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夏の星雲たち M16、M17、M27 20180514 [星]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 昨日5月17日も今日も、朝から雨でした。
 最近某お遊び協会関連の事務が多く、ブログの更新や写真整理に支障が出ていました(>_<)
 14日夜に彗星を撮影していたら頭上の星は結構綺麗で、夜明けまで撮影したかったのですが、残念ながら撮影は夜半で切り上げ、午前3時までワープロを叩いていました(>_<)
 15日夜は午前2時まで(T_T) こんなに働くなら、お給金を頂きたいな(^_^;)
 なので16日夜は体力切れで、コタツで倒れてしまいました(>_<)
 そして17日の未明、強い雨の音で目覚め。コタツの中...(^_^;)
 昨日の雨は午前中早く上がったのですが、今日は午後まで霧雨が残っています(>_<)

 それにしても今日は寒いです。
 一昨日はとても暑く、気仙沼でも30℃を超え、昨日は24℃が最高。でもやや蒸し暑く感じました。
 気温はその後低下し続け、アメダス今日の昼間は10℃。
 でも、面白いのです。今のところ、今日の最高気温は午前零時の15℃で、以後だらだらと低下し、朝から10℃で停滞。
 寒いのですが、助かりました。
 衣類がまだ本格的に夏物になっておらず、ちょっと出していたステテコ2枚は、昨日一昨日で穿いてしまいました(>_<) 
 お天道様はそんな状況を把握してか、今日は寒くしてくれました。なので朝から半ズボン下を穿き、ちょっと出掛けてきました(^_^)v

 無給仕事はちょっと一服で、昨日ようやく星の写真を整理出来ました。
 以下は5月14日夜の稼ぎです(^_^)v
  ※写真はクリックすると大きくなります。

20160512030014 夜明け夏銀河M1617 24mmF2.2 13sec ISO6400 w1024 DSC_4060.jpg
 位置説明のための写真です。2年前に撮影した天の川(真ん中縦位置)の中心方向です。下の真ん中に近い屋根の上にはさそりの毒針。それから緩く右上がりがさそり座の範囲です。
 M16はへび座の端で、M17から下がいて座です。今回まず紹介するのはこの2つ。
 因みに、星空が青いのは夜明けが近いため。上から右に掛けて見える白線は、13秒露出する内に動いた、明るい人工衛星です。暗いのはもっと多いです。

20180514242130 M16 w1024 New1.jpg
 へび座の散光星雲・M16わし星雲です。
 散光星雲とは、銀河の中で何らかの引力で集まったガスやチリが、近くに在る星の光を反射するなどして見えている星雲です。
 M16とは以前にも書きましたが、18・19世紀、フランスの天文学者シャルル・メシエが、彗星を探す際に紛らわしい星雲星団があって、1から始まる番号を付けて整理したことに由来します。これはメシエが16番目に登録した星雲です。

20180514242130 M16 UP w1280 New1.jpg
 ちょと拡大してみました。
 一般的に拡大というと、より大きな望遠レンズを思い出されるでしょうけれど、ヨコミーには現用品より大きな設備は、厳密には有りません。
 なので同じデータで単に拡大しただけ(^_^;)
 ご奇特な方、是非ヨコミーにご寄付願います(^_^)v
 ところで、わし星雲とはイメージしにくいかと思いますが、羽根を広げた姿を下から見ていて、真ん中上の暗黒星雲が頭頂部かと(*^_^*)
 ただ、真ん中辺りの暗黒星雲で、痩せこけた鳥みたいなものが右上に飛ぶ姿も見えます。まあこれは、鷲ではないですよね。でも、面白い姿をしています(^_^)v

20180514240558 M17 w1024 New1.jpg
 いて座の散光星雲・M17オメガ星雲です。
 名付けた方は、ギリシャ文字のΩかωに似ていると思ったのでしょうけれど、ヨコミーには難しそう(^_^;)

20180514240558 M17 w1280 up New1.jpg
 傾きを調整して、拡大してみました。
 この星雲は、別名ハクチョウ星雲ともいわれています。
 確かに、オメガと違って、湖に浮かぶハクチョウの姿に見えないこともありません(*^_^*)

20160813030156 per群と夏の大三角M27位置 w800 IMG_5616.jpg
 次に紹介するのは、こぎつね座にあるM27という惑星状星雲。
 七夕の星・織り姫星と彦星を結び、その間を4分割し、彦星から1/4離れた、ちょっと北側に在ります。
 因みにこの位置説明用写真は2年前の撮影で、ペルセウス座流星群に属する流星が写っています。

20180514234656 M27 w1024 New2.jpg
 惑星状星雲のM27亜鈴状星雲です。
 肉眼では無理で、小さな双眼鏡では存在が分かる程度。
 ある種の星は大きくなるとガスを吹き出し、そのガスが星からの紫外線を受けて光っている姿。見た目も丸く小さく、しかも緑色に見えるものが多いので惑星状星雲といわれています。
 あくまで形状が似ているだけで、地球や木星の仲間ではありません。
 亜鈴というのは鉄亜鈴。筋トレに使う、あれ。そう、アレイです(^_^;)

20180514234656 M27 w1280 up New2.jpg
 ちょっと拡大してみました。
 惑星状星雲のガスは、超新星爆発で出来た星雲と違い、よりゆっくりと、一様に出たと思われるのに、このように煎餅を両側からかじったような姿をしています。
 どのような仕組みなのでしょうか、とても不思議です(*^_^*)

 以上、5月14日の稼ぎの内、一般向けは以上の3星雲でした。
 お遊び協会の面倒無給仕事はまだ1か月以上のロングランですが、合間を見て撮影を続けたいと思います。
 更には今夏には火星の大接近も!! 腕は未熟ですが、生きている内に今年より大きな火星を見ることは出来ないと思いますので、精進して取り組みたいと思います。
 乞うご期待(^_^)v

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