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寒ザクラ咲く興福寺 気仙沼市東中才 20190102 [観味良好]

 こんにちはヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 新年明けまして、おめでとうございますm(_ _)m  
 でも、中には、昨年に身内が亡くなったり、不幸な出来事が起きたりした方々もいらっしゃるかと(>_<)
 そういう方には、めでたくもありませんね(>_<)
 その悲しみや苦しみを忘れて....というのではなく、忘れがたい事柄に正対しつつも、ひとまず自身の心の健康のため、本来の自分自身を多少なりと取り戻し、育てて行く....そんな切っ掛けを、新しい年が明けたということで見いだして欲しいと思うのですm(_ _)m

 さて、風の丘にも季節風が強く吹く時節となりました。
 ヨコミー家の床暖は灯油が燃料ですが、震災後にとても寒いときには着火が不良となっていました。また床を循環する不凍液が、ボイラーから少しずつ漏れ出しました。こちらは昨年冬からのことです。
 今冬の暖房開始時、結構な量の不凍液を補充したことから、工務店に相談したところ、既に保守部品は無く、本体の交換になるとのこと。
 見積書を取ったところ45万円だと(>_<) とても納得出来る金額ではありません。
 実はこのボイラーは2台目で、お風呂のボイラーは3台目。壊れやすいものですね、メーカーさん(>_<)
 過去の交換費用は、記憶では20万円弱と25万円弱の2階層でした。多分高い方が床暖かと。
 とすれば、今回の交換では倍のお金が掛かると(>_<) なんでだす!!???????????
 見積書にあるボイラー価格は20万円もしないのですが、要は工賃がかなり高くなっていました。
 つまり人件費ですが、これも震災効果、オリンピック効果なのでしょうか? 総理大臣にお伺いしたいものです(^_^)v
 まあ聞いたって費用が安くなる訳じゃ無いと思うので、すっかりと壊れるまで使おうと、我が家の奥様・オリュウさんと意見が一致。床暖なのに、寒いときは石油ストーブを焚く(^_^;)
 で、陽が当たらない、しかも冷たく強い風の通り道でもある自宅の裏手で、とりあえずの水漏れを解消しようと修理したのですが、まだ別な場所からの漏水があるようで.....(>_<)(T_T)

 あっ、季節風説明のために道草が過ぎました。すみません(>_<)
 今回は、どうみん@るざりんさんのリクエストもあり、ヨコミー家も檀家の末尾に名を連らねている、気仙沼市東中才に在る興福寺を取り上げました。
 
201901021110 興福寺 W1024 P1370516.jpg
 東日本大震災で、鹿折(ししおり)地区に300tの船が打ち上げられた辺りから、陸前高田市矢作町へ通じる県道を3km余り北上すると、左手の鹿折川に中央橋という普通車が渡れる橋が見えてきます。
 そこから右に入る細い通りが在り、100mも入った所でパチリ。県道からの入口直ぐ手前右側には、「中央橋」というバス停も在ります。
 写真の左手前に見える濡れた駐車場は、ヨコミーが小さい頃、両親が借りて耕していた畑でした。
 今でいえば家庭菜園なのでしょうけれど、共働きでも低い賃金で暮らして行くには、欠かせない食料生産の場でした。
 右手のアカマツは、当時、幹の直径が30cm程度だったかと。根元に大きな蛇が居て、驚いて離れた記憶があります(>_<)
 おっと、興福寺といえば欠かせないのが左手の大杉です。

201901021111 興福寺 h1024 P1370517.jpg
 こんな感じ。近くで見ると、その大きさを感じます。

201901021112 老杉解説 w1024 P1370520.jpg
 樹齢は400年以上かと。
 いつか市教育委員会製作のパンフレットに載っていたような気がするのですが、市の有形文化財になっていなかったかなぁ....。不詳(>_<) すみませんm(_ _)m

201901021111 興福寺 w1024 P1370518.jpg
 大杉の近くから山門とその右手を見てみました。
 右手の山に建つのは書物庫かな? 奥じゃないけど奥の院かな(^_^;) 小さい頃、この辺りでは春に桜が咲き乱れ、とても綺麗だった記憶があります。この山を登り、伯父の家の裏手に抜けたこともあります。そんな頃から里山に親しんでいました(^_^;)

201901021112 興福寺山門前から w1024 P1370519.jpg
 さて、山門正面に回ってみましょう(^_^)v 県道から続く細い道の右手には小川が流れています。

201901021113 石碑 h1024 P1370521.jpg
 山門の左手にはこのような石碑が。権力とお酒は入ってダメよ....の意かと。ヨコミーこの手のものは、読むのが苦手です(^_^;)

201901021113 山門 h1024 P1370522.jpg
 山門から本堂を覗いてみました(^_^)v

201901021113 本堂 w1024 P1370523.jpg
 興福寺の本堂です。ここで父が、2組の伯父夫婦が、そして3人の従兄弟等がお世話になりました。

201901021116 本堂入り口 h1024 P1370533.jpg
 本堂入口のアップです。

201901021114 鐘楼 w1024 P1370524.jpg
 本堂の左手です。本堂の直ぐ隣となる右側の建物は、暫く中才保育所(小規模保育所)として使われていた建物。その後、寺の境内を離れ、先程見た駐車場の隣に保育所が新築されたことから役目を終え、その後は鹿折川向かいに在る西中才行政区の集会所として使われていましたが、いつの頃からか使用されていない感じ。
 それがあの東日本大震災直後、避難所として多くの方々が身を寄せていました。
 そして避難所も閉鎖され....、今では何の看板も有りません。
 左手は鐘楼。十年以上前、近くの子供が定時の鐘を鳴らしていたと聞きます。でも、子ども達が大きくなったためか、いつかは住職の奥様が鐘を突いていました。

201901021114 池 w1024 P1370525.jpg
 本堂の右隣には庫裡(奥)が、手前には池が在ります。

201901021115 池と小島 w1024 P1370529.jpg
 冬場、池の多くは陽が射さず、寒い為もあって水面が凍っています。向こう側が凍っていないのは、噴水から落ちてくる水が水面を揺らすためかと。
 日陰では、ヨコミー家付近より多い5cm程の雪が残っています。

201901021114 庫裡前 w1024 P1370526.jpg
 庫裡の方に回ってみました。左の老木は紅梅だったか??? 葉の無い右手の枝に、花が咲いています。

201901021114 寒ザクラ w1024 P1370527.jpg
 詳しい品種は知りませんが、寒ザクラの類かと。咲き終わって黄色くなった花も有り、12月には既に咲いていたかと。

201901021116 寒ザクラ 2 h1024 P1370530.jpg
 蕾はピンクで、咲き始めもピンクらしいです。そして段々と色が薄くなる....そんな感じを受けました。
 春とは違って花の数はとても少ないのですが、厳しい寒さに負けないで咲くこの花に、驚きと憧れを感じます。
 ヨコミー、人生は斯く有りたいものですが、残りの人生は少なく、寒ザクラにも樫の木にも成れない感じ(>_<)
 でも、せめてお近づきになりたく、いつの日かヨコミー家の庭端を占拠しているアカマツを切り倒して、是非お迎えしたいものです(^_^)v
 あっ、ヨコミーはやはり材木屋さん(>_<)=気(木)が多い(^_^;)
 お後が宜しいようでm(_ _)m

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