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三陸道津谷・大谷間開通間近 いよいよ明日編 20190215 [東日本大震災]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。

 仙台から三陸沿岸を経て青森県へ至る三陸道は、東日本大震災後は復旧復興工事に位置づけられて、それからは工事に拍車が掛かり、気仙沼市内でも既に一部が開通していましたが、いよいよ明日2月16日、大谷海岸ICから本吉の津谷IC間が開通することとなりました。
 ほんと、「いよいよ」です。風の丘は、ハイウェイを走り抜ける車の騒音が一段と高くなり、星が綺麗な丘でもあったこの地は、車のライトで照らし出され、綺麗な星は見えなくなることでしょう。なんだべねぇ(>_<)
 その開通前日2月15日の様子を取り上げてみました。

201902151648 新規開通方向 W1024 P1390394.jpg
 西南西方向を見ています。写っているのは大谷海岸ICで今回開通する西側部分。起点となる仙台は陸橋の、跨道橋というらしい、左端辺り。でも石巻を経由するためもあるのか、左の山の裏側へ緩く曲がっています。
 真ん中に見えるお宅の直ぐ右上に、民家が2軒在りましたが、インターの用地となり、移転。裏山の木々は切られ、山も削られました(>_<) そのため、風の丘の季節風はより一層強く....(>_<)
 右手にフェンスが見えていますが、更に右側はインターがもっと見渡せる所なので進んでみます。

201902151649 西方面分合部 w1024 P1390396.jpg
 おおっとそのまえに、仙台方向の分流部、合流部を拡大。左右に見える照明灯は今夜も点いています。
 1月に1週間余り試験点灯し、暫く消えていましたが、2月5日辺りから再度点灯。工事業者は、夜間に作業をするときは大きなぼんぼりを点けているので、作業用ではありません。
 またまた試験点灯なのでしょうか。
 変わったことといえば、右手に小さく見える黄色の柱からオレンジ(黄?)色のライトが点滅しているようで、真ん中に近い標識板の裏に反射して、灯りが見えていました。
 このライトは、一般的にインター直前で、本線と分かれてランプへ下りる所に設置されている、あの点滅灯です。
 この試験点灯なら、まあ100歩譲って理解も出来るのですが、開通していない部分の照明灯点灯は税金の無駄遣いといえます。
 この照明灯点灯は、今回開通する津谷IC(気仙沼方面へのハーフ)、小泉海岸IC(仙台方面へのハーフ)、歌津ICの今回開通する気仙沼側でも見ました。
 見てはいませんが、同時に開通する歌津北IC(仙台方面へのハーフ)でも点いていることでしょう。
 1箇所8灯の、5箇所分の電気料金。そんなに試験点灯しなければならない、自信の無い製品が納入されているのでしょうか?? 
 どこのメーカーでしょう(^_^;) 情報公開で調べられるかな(^_^)v それともお国の仕組みなのでしょうか??
 おっと、道草が過ぎました(^_^;)
 跨道橋が3本見えます。では次へ。

201902151650 気仙沼市街方向 w1024 P1390397.jpg
 気仙沼の市街地方向です。こちらの照明灯8基は、11か月前、再度の試験点灯がありましたかねぇ...。チェック不足(>_<) 画面は左隣へ。

201902151650 左続き w1024 P1390398.jpg
 撮影している場所から向かい側まで細い道があり、その右側に3軒の民家が在りました。これも移転。風の丘では計5軒がここを離れました(>_<) 民家の風除けになっていた木々は切られ、細い道や山、民家の敷地も削られ...(>_<)
 細い道の先には最奥の民家が在り、生活道を切り取られ、代替道を作って頂きましたが、風の丘の班ではなくなりました(>_<) 
 「コミュニティ 壊して進む 三陸道」。ほーんと、御粗末m(_ _)m どっちも(^_^;)

201902151650 更に左 w1024 P1390399.jpg
 更に左です。手前にインターへ下るランプが見えますが、気になっていることが...。でも、あとで。さあ、なんでしょうか??(^_^;)

201902151650 更に左 w1024 P1390400.jpg
 更に左です。インターの中心部です。凡そ西南西方向です。左手に見える緑の表示から左へ進んだ所で、国道45号に繋がります。

