国宝合掌土偶 是川縄文館後編 20231126 [観味良好]
こんにちは、ヨコミーです。
ここは気仙沼市本吉町風の丘。
まだ風邪引き中で、今日1月13日も午後は布団の中。まあ、午前中は見舞い品のお届けと、夕方は自治会の買い物。早く足を洗いたい(>_<) ん、染めた手を洗うの??(^_^;)
今冬は比較的暖かく過ぎてきましたが、気仙沼にもここ2日3日例年並みの寒さが来ています。東日本大震災の月命日に当たる11日は、アメダスによる最低気温が-5.0でした。まあ、最高気温が氷点下...というのはまだ有りませんし、暖冬で寒さがゆっくりと来たので身体も慣れ、厳しさは感じません。
昨年11月25/26日、受講している放送大学の面接授業で、八戸市に有る是川縄文館に行き、前回ご紹介していましたが、今回はその後編です。
面接授業とは受講以前は全く知らない言葉です。奇異!?(^_^;) 放送大学は簡単に言えば通信教育で、主に衛星テレビやラジオ、ネット、DVD等の視聴で主に学ぶのですが、サブ的に各県に有る学習センター等で、皆と肩を並べて学ぶ単発の授業を面接授業と言っているようです。各地で魅力的な授業が開かれていて、これまで学割を使って、遠くは横浜南区や前泊は車中泊の群馬県天文台等々へ(^_^;) もっとも東北で開催される授業に関西から来られる方も居ました。凄いっ(^_^)v
ヨコミーは、考古学・埋蔵文化財等には殆ど興味は無く、土の中と言えば鉱石(^_^;) 歴史は最近、石ノ森章太郎著「マンガ日本の歴史」を見る程度(^_^;) なのに今回、何を思ったか200km以上離れた是川縄文館会場の授業を申し込んだのです(^_^;)
さて、続きです。結構撮影していますが、ストロボを使用しないならOKでしたので。
写真はクリックすると大きくなります。
重要文化財から国宝になった合掌土偶(がっしょうどぐう)です。縄文時代後期と推定されています。
掌を合わせています。何をしているのでしょう。合掌なら祈るのが多いと思うのですが、その対象は? 大王? 宗教? また、見れば体育座りの様にも見えます。祈るのであれば、背筋を伸ばして立つか正座では? 不思議。
後ろ姿です。
説明図です。
こんな土偶も(^_^;) 髪は力士みたい(^_^;) 右手(向かって左側)が左の顎に付いています。うーん(>_<)
土器の数々。凝ったデザインのも有りますね。この頃から腕の良い人が職人として居たのでしょうか。それとも皆必須?
素敵な文様です(^_^)v 驚きます(>_<)
ベンガラを入れた容器。ベンガラとは、土中の鉄が酸化した酸化第二鉄の顔料で、光学系のヨコミーはレンズ・鏡を磨くときに用いることは知っていましたが、まさか色付けに使うとは学びが足りませんでした(^_^;) これが出土したのです。なので、前回紹介したように飾り太刀や籃体漆器(らんたいしっき)等に色付けしていたのですね。
館内にポスターが有りました。木胎漆器(もくたいしっき)で、出土時の様子です。木の部分は殆ど腐り、ベンガラを塗った漆が皮のように辛うじて残っていたようです。大昔にこのように素敵な器が有ったなんて本当に驚きです。
授業は17時で初日が終わり。受講者は、ここが少し田舎なのでバスやマイカーで帰ります。
2日目の授業が進み、お昼に近かったのですが午前中最後の授業は外歩き。小高い丘から是川遺跡を眺め渡すもの。その途中に有ったお宅の庭では、まだ紅葉が綺麗でした。
是川縄文館から南西の方向に有る山の麓へ15分ほど歩いて着きました。凡そ東側をパチリ。遺跡の記念碑が有ります。
南東方向です。右奥は階上(はしかみ)岳739m。この辺りでは高い山です。
