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ペルセウス座流星群 20160812 [星]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。

 星好きにとってこの時期の楽しみは、なんといってもペルセウス座流星群です。毎年8月13日前後に一番多く流れます。
 ヨコミーは、伯母の葬儀等による昼間の疲れや、夜の天候不順等で、実際に取り掛かれたのは11日の深夜、日付が変わって12日の未明からでした。
 今回、月が割と大きくて邪魔になるので、月が沈んでからが勝負。
 月は11日の深夜には沈むので、日付が変わった辺りから撮影出来たはずでしたが、雲が多くて様子見となりました。
 天気予報通りの曇りのままかなぁと準備もせずにいたら急激に晴れ、手間取りながらも02時前からのスタートとなりました。

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 写真真ん中やや左に在る、2つの星の集まりから右にかけてがペルセウス座です。
 では、この流れ星がペルセウス座流星群の1つなのでしょうね。
 いえいえ、違います。ペルセウス座を通る(かすめる)流星ではなく、流れてきた方向を遡ればペルセウス座に当たるのが、殆どの場合、ペルセウス座流星群の流星です。
 多分、普通の流星。なので、群れに属さないという意味で、散在流星といわれています。

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 こうま座付近を飛ぶペルセウス座流星群です。
 その右下に見える大きな星は、わし座のアルタイル(和名は彦星)です。写真右下の大きな星はこと座のベガ(和名は織女星)です。
 プロサッカーチームJ1のベガルタ仙台は、仙台が七夕の街であることから、2つの七夕の星に因んで、命名されたそうです。
 写真右上の赤い星雲の下に在る大きな星は、はくちょう座のデネブです。これら3つの星を結んだのが、夏の大三角です。 

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 上の写真の流星が飛んだ40秒後、なんと同じようなコースで、またまたペルセウス座流星群が飛びました。
 柳の下にドジョウが2匹いました(#^^#) 業界では「豆撒き現象」と呼んでいます。流星のもととなる軽石状の小石(砂粒?)が2つに壊れ、そのまま同じような軌道をたどって地球に引き寄せられた等と考えられています。
 なので、皆さんもご注意を!! 2匹めのドジョウがいるかもしれませんよ(^-^;
 
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 アンドロメダ座を流れるペルセウス座流星群です。
 左上のもやっとしたのはアンドロメダ大星雲。真ん中下の、2つの星の集まりは、ペルセウス座の二重星団。その右に見えるまばらな星の集まりは、ペルセウス座の中心です。
 お気付きだったでしょうか。ペルセウス座流星群の色は、緑色が強いのです。
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 アンドロメダ大星雲の右側を流れるペルセウス座流星群です。

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 12日も03時を過ぎ、東側から大分明るくなってきました。なので、薄明(はくめい)の影響がまだ少ない西にカメラを向けてみたら、およそ南西に在るみずがめ座からやぎ座にかけて、ペルセウス座流星群が流れ落ちてきました。
 その左に見える2本の線は、共に人工衛星の光跡です。9秒間での、見かけ上の動きです。  流れ星は、ご承知の通り、多くの場合、一瞬の出来事です。

 ペルセウス座流星群はまだまだ続きます。飽きるでしょうけれど、よろしくお付き合い願います(^-^;


 
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