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内湾 新たなまちに 気仙沼の今 20230421  [観味良好]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 風の丘にはまだ強い西風が時々吹いています(>_<) 長方形をした家の横方向からの風が多いのですが、風が単に通り過ぎるだけではなく巻いているようで、茶の間の前に置いた外用の椅子には、砂粒が舞上げられています(>_<) 
 
 さて、なかなか時間が取れなくて、我が儘な更新や諸氏ブログへの訪問も滞りがち(>_<) すみませんm(_ _)m
 今般、震災直後に支援で気仙沼へ来られた"政府開発援助"さんが来市するので、まあ当ブログで以前紹介しており、また何度か訪れているので多少の土地勘は有るかとは思いますが、参考までに老婆心ならぬ「老爺心」で最近の内湾を紹介します。説明は時間も無く、手抜きです(>_<)
 写真はクリックすると大きくなります。

202304211228 五十鈴神社P w1280 P4210338.jpg
 気仙沼湾の内湾、凡そ東に在る五十鈴神社西側となる丘下の駐車場。赤い車がヨコミー奥様・おリュウさんの日産リーフ。車の向こうはトイレで震災後に整備されました。

気仙沼 内湾付近.jpg
 グーグルマップからお借りした内湾周辺の地図です。

202304211228 魚町方向 w1280 P4210337.jpg
 では1枚目の左隣です。以後左々と写真は進みます。
 魚町の岩壁です。ここには小さめの船が係留されています。一番高く見える山は安波山(238m。「あんばやま」「あんばさん」)。旧・気仙沼町と旧・鹿折町に住む市民にとってはシンボルです。右上に見える緑色の屋根は結婚式場。

202304211229 式場 w1280 P4210344.jpg
 結婚式場の拡大です。その下は気仙沼第二保育所。「第二」というと公営のような感じですが、確か民営の認可保育所。数十年前から保育しています。「第二」の由来は宿題(^_^;)

202304211229 魚町入沢住宅 w1280 P4210346.jpg
 魚町の一部を拡大。右上の丘には私立気仙沼女子高等学校の大きな体育館が建っていましたが、近年生徒数の減少で廃校となり、その後、建物が壊され、写真左下まで魚町入沢災害公営住宅(4棟と立体駐車場)が建てられました。

202304211228 南町~魚町 w1280 P4210336.jpg
 更に隣です。凡そ右側が魚町、左側海沿いが南町海岸、奥が南町です。

 ※最下段参照







202304211229 信金方向 w1280 P4210347.jpg202304211229 内湾観光施設ムカエル w1280 P4210348.jpg
 今度は真ん中から左を拡大。右奥の建物は震災後に出来た調理専門学校。左の南町海岸に建つ、屋根が波形の建物は、こちらも震災後に出来た内湾観光施設「迎(ムカエル)」。震災前は汽船発着場が入っていた観光施設・エースポートが有った場所です。主に飲食店が入っています。

202304211228 港町~南町 w1280 P4210336.jpg
 更に左。凡そ右が南町海岸と南町、左は海際が(町字の)港町、丘が柏崎。その昔、港町のこの辺りには「マルちゃん」のラーメン工場が有り、見学者にはラーメンのお土産が有ったと聞いていました(^_^)v

202304211229 気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ方向 w1280 P4210349.jpg
 写真右側の拡大です。ここは迎の左隣です。右奥は官民の共同事業で建てられた南町二丁目に災害公営住宅。なので1階にはお店が入っています。
 左は被災した市営駐車場の跡地に建った、3階建ての気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ(PIER 7)。「ピアーセブン」と読むそうですが、7番岸壁の意味だとか。残念ながら一般人には何番岸壁というのは全く馴染が無いです。1階に汽船発着所の事務室、2階右端にはラヂオ気仙沼のスタジオが有ります。

202304211229 南町一丁目災害公営住宅 w1280 P4210350.jpg
 上で拡大した所の左隣の拡大です。右1/3は交流プラザの左側。真ん中は共同化事業で建てられた南町一丁目災害公営住宅の南棟。北棟は交流プラザに隠れているようです。この南町一丁目災害公営住宅を調べていたら、ネットに載っている某役所の資料では「1棟」と有るのに、別な役所の資料では「北棟」「南棟」と有りました。なら2棟ですよね。
 役所とは不思議な所です。安倍政権時代、憲法9条に関する政府解釈を、変更に慎重な内閣法制局長官を代え、単に閣議決定の方法で変更したり、どこの官民でもイベント開催時は昨年のモノを参考にしているはずなのに、安倍総理主催の桜を見る会では名簿をさっさとその年度に処分する....等々実に怪しげな所でも有ります。国民が、住民が一人ひとり意識して行政を見守りたいです。「1棟」「2棟」は氷山の一角の更に一角なのでしょう。要注視(^_^)v

202304211228 港町と柏崎 w1280 P4210335.jpg
 広い範囲で更に左。改修中の気仙沼プラザホテルが建つ丘は柏崎。海際が港町です。ホテル下の建物は魚関係の物販店。共に地元資本でしたが何年も前、市外の資本に買収されました。直ぐ右は下の駐車場とホテルを繋ぐエレベーター。丘の右端付近にNTTビルのアンテナが見えます。
 因みに左端の道は、少し先から五十鈴神社に至る石段の下を経て浮御堂、海上遊歩道へと至ります。