階上岳の拡大です。山頂には各種中継電波塔が建ち並んでいます。アマチュア無線の中継器も(^_^;)
記念碑の傍に有る説明板です。
忘れていました。見晴台です。
途中に有った小さなお宮。後ろ姿が気に入りました(^_^;)
午後は実技で縄文入りの器を作ったり座学。最後にレポート提出ですが、手間取り、ギリギリに(>_<) まあ、しんがりじゃなかったのが幸い(^_^;) 楽しかった2日間を振り返りながら、パチリ。
正月早々に起きた能登の大地震では行方不明者がまだ多いですね。早く見つかって欲しいです(>_<)
2日に起きた航空機事故は、海上保安庁機が能登大地震関連支援品を積んで向かおうとしていたようです。海保機の機長と管制塔との意思疎通が不十分だったことが原因なのでしょうけれど、いくら海保機の基地が有るからといって、わざわざ正月休み客でとても混雑する羽田から飛び立つことも無かったのでは....と。勿論成田も除いて、別な飛行場は考えられなかったのでしょうか。「急がば回れ」とは昔から言われていること。教訓が活かされませんでした(>_<)
ウクライナを始めとする戦争、そして圧政、「圧」と言えばパワハラ等のハラスメント、学校や会社に留まらないイジメ....等々が無くなり、世界中が安心安全な社会の中、仕事や子育て、介護、遊び等々に打ち込める日が早く来ることを祈り、本日もお終いm(_ _)m
ここは気仙沼市本吉町風の丘。
まだ風邪引き中で、今日1月13日も午後は布団の中。まあ、午前中は見舞い品のお届けと、夕方は自治会の買い物。早く足を洗いたい(>_<) ん、染めた手を洗うの??(^_^;)
今冬は比較的暖かく過ぎてきましたが、気仙沼にもここ2日3日例年並みの寒さが来ています。東日本大震災の月命日に当たる11日は、アメダスによる最低気温が-5.0でした。まあ、最高気温が氷点下...というのはまだ有りませんし、暖冬で寒さがゆっくりと来たので身体も慣れ、厳しさは感じません。
昨年11月25/26日、受講している放送大学の面接授業で、八戸市に有る是川縄文館に行き、前回ご紹介していましたが、今回はその後編です。
面接授業とは受講以前は全く知らない言葉です。奇異!?(^_^;) 放送大学は簡単に言えば通信教育で、主に衛星テレビやラジオ、ネット、DVD等の視聴で主に学ぶのですが、サブ的に各県に有る学習センター等で、皆と肩を並べて学ぶ単発の授業を面接授業と言っているようです。各地で魅力的な授業が開かれていて、これまで学割を使って、遠くは横浜南区や前泊は車中泊の群馬県天文台等々へ(^_^;) もっとも東北で開催される授業に関西から来られる方も居ました。凄いっ(^_^)v
ヨコミーは、考古学・埋蔵文化財等には殆ど興味は無く、土の中と言えば鉱石(^_^;) 歴史は最近、石ノ森章太郎著「マンガ日本の歴史」を見る程度(^_^;) なのに今回、何を思ったか200km以上離れた是川縄文館会場の授業を申し込んだのです(^_^;)
さて、続きです。結構撮影していますが、ストロボを使用しないならOKでしたので。
写真はクリックすると大きくなります。
重要文化財から国宝になった合掌土偶(がっしょうどぐう)です。縄文時代後期と推定されています。
掌を合わせています。何をしているのでしょう。合掌なら祈るのが多いと思うのですが、その対象は? 大王? 宗教? また、見れば体育座りの様にも見えます。祈るのであれば、背筋を伸ばして立つか正座では? 不思議。
後ろ姿です。
説明図です。
こんな土偶も(^_^;) 髪は力士みたい(^_^;) 右手(向かって左側)が左の顎に付いています。うーん(>_<)
土器の数々。凝ったデザインのも有りますね。この頃から腕の良い人が職人として居たのでしょうか。それとも皆必須?
