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サクラ咲いたのは..... 20170224 [四季の便り 花,植物,農遊]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 多少、春の香りがしてきました。

20170226 風除室のサクラ w800 DSC09191.jpg
 おおっと、サクラです(*^_^*)
 でも、「桜」です。すみませんm(_ _)m
 咲いたのは、ヨコミー家の風除室。
 息子が花材として持ってきたもの(^_^;)
 
20170224 中学校校庭端のサクラ w800 DSC08985.jpg
 ヨコミーがサクラ見として薦めるのは、気仙沼市民会館向かいの、気仙沼中学校校庭端に在る桜並木。

20170224 市民会館前のサクラ w800 DSC08964.jpg
 市民会館前から中学校校庭へ登る坂道の途中から。

20170224 市民会館前のつぼみ w800 DSC08967.jpg
 サクラの蕾を見れば、まだまだ堅く、北国の春は遠いです。

20170224 中学校仮設前のツバキ w800 DSC08973.jpg
 坂の上の校庭には、まだ中学校仮設住宅が建っています。
 校庭入り口の右手には、ツバキが有りました。

20170224 ツバキのつぼみ w800 DSC08974.jpg
 この場所は、日当たりはとてもいいのですが、そのツバキの蕾も、まだまだ堅いようです。

20170224 気仙沼公園住宅 w800 DSC08976.jpg
 坂を下ると、右手に気仙沼公園仮設住宅が見えます。
 確か、昨秋で、市内の仮設住宅入居率は、50%を切ったとか。大規模な仮設でも3割程度とも聞きます。
 市内でも災害公営住宅や防災集団移転の宅地が完成し、多くの方が仮設を後にしました。
 一部では、空いた仮設住宅が取り壊されていますが、諸般の事情で、まだ仮設から移り住めないでいる方々も多いようです。
 仮設住宅が建っている所は、公園の中のグラウンドでした。
 市民会館で大規模な催事があるときには、駐車場代わりにもなっていました。
 
20170224 気仙沼公園 w800 DSC08975.jpg
 上の写真の左に続く、小さな公園です。

20170224 気仙沼公園 w800 DSC08982.jpg
 中央奥、やや左に屋根だけ見えるのは、市立内ノ脇(ないのわき)保育所。
 時間帯が違えば、寒風に負けないで遊んでいる子ども達の姿が見えたかも(*^_^*)

20170224 気仙沼公園2 w800 DSC08983.jpg
 東日本大震災で市民会館が避難所となったとき、広島から来られた保健師さんの指導で、毎朝ラジオ体操が行われた場所でもありました。

20170224 市民会館玄関 w800 DSC08977.jpg
 東日本大震災時、何晩も泊まった、泊まらずにはいられなかった、市民会館。その玄関。

20170224 市民会館玄関貼り物 w800 DSC08979.jpg
 玄関の右手に有る貼り物。
 右側のポスターは、石巻の旧北上川中州に在った、老舗の岡田劇場さんによる映画会。
 津波で劇場と社長も流されましたが、社長や社員はどこかに流れ着いたと。
 市内に映画館の灯が消えてから長い間、気仙沼の映画文化を支えています。感謝m(_ _)m
 左側のポスター。
 はるばる奈良の薬師寺さんが来られて、3月4日(土)に、東日本大震災七回忌追悼・復興祈願法要が行われますので、ヨコミー家も参加します。
 
 あれから、もう6年になります。
 なのに沿岸部の防潮堤建設は、ヨコミーの地元でも、「景観が悪くなるから....」と反対意見が出て、計画がまとまっていません。
 一般的に反対の多くは、「人命は、幅広い避難路(車道)を整備すれば助かる」「防潮堤は建設費や維持管理費が掛かり過ぎる」という論法です。

 しかし避難路は、海に近い工場やお店、農地までも運んではくれません(>_<)
 5年経って、ようやく再建された工場もあります。超大手は、小さな工場を再建しただけで、震災以前の面影はありません。個人に至っては、再建を諦めた方も(>_<)
 津波によって失われる収入は、いったい誰が補填してくれるのでしょうか??
 海水が入った水田を、税金も投入して整備したのに、再び、津波の被害に遭わせてもいいものでしょうか????

 「海と生きる」と決めた気仙沼市に住む民なら、有事に備えるための費用は、欠かすことは出来ないと考えます。(防潮堤は、県や国の事業なのでしょうけれど、市民だって県民であり国民(^_^;)
 津波対策は、人命のみならず、仕事や暮らし、地域の環境をも守って欲しいと、ヨコミーは思うのです。
 ただ、一気に巨大防潮堤を作ることは、私たち世代の費用負担も大変なので、国は期間を定めず、20年や50年の長期計画でも作るつもりで、また、防潮堤内側の整備や維持管理にも目を向けた、そんな復興計画の制度を作って欲しかったと思うのです。

 例えば防潮堤を、毎年10cmずつ積み上げたっていいじゃないですか!! まあ、極端な話(^_^;)
 自身や肉親、仕事、財産等々、そして一切を失う悲劇を、再び起こさないためにも(*^_^*)
 そう、子孫の世代にも語り継ぎ、不断の警戒と維持管理を伝えたいものです。
 あれから間もなく6年。3.11には、静かに手を合わせたいです。
 

 

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