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気仙沼の今 南町三丁目界隈 20070904 [東日本大震災]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 季節は、やはり変わりつつあります。
 時々、北西の風が強く吹くことがあります。
 昨日までの好天は去り、今日は曇りがちでした。
 気温も低めで、長袖を着ることも。
 昼間、小雨がぱらつき、一時はカメラを身体で覆わなくてはならないほどの降りに(>_<)
 でも、アメダスには反映していませんでした。アメダスがある水道山には降らなかったのかな?
 それでも天気は回復傾向で、先程、雲越しに月が見えていました。

 この頃、気仙沼の市街地へ行くことが多いのです。
 そう、お遊び団体の諸用で。
 当然、車のガソリンは減り、大した収入も無いので、当たり前のことですが、お小遣いが減ります(>_<)
 ヨコミー、キツキツの中で遊んでいます(^_^;)
 営業している方々なら良いのですが、我が遊びは非営業。
 諸用が多いと、アルバイト先を探すのに、支障が出ます。
 アルバイトに、いっぱいお休みを呉れる職場も無いでしょうし(>_<)

 そんな諸用をこなしている9月4日、気仙沼市民会館東側の通り・河原田大通りを市役所方面へ進み、南町四丁目の煎餅坂を下っていました。 
 旧・南町消防署の前で赤信号。
 (写真はクリックすると大きくなります) 

20170904155140 右奥 w1280 P1120014.jpg
 折角なので、右手をパチリ。右側の角はマンモス交番が在りました。
 自転車に乗ったおっちゃんの左側は、南町の公設市場が在った所。
 その奥に見える白いコンクリートは、内湾の防潮堤らしいです。
 フェリーの下が隠れています。海面が見えません。
 この内湾、ヨコミーは以前、フェリーの向こう側から内湾の道路へ回っていたのですが、復旧工事が行われていて通れないので、チェックが疎かになっていました(>_<)

20170904155130 煎餅坂下ったら w1280 P1120011.jpg
 更に左続きです。
 盛土は分かるのですが、白い壁が延びています。
 中央奥の、やや薄暗い高層?住宅は、太田入口西側の魚町一丁目に建った災害公営住宅。
 その左上は、入沢の災害公営住宅。一番高い所の住宅は、旧・気仙沼女子高等学校の校庭かな?
 そういえば以前、この辺をブログで紹介していました。いつかその移り変わりを紹介したいです。

20170904155150 盛土フェリー w1280 P1120016.jpg
 以前の、市営駐車場の辺りに、フェリー乗り場が移ってきたのですね。
 それにしても防潮堤が高いです。
 ヨコミー、これは仕方ないかなぁ....と。陸側の工夫で乗り切りたいところです。

 これでも、高さは不足かも(>_<)
 津波は単なる波ではありません。
 いってみれば、「動く海水台地」。
 浸水した沿岸の各所で、津波を防ぐための防潮堤を作っています。
 もし同じような津波が来たら、とりあえず津波を防いでくれることでしょう。
 でも、防潮堤で跳ね返された海水は、「失礼しました....」と素直に沖へ帰ってくれるでしょうか?
 津波はザブーンと来る波ではありません。「動く海水台地」。
 津波の先頭が行く手を阻まれても、後から次々に海水の台地がやってきます。
 すると、行き場を失った海水は、防潮堤の外側で水位を上げるのではと、ヨコミーは考えます。
 あの、東日本大震災による大津波が来たときは、防潮堤は多くは小さなものでした。
 その結果、海水は陸地に浸水したので、海岸線は、あの浸水高で済んだと思うのです。
 同じ水量の津波が来たら、当時の浸水高を大きく上回るのでは.....と心配しています。

 まあ、海水も「水」。
 後から押し寄せる津波の圧力もあり、海水は水面の低い所を求めて、内湾に来る心配もあります。
 そうなると、以前の津波を防ぐ高さでは、防潮堤の高さは不足するんじゃないかなぁと思うのです。
 いつか、その筋の方から、正否をお聞きしましょう(^_^)v

 ところで、フェリーの右奥にちょっとだけ見えているのは、鹿折に近いホテル望洋。
 その昔は望洋館という、気仙沼一の旅館でしたが、残念ながら今年に入って、閉鎖となりました。
 ここには、復興(復旧)景気という光が届かなかったのですね。
 またひとつ、地元資本のホテルが消えました。

20170904155154 汽船 w1280 P1120018.jpg
 右手に連絡船の上部らしきものが見えています。教会風の建物の右下です。
 その教会風の建物は結婚式場。

 右上の小山は「陣山」。
 市はこのてっぺんに慰霊の公園を作るそうですが、ヨコミーは心配しているのです。
 ここは狭く、駐車場は多くは取れない計画です。
 道は狭いので、バスで行くときは魚町・太田経由じゃ無く、鹿折の栄町(三坂)経由になると。
 それでも狭いのです。
 これで納得している市議さんもいて、ヨコミーはがっかり(>_<)

 内湾・魚町の、旦那衆は近くで良いでしょうけれど、市を代表する慰霊の公園としては、駐車場が狭過ぎます。
 「シャトルバスを出せば...」なんて言う人も居ますが、だったらバスが出発する、多くの車を置く所に、慰霊の公園を作ったら良いと思うのです(^_^)v
 市は、またまた駐車場が狭い施設を作るのでしょうか、市民の利便も考えずに。
 駐車場が狭いのは、市役所、市民会館、市立病院....。
 市内の浸水地では、市に買い上げられたものの、未利用地が沢山有り、草刈りもままならないとか。
 場所は南気仙沼でも、松岩でも、階上でも良いじゃないですか。
 そんな土地を集約し、全部、または一部に土を盛り、駐車場不足を心配することが無い、広い駐車場を備えた慰霊の公園にして欲しいのです。
 
20170904155214 七十七かど w1280 P1120024.jpg
 この右端は、以前、七十七銀行気仙沼支店が在った所。中央辺りには、陸前高田?から進出してきた、寝具等の丸平が在りました。
 通りの奥に、酒造会社・男山本店の古い建物、大津波で1階が壊れ、2階部分が地面に着いて見えていたのですが、移転したのかな....。ヨコミー、行動力が不足しています(>_<)
 左に見える蔵作りは、これまた酒造会社・両国の建物。立派に再建されました。
 ヨコミー若いとき、この2社の工場へ、毎月顔を出していました。仕事(^_^;)
 それにしても右手の盛土です。なんと高いこと(>_<)
 両国の入口を考えると、2段重ねの土嚢(どのう)の下でも高い感じ。
 店舗建設時に、両国では調べたと思うのですが、なんか気になります。

 ちょっと見ないうちに、被災地は次々と変わって行きます。
 誰か写真の名手も記録していることでしょうけれど、芸術性よりは記録性を重視して、ヨコミーは撮影を続けたいと思います(^_^)v
 あっ、アルバイト探しもしながら....(*^_^*)
 うーん、お遊び団体のボランティア事務は、辞めてからアルバイトを探すか、見つけてから辞めるか、それが問題(>_<)
 困ったな...(^_^;)

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