201902151650 IC中央部 w1280 P1390402.jpg
 インター中央部の拡大です。本線車道の舗装は、なんか色が違っています。暫くアスファルト舗装のクサーイ臭いが漂っていました。舗装は施工時期がちょっとだけ違うだけですが。
 でも、よーく見ると粉を塗したみたい(^_^;) ひょっとしたら、過日の夜に行われた、夜間の標識設置工事で大粉塵が舞ったのですが、そういうやつの名残なのかも!?? そういえば昼間はガードレール設置の工事でも、多くの粉塵が出ていましたよ。
 左に在る緑色の看板裏手から本線に登るランプも、粉を塗したみたい(>_<)
 本線の向こう側は、それらの工事が終わって、最後に仕上げのアスファルト舗装をしたのかな。
 近づいて確認したいけど....、監視カメラ(中央やや左の柱の上)で見つかりそう(^_^;) 

201902151651 うるさい W1024 P1390404.jpg
 先程気になるとした部分の拡大です。気仙沼市街地方面から大谷海岸ICへ下りるランプです。
 右下から左上の「止まれ」まで、くすんだ小豆色の、やや幅広い線が路面に数多く描かれています。
 この上を、スピードを緩めないで走ると、「ドドドド....」と車は振動を伴って車内に大きな連続音が。スピードを緩めても五月蠅い(>_<)
 そう、「減速しなさい」という親切な仕組みなのでしようけれど、直ぐ近くの家にまで振動と騒音が響きます。特に大型車は大変(>_<)
 まあ大谷海岸IC以西(広く見れば以南)が開通することで、ここから降りる車は少なくなりますがねぇ。
 今回、同時に開通する小泉海岸ICを下り、小泉海岸へ国道を下ると緩くカーブとなりますが、ここの国道にはずーっと以前から、この五月蠅い仕組みが在りました。
 直ぐ近くに民家が複数在り、夜はとても五月蠅かったことでしょう。
 高速道開通でこの国道を通る車は減り、深夜の騒音が解消されそうですが、今度は高速道からの騒音が取って代わることでしょう(>_<)
 マスコミでは「いよいよ希望の道が開通します」等と伝えていますが、本当に近い沿線に住む人々の声は取り上げられていません。
 工事発注の国、受注の工事業者、行政に乗せられて旗を振っていたおばちゃん達は、私たちの迷惑は分からないのでしょうね(>_<)
 
201902151652 民家 w1024 P1390410.jpg
 インター北側は、ヨコミーが属する日門区の第3班、10戸近くの家々が在ります。
 昼間は良しとしても、深夜の騒音はご遠慮したいモノ(>_<)

201902151653 民家 w1024 P1390412.jpg
 左奥に見えていた跨道橋付近の拡大です。左側の丘に1軒、右側2枚の標識板に接するようにもう1軒。
 写っているのは2軒だけですが、左にはこのシリーズの前回にお知らせした複数の家が、右奥に在るお宅の向かいにも家々が在ります。
 以前、国交省主催の会議が有り、防音壁を作る等の騒音対策についてお聞きしたら、開通後に測定して対策しますとのこと。
 まあそれまで我慢せい!!!!!!!!!!ということらしい。でも、それでは周辺住民の迷惑は続くことに成り、住民無視もいいところ(>_<)

 お役所では良ーく、「類似都市」という言葉を使いますが、日本国内に延々とある高速道や数多くあるインターを見れば、騒音量は凡その程度は分かるのが常識かと(*^_^*)
 また、パソコンでシミュレーションしても良いでしょう。あとは各家の造りを勘案すれば、やる気があるのなら開通前に、簡単に騒音対策は出来るかと。
 まあ、風の丘への、国道からの出入口工事と同様、昨春の部分開通から半年以上も過ぎて完成する流れを見れば、やる気があるのか無いのかは自ずと知れたこと(>_<)
 何かの公共工事が進められようとしている地域の皆さん、または既に始まってしまった所の皆さん、十分に注視し、今の環境を守ってください。
 行政や促進団体はアテになりませんよ(^_^)v

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