 ちょっと用事を終え、折角なので内湾の施設へ向かいました。

202304211250 迎前から魚町 w1280 P4210436.jpg
 内湾観光施設「迎」の岸壁側です。真ん中やや右の小高い丘に建つのは魚町入沢災害公営住宅の1号棟。ここに気女高の銀色に輝く体育館が有り、内湾のシンボルでも有りました。生徒数の減少で残念なことに(>_<) いつも書いていますが、30年以上前に少子化が叫ばれており、現況は公害ならぬ「政治害」です。真摯に取り組まなかった結果(>_<)
 真ん中やや左、灰色の高い建物は先程書いた男山本店。大津波で1階部分が潰れたものの、幸いなことに倒れずにいました。なので各方面の協力を得て復旧されました。うーん、やはり2階のデッキから撮りましょう。

202304211250  w1280 魚町から五十鈴神社P4210437.jpg
 左に魚町入沢災害公営住宅、右端、湾向かいのこんもりした所が五十鈴神社。その下、小さく見える箱形をした車の隣に居ました。車の主はまだ昼休み中です(^_^;) 手前には二つの浮き桟橋が見えます。

202304211250 五十鈴神社からプラザ w1280 P4210438.jpg
 今度は右隣です。右上がプラザホテル。ところで手前のネットは岸壁のモノではなく、防潮堤の扉を動かす機械の上に置かれた物のようです。

202304211250 港町からピアー7 w1280 P4210439.jpg
 右側が交流プラザ。真ん中下に防潮堤扉のレール?が見えます。

202304211251 ピアー7 w1280 P4210444.jpg
 更に右。交流プラザです。手前がラヂオ気仙沼のスタジオ。平日7時~10時、12時~14時、17時~19時に生放送が有ります。コミュニティFMなので小出力で、しかも市外へ届きにくいような所へ市がアンテナを設置したものですから隣の市町でも聴きにくいです(>_<) 
 ただ世の中は便利なモノで、リスラジというものがあり、スマホやタブレットにアプリを入れれば、ネット環境下なら全国何処でも聴くことが出来ます。ラヂオ気仙沼やリスラジのホームページからお進み願います。
 またパソコンならアプリを入れること無く、リスラジホームページの閲覧という形で聴くことが出来ますので、職場で昼休みにでも聴いてください。
 カテゴリーで「全国のラジオ」を選び、その右に有るチャンネルで東北を選び、更にラヂオ気仙沼を選びます。ローディング中とややあって、読み込み後に右向き三角マーク(再生)を押せば聞こえます。
 お試しをm(_ _)m

202304211251 南町一丁目災害公営住宅 w1280 P4210448.jpg
 更に右。スタジオは左端です。正面奥が南町一丁目災害公営住宅の北棟。その左、交流プラザ庇の先端下に見えるのが同南棟。
 南棟の左奥には煎餅坂が有り、途中から左手に登ると気仙沼ホテル観洋裏手に抜けます。奥の丘の上には気仙沼小学校、気仙沼中学校、気仙沼市図書館が建っています。

202305211251 南町三丁目方面 w1280 P4210447.jpg
 更に右です。左奥屋根が波形?のテラスを持つ建物は南町二丁目の災害公営住宅です。これも共同化事業で下がお店、テラスの上は市営住宅です。
 その手前、結(ゆい)の文字が見えるのは商業施設で、いろんなお店が入っています。セブンイレブンの右後ろは東北地方最大の金融機関七十七銀行の気仙沼支店ですが、再建された建物の裏側はちょっと寂しいです。

202304211251 迎 w1280 P4210446.jpg
 更に右、真ん中は内湾観光施設「迎」です。ちょっと小さく見えますが、短辺方向から見ています(^_^;) 階段途中に見えるのは、おリュウさん号の赤リーフ。駐車場は少ないですが、交流プラザ向かいに3時間まで無料の市営駐車場が有ります。ご利用をm(_ _)m
 セブンイレブンの駐車場マークと重なっている蔵のような赤瓦の建物は、気仙沼の二大酒造メーカーの一つ、株式会社角星。市内では両国の銘柄で知られていますが、店舗は登録有形文化財です。

 南町、特に二丁目、特に特に三丁目などは被災して再開発された結果、震災以前の面影は有りません。幼き頃実家へ顔を出す母と共に立ち寄った魚屋さんが消え、素敵なお姉さんが居た喫茶店も、小さな食堂も、おでん屋さん、バスの案内所等々も消え、更には某2つの銀行もこの地を去りました。南町海岸に有った気仙沼大島への汽船発着所も、今では大島大橋が出来たことで航路は廃止され、単に遊覧船乗り場と成り、交流人口はかなり減ったかと。
 そんな中で浸水地は官民の力で再開発され、別な街に生まれ変わったようです。ただ心配なのは交流人口の減です。建物を建てて終わりじゃなく、スタートしたばかり(>_<) この地には大したつながりの無いヨコミーでも、何かのお役に立たなければ成りません。多少でも(>_<)

 相変わらず世界では争い事が続いています(>_<) ニュースは各段に少なくなりましたが、ロシアによるウクライナ侵略はまだまだ続いています。ロシアの弾薬不足も報じられていますが、ウクライナの反転攻勢も、まだ計画段階。この機を捉えきれないようです(>_<)
 世界の平和を祈り、本日はお終いm(_ _)m

☆困り事
 ブログの途中で2枚の写真が続いていますが、実は下記の文が入っています。下書きではキチッと入っているのですが、何度やっても2枚の写真の間隔が狭くなり、文章が出て来ません。調整は続けますが、取り敢えず下記に入れましたのでご理解願いますm(_ _)m

『 上の写真右から1/3辺りを拡大。真ん中奥の大きな建物は気仙沼信用金庫本店。被災したので津波対応と思われる強固な作りに成りました。左端に近い、青い軽自動車の上奥に見える灰色の建物は「木筋」モルタル造3階建ての、造り酒屋男山本店。 』
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