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虹 いつでも どこでも 20170312 [星]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。

 3.11の、鎮魂の一日が明けた昨日、朝日が差していましたが、段々と雲に覆われてしまいました。
 天気予報では、数日前から、日曜日前後は暖かくなる予報でしたが、昨日は冷たい北風が吹いていました。
 そんな一昨日と昨日、「虹」で遊んでみました。

20170311163458 sp 18mm α550 1-40sec f4.5 iso800 w1024 DSC00012.jpg
 不思議な虹です。
 目が虹になった、ちょっとお面のようにも見えます。
 
20170311163815 sp α550 F6.3 1-25 iso800 w800 DSC00017.jpg
 右側のを拡大してみました。
 実は....

簡易分光器DSC00020.jpg
 犯人は、これっ!!
 簡易分光器でした(*^_^*)
 ヨコミーが受けている、放送大学の面接授業で使った教材です。
 右側に光が入るスリットが有り、細い左側ののぞき窓に回折格子と呼ばれるものを貼り、太陽に向けてのぞくと、最初の写真のように、左右に虹が出来ます。 
 この虹を、スペクトルといいます。

簡易分光器 DSC00023.jpg
 裏側です。下手な工作でした(^_^;)
 虹を作るには、三角形のガラスで出来たプリズムが一般的。
 でも、教材は入手しやすい回折格子を使用。

簡易分光器 DSC00022.jpg
 右端がスリット。ここの工作精度が大事。
 スペクトルに横の暗線が入っているのは、スリットが綺麗に切れていないから。
 縦の暗線は、ちょっと違うものかも知れないので、星の大矢先輩に聞いてみます(^_^)v

簡易分光器 DSC00021.jpg
 のぞき窓です。フィルム状の回折格子を貼ります。この回折格子は、とても細い線がミリ当たり数百本から1000本前後もあります。
 アマゾンで調べたら、簡易分光器は3000円以下、回折格子シートは1000円台で売っていました。
 小さな窓からのぞくと、光は七色に分かれ、左右に見えます。
 でも、虹の様子は、光源によって違うので、天文の世界では、星のスペクトルから、星を構成している元素を特定しています。
 まあ、この分光器は簡易な教材なので、星のスペクトル撮影は、無理でしょう(>_<)

20170312 テレビの DSC00093.jpg
 これは、テレビの画面に向けてみた、簡易分光器によるスペクトルです。出来るだけ白い所に向けてみました。
 どうですか? 太陽のように各色が連続した虹じゃなく、「赤」「緑」「青紫」がそれぞれ独立した光となっています。
 そう、思い出して頂けましたでしょうか。光の三原色です。
 テレビの色や舞台芸術の色などは、光の三原色を混合して、いろいろな色を作り出しています。
 絵の具では、三原色を混ぜると黒になると聞きますが、光の三原色は白になります。
 だからといって、太陽の白色光は、光の三原色から出来ているわけではなく、1枚目、2枚目の写真のように、各色の合間を埋める、連続した光で構成されています。
 テレビや舞台とは違い、太陽は燃えているのです。
 
 因みに、燃えているガスコンロの炎に向けたらとても暗く、色が付いた線が見えたような気がしました。
 ちょっと手間が掛かりそうなので、少し間を置き、いつか、再チャレンジです(^_^)v
 あっ、蛍光灯や白熱球も見てみたいですね。
 簡易分光器は、いつでもどこでも、虹が楽しめる、癒しのグッズともいえそうです(*^_^*)

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