが、乞うご期待(^_^;)
ここは気仙沼市本吉町風の丘。
今日6月8日は雲が多く、まれに薄日が射しましたが、基本的には曇り。
一時は雨が降るのでは....と思ったほど。 吹く北東風は、割と冷たかったです。
こんなふうだと、まもなく梅雨入りでしょう。
5月29日の未明、国際宇宙ステーションの月面通過が登米市で見られることから、暦が29日に変わってからという、一般的には変な日程で、撮影に行ってきました。
月面通過とは、地上約400kmの高さを飛んでいる国際宇宙ステーションが、見掛け上、月面を通り過ぎて見える現象です。
この現象は、何も登米市だけで見えるものではなく、国際宇宙ステーションの軌道に沿って、見える場所は移って行きます。
この日は、伊豆沼の北側から南東に進むコースで、私が陣取ったのは登米インターのすぐ南。
国際宇宙ステーションは、どこに見えるでしょうか??
上のちょっと右にある光点がそうです。
ちょうど月面の夜に当たる暗いところなので、目立ちます。
ちょっと拡大してみました。
これは、出発前の28日深夜に撮影したさそり座、いて座方向です。
右の大きな星は火星です。下から左に昇る雲みたいなものは、天の川。
火星が2年振りに接近していますので、ヨコミーが所属している気仙沼天文研究室では、『火星を見る会』を開催します。
平成28年6月11日土曜日20時から、気仙沼市民会館駐車場です。
天気が悪いときは、12日の同時刻に延期です。それでもだめな場合は、残念ながら中止です。梅雨時なので、お天気が心配です。
火星の他に木星、土星、そして上弦の月が見えます。星座もご案内できると思います。 大きな天体望遠鏡で火星などを見てみましょう。
無料ですので、お気軽にお出で願います。
星を見る会は、以前は年に数回開催していました。中には毎月という時代もありました。
それが、あの東日本大震災で途絶えていました。
大津波で望遠鏡ごと自宅を流されたセンセーと看護師さん、電気屋さん。実家と望遠鏡を流された郵便屋さんと技術屋さん。自宅を流された星好きおばあちゃん2人。
この中で、自宅を、大規模修繕も含めて再建できたのは、7人中2人のみ。
ヨコミーは国語が苦手で、漢字は難しいです。でも、下手の「ヨコ」好きで....(^_^;)
市外の方から、よく、「気仙沼は復興してきましたね」と言われることがありますが、ヨコミーはいつも返答に困っています。
昔、流行っていた言い回しを借り、「広辞苑によれば」、気仙沼の現状は「復興」にあたりません。
まあ確かに、建設業と飲食業は急激な高原状態を迎えているようですが、そこだけで評価して欲しくありません。
工事は進んではいるものの、防災集団移転の土地造成や災害公営住宅の建築は、まだ終わっていません。
市内で一番大きかった冷凍食品工場は、まだ再建されていません。
その最大の冷凍食品工場は、水産物はほとんど使わないので、港に再建するメリットはなく、わざわざ交通が不便な気仙沼には、大きな工場は建てないんじゃないか....という話も聞きます。
その工場、以前は確か年間出荷額は〇〇〇億円とか聞きました。
ここが抜けたら、全体的に見た気仙沼の復興は、未来永劫無いのかも.....。
そんな訳で、まだまだ復旧さえも遠いのですが、我々星を見る仲間も、5年の時を過ぎて、そろそろ啓蟄を迎えなければなりません。
この5年間で、みんな年齢がパワーアップし、この先は心配ですが、乞うご期待(^_^;)
すごい写真です。
月の表面の詳細さもさることながら、国際宇宙ステーションの輪郭までわかります。
ただただ感心します。7
by 砂風 (2016-06-09 20:55)
こんにちは、砂風さん。私の下手な写真で雰囲気が伝わっているとは、うれしいです。私は、写真もスキーも、なかなか上達しません。写真は、砂風さんの写真を見て、鋭意努力します(^_^;)
by yokomi (2016-06-10 10:55)