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かみのけ座の渦状星雲 ペンタのレンズで試写 20230214 [星]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 長引く風邪(陰性)で頭は回らないのですが、欠かせない所用が有り、今日3月9日も午前は3カ所に出掛け、午後の自宅で迎えた1件も含めて4件を消化しました(>_<)

 午後は先日記したEVPSの件です。京都からお偉いさんと技術者の方が来られ、お詫びと説明を頂きました。機器に不具合は無いとも確認。私が不調に思っていた件の多くは、製品の設定が気象変化にやや合わないことでした。「忘れる」「自覚が無い」(^_^;) 
 ウリ文句にも成っているグリーンモードというのがくせ者でした。まあ、車でお出掛けしたり、一晩寝れば治る(^_^;)ものなので、改善要望はしたものの最終的には細かいものを除いて了解しました。
 取扱説明書にキチッと書いてあれば、まあ、そんなものなのかなぁ...ちょっと不便(>_<)と諦めていたことでしょう。
 ちなみにヨコミーはマニュアル(説明書)至上主義です(^_^;) どこかのコンビニ、入り口で足を滑らせて転びながら入ってきた客に、店員が「いらっしゃいませ!」と言ったとか言わないとか....(^_^;)
 よーく、書いてあることしか出来ない人を「マニュアル人間」とか言って馬鹿にしていますが、ヨコミーに言わせれば、マニュアルの作りが悪いし、第一、社員研修に力を入れていない会社かと(^_^)v
 あっ、人じゃなかったですね。取扱説明書(^_^;) 事細かに書き、しかも引き易く、なのでそれで諸事解決させ、当社窓口に電話など入れてくれるな! でも改善要望は承ります....という程の取扱説明書をヨコミーなら作りたいです。教科書、バイブル(^_^)v 自習の友(^_^;)

 さて昔から写真をやっている方ならマミヤのブランドはご存じかと思いますが、残念ながら今は無い会社です。星を撮るには基本的には大判が良くて、ブローニーフイルムを使うプレスカメラも短い期間でしたが使いました。勿論中古(^_^;) 
 その後仕事で主にスタジオなどで使うマミヤRB67を使いましたが、そのときに出会ったのがマミヤセコールのアポレンズ。凄い解像力で憧れでしたが、当時も高価。カメラから買わねばならず、今でも憧れのまま(>_<) で、当時使っていたのは今は野田市に住む従兄弟から頂いた、そう頂いた(^_^;)ブローニーのエントリー機(?)M645。
 ところが近年星仲間のかずさんが上記アポレンズ250mmF4.5を使っていて、また欲しくなりました(^_^;) このレンズ、デジタル時代でも使える解像力で、しかも現代ではレンズマウントの変換アダプターを使えばニコンでもキヤノンのボディでも使うことが出来るという良い時代(^_^)v でも安くてカビの無い中古品が、なかなか見つかりません。
 そこで仕入れたのがペンタックスの300mmF4という望遠レンズ。一応ED(異常分散、Extra-low dispersionの略)レンズを使っている良い望遠です。これもマウントアダプターを使えば煮込ん(^_^;)でもキヤノンでも使えます。
 今回はあくまでも試写なので、上を北に合わせずに撮ってしまったり、ピント合わせ器具を付けたまま(^_^;)でしたから星が十字型に光を引いていますのでご容赦をm(_ _)m 
 そして1枚撮りです。天体写真では1つの対象に対して複数のコマ、多いときは1000コマ以上重ねることも有ります。ただヨコミーは、このレンズでは1コマ、多くても5コマ程度のスタックとなりそうです。
 (写真はクリックすると大きくなります)

