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風の丘の季節風 20190119 [四季の便り 花,植物,農遊]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。

 ヨコミーが「風の丘」「風の丘」っていつも書いていますが、風の強さがどれほどのものか、文章での表現は難しいなぁ...といつも思うのです。宿題(>_<)
 風の丘に引っ越してきた頃、ヨコミー家で鯉のぼりが勢いよく泳いでいるのに、北側に在る近くのお宅で揚げている鯉のぼりを見れば、いくらか動く程度。そう、そのお宅の西側には小山が在り、木々が茂っていたのです。
 ところが、ヨコミー家の西には山が在りません。その差(>_<)
 それが東日本大震災の少し前から三陸沿岸道路(いつもは「三陸道」と標記)の工事が始まり、風の丘の奥に位置する5軒が移転させられ、木々は切られ、山は大きく削られました。
 そのおかげで、風の丘の風は更に強くなったのです(>_<)
 ヨコミー家ではミシミシからガタガタと震度2~3(>_<) タマさんちじゃ屋根が飛ばされそうだと嘆いています。千治さんは冬野菜の保護に防風ネットを立てました(>_<)
 丘の舳先のような所に住んでいるツローさんは「夕べはとても怖くて眠られなかった(>_<)」と昨19日夜、話していました。
 そう、18日午後辺りから風は段々と強くなり、その後、夜も眠られない程の大風になりました。
 因みに気仙沼市のアメダスを見ると、既に18日のデーターは有りませんが、19日午前1時の風は5m弱でした。
 この数値は多分平均値かと思いますが、地形も違うので風向・風速は違ってくるかと。まあとても強い風でした(>_<)

201901190826 幻覚前 w1280 P1380476.jpg
 大風の夜が明けた1月19日朝の玄関前です。
 左上が玄関の風除室。青い蓋は宅配の牛乳を入れる箱。両サイドをプランターや石で押さえています。
 その前に置いていた緑色の安いマットは、右の、物干し竿下に吹き飛んでいました。
 この風除室は数年前に作りました。ヨコミーが風の丘に引っ越して10年余、玄関のマットは一度も飛ばされたり、引っ繰り返ることはありませんでした。
 それが三陸道の工事が進んだ震災後、大風が吹くと初めて吹き飛んだり、引っ繰り返ってしまいました。
 もちろん玄関前の鉢物も倒れたり転び....。一番の被害は、ヨコミー奥様のおリュウさんです(>_<)
 交渉事百戦錬磨のおリュウさんなら、直ぐ担当役所へ言いに行くのですが、生憎震災で悪いものを食べたかちょっとした病気をし、体力気力が衰えていた時期でもあり....。おかげで「離婚する!」とのお言葉も聞こえなくなり....(^_^;)
 まあそこで、風を除けるために、ほんと、風除室を玄関前に作ったのでした。
 写真左下に多く見えますが、玄関前の土や細かい砂粒が強風で吹き飛び、地肌が見えています。
 以前、風の多くは玄関に向かって左やや後から吹いていたので、鉢物等の被害は無かったのです。
 しかし近年、裏手の地形が変わり、玄関前を吹き抜けて行ったり、右手裏から北風が回り込むようになりました。
 18日の夜中、変な音がするの出てみたら、右手裏に置いていた発泡スチロールの大箱が玄関前を通り、写真左側に飛ばされていたのです(>_<)

201901190826 切れた w1024 P1380477.jpg
 19日の朝、フジとツツジの植え込みに切れたケーブルが落ちていました(>_<)

201901190827 アンテナ H1024 P1380480.jpg
 マツクイムシにやられたアカマツの幹に小箱が有ります。これはアマチュア無線のアンテナと同軸ケーブルを整合する小箱。

201901190827 atu W1024 P1380479.jpg
 短波帯用に上げていましたが、3年前の大風で箱から左側のアンテナ線が切れ、修理しようとしましたが直後に右肩を痛め、引き続いて左肩も痛め、手つかずでいました(>_<)
 それが今回、制御信号と電源のケーブルが切れてしまいました(>_<)

201901190827 信号線 w800 P1380478.jpg
 切断面はこんな感じ。これで全く使えなくなりました(>_<)
 直ぐに登って修理したいところですが、少し暖かくなってからとします。高さは11m余り(>_<) 決死の覚悟(^_^;)
 それにしても、痛めてからもうすぐ3年になる右肩は、本市基幹病院で異常なしと診断されたのに、まだまだ痛みます。2年半を過ぎた左肩は、仙台の病院に行きましたが、「手術はしないよ」と言われ、自然治癒を待っているのですが、両肩とも未だですね(>_<)

 相撲の横綱・稀勢の里が引退しましたね。成績不振の原因は、間違いなく、優勝したときの怪我だとヨコミーも思うのです。
 ヨコミー、たいした稼ぎもしないのに、両肩はまだ治りません。まあ、老母を介護でたんがく(持ち上げる)のも逆効果なのでしょうけれど(^_^;)
 まして、年6場所を熟さなくてはならない力士は、まあ他に地方巡業もあるのでしょうけれど、じっくりと怪我を治す暇が無かったのでしょうね、稀勢の里は。
 多分、半端に直して、稽古、稽古....だったのでは...。長く安静に為べきでした(>_<) ヨコミー、スポーツ医学にも詳しくないけど、整形外科はお得意様です(^_^;)
 公傷となるのなら、半年でも1年でも治療に専念出来る仕組みを早く作らないと、折角の人材をまた潰しかねません(>_<)
 
 風の丘の強風は、今シーズンは出だしが遅れたものの、いつもは西風が9月末か10月頭から冬を経て、5月末か6月頭まで吹きます。期間は長いけど、季節風かな。
 あっ、これって雨風の嵐とか台風ではありませんから。煌煌と月が照って吹いた18日の夜みたく、晴れや曇りの時に吹く強風です。台風が過ぎ去った、吹き戻しみたいな風は、もちろん除きます。
 風の丘の「お困り風シーズン」は、まだ始まったばかり(>_<)
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