20230214234656 NCG4565付近 w1280 DSCF0700 ojx87.jpg
 かみのけ座の系外星雲NGC4565です。NGCとはニューゼネラルカタログという星雲星団のリスト。4565番に掲載してあるという意味です。
 皆さんご存じのウルトラマンはM78星雲から来た設定ですが、M78星雲は私たちが住む銀河系という大きな渦巻き星雲の「中」です。ところがこのNGC4565は銀河系の外に有る....というので系外星雲といわれています。系外星雲は小宇宙ともいいます。
 形状区分は大きな渦巻き星雲。これをほぼ真横から見ているので、その形から紡錘状星雲ともいわれます。「紡錘」といっても馴染は無いかも知れませんが、機織機で使う糸を巻いた姿。よく見ると黒く細い筋が見えます。暗黒星雲です。
 いつも使っている星座ソフトのステラナビゲーターでデータを見れば、9.6等、長径16.2分とあります。これは満月の半分以上の大きさですが、カタログ作成時には多分多くの露出を与え、淡い所まで計っているかと。この写真からもドット数を数えたり、安易には過日撮影した月を重ねてもいいのですが、まあまあ(^_^;) そのうちコンスタントに撮影出来れば、長辺が3度...とかのスケールを示します。
 この星雲は初めて望遠鏡を買ってアンドロメダ星雲の次に見た系外星雲として、ずーっと記憶に有りました。なので試写に良いなぁ....と思って2月14日に撮っていたのですが、手付かず(^_^;)
 先日かずさんが撮られていたようなので、今回私も載せた次第。ヨコミーは300mmF4にノーマルのデジカメ、あちらはデータから推測するに1280mmF6.4に赤外線カットフィルター除去のデジカメ。すっかり負けていますが、違いを見てください(^_^;)
 http://kazu9465seiu.livedoor.blog/archives/19148223.html
 ちなみにNGC4565の右下、長径ほど離れて所にもモヤッと見えますが、これはNGC4562で14.0等、長径は2.5分です。ものにもよるのでしょうけれど、15等程度まで写せそうです。
 
20230214234656 かみのけ座中心部 w1280 DSCF0700 ojx87.jpg
 元となったのはこのコマ。かみのけ座という明るい星が無い、寂しいですが中心部を300mmで切り取りました。逆Yの字に並んだ星々。上記NGC4565は左端近く。ここを切り抜いて上の写真としました。
 フラット処理等の画像処理は苦手なので、右側のバックが明るい....等はご容赦をm(_ _)m ヨコミーは「作品」に仕上げることはまあ無いです(^_^;)
 よーく見れば左上にも星雲が。切り抜いて以下に(^_^;)

20230214234656 NCG4559付近 w1280 DSCF0700 ojx87.jpg
 NGC4559です。これも系外星雲で、分類は渦状星雲です。データを見れば9.9等、長径10.5分と有ります。10.5分とは満月の凡そ1/3です。

 今回のレンズは、マミヤのアポレンズと一緒に使ったことはないので簡単に評価できるものでは有りませんが、まあまあ満足出来るレンズでした。ただ重く大きい(^_^;) 仕方有りません(>_<)
 そしてちょっとブレたコマも有り、レンズの問題では有りませんが、もっとがっしりと保持する方法を工夫するようです。今回はスリックの大きな自由雲台でした。向ける方向によってはバランスも大きく崩れそう(>_<) 最低限2カ所で固定する方法を考えるようです。難題(>_<)

 宇宙の始まりビッグバンから宇宙が晴れ渡ってきたのは何年後だっただろう....。風邪の為、熱は無いのですがヨコミーは頭が回りません(>_<) ヨコミーの頭も少しずつ晴れ渡ってきたのですが、今週始め、ヨコミー奥様のおリュウさんが深夜に変調を来し、急遽看病したので風邪が戻りました(^_^;) 今は元気ですが、基本はマーゴのUちゃんからうつった元気な風邪。熱が無いのだけが救い(^_^;) なので夜の部はまだまだ復帰出来そうに有りません(>_<)
 このブログはまあ身体慣らし(^_^;) 明日から溜まっていたExcel仕事に取り掛かりたいです(>_<)

 世界の平和と全ての人の健康を願い、本日はお終いm(_ _)m
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