素敵な文様です(^_^)v 驚きます(>_<)
ベンガラを入れた容器。ベンガラとは、土中の鉄が酸化した酸化第二鉄の顔料で、光学系のヨコミーはレンズ・鏡を磨くときに用いることは知っていましたが、まさか色付けに使うとは学びが足りませんでした(^_^;) これが出土したのです。なので、前回紹介したように飾り太刀や籃体漆器(らんたいしっき)等に色付けしていたのですね。
館内にポスターが有りました。木胎漆器(もくたいしっき)で、出土時の様子です。木の部分は殆ど腐り、ベンガラを塗った漆が皮のように辛うじて残っていたようです。大昔にこのように素敵な器が有ったなんて本当に驚きです。
授業は17時で初日が終わり。受講者は、ここが少し田舎なのでバスやマイカーで帰ります。
2日目の授業が進み、お昼に近かったのですが午前中最後の授業は外歩き。小高い丘から是川遺跡を眺め渡すもの。その途中に有ったお宅の庭では、まだ紅葉が綺麗でした。
是川縄文館から南西の方向に有る山の麓へ15分ほど歩いて着きました。凡そ東側をパチリ。遺跡の記念碑が有ります。
南東方向です。右奥は階上(はしかみ)岳739m。この辺りでは高い山です。
階上岳の拡大です。山頂には各種中継電波塔が建ち並んでいます。アマチュア無線の中継器も(^_^;)
記念碑の傍に有る説明板です。
忘れていました。見晴台です。
途中に有った小さなお宮。後ろ姿が気に入りました(^_^;)
午後は実技で縄文入りの器を作ったり座学。最後にレポート提出ですが、手間取り、ギリギリに(>_<) まあ、しんがりじゃなかったのが幸い(^_^;) 楽しかった2日間を振り返りながら、パチリ。
正月早々に起きた能登の大地震では行方不明者がまだ多いですね。早く見つかって欲しいです(>_<)
2日に起きた航空機事故は、海上保安庁機が能登大地震関連支援品を積んで向かおうとしていたようです。海保機の機長と管制塔との意思疎通が不十分だったことが原因なのでしょうけれど、いくら海保機の基地が有るからといって、わざわざ正月休み客でとても混雑する羽田から飛び立つことも無かったのでは....と。勿論成田も除いて、別な飛行場は考えられなかったのでしょうか。「急がば回れ」とは昔から言われていること。教訓が活かされませんでした(>_<)
ウクライナを始めとする戦争、そして圧政、「圧」と言えばパワハラ等のハラスメント、学校や会社に留まらないイジメ....等々が無くなり、世界中が安心安全な社会の中、仕事や子育て、介護、遊び等々に打ち込める日が早く来ることを祈り、本日もお終いm(_ _)m
おもしろそうな授業ですね。レポートの提出が辛そうですが。
土偶の表情にひかれます。
by ハマコウ (2024-01-14 07:17)
yokomiさん おはようございます。
沢山の薄い土器が素晴らしいです。現代でも十分に芸術品として通じるものが作られていたのに驚きました。
by SORI (2024-01-14 11:22)
こんにちは、ハマコウさん。ありがとうございますm(_ _)m
新年度の前期には青森県三内丸山遺跡でも似たような授業が有るので、ヨコミー奥様のおリュウさんに勧めています(^_^;)
土偶の表情、そして器の文様等々、古代の技術に惹かれた2日間でした。タイムマシンが有ったなら、コソッと見に行きたいです(^_^;)
by yokomi (2024-01-15 22:06)
こんにちは、SORIさん。ありがとうございますm(_ _)m
太古の技術には驚きます。本当に現代でも通じる仕上がりかと。こんな仕上がりを見ると、全ての人が同じような技術を持っていたというより、多分もう専門職が居たのでしょうね。つまり「職業」が有ったのではないでしょうか、面白いです(^_^)v
by yokomi (2024-01-15 22:15)
岡本太郎さんは縄文土器を見て影響を受けています。
芸術は爆発だぁー、と。
あの文様は面白いです。
そして、土偶、太郎さんの原点を感じます。
そして、縄文時代にはきっと宇宙人と交流があっただろうな。
遠くまで勉強遠征、えらいです。
by tommy88 (2024-01-16 10:44)
この時代、ろくろもなかったはずなのに土器のかたちが整っていることに驚きます。
by いっぷく (2024-01-17 00:28)
遠路お疲れ様でした。私も生憎考古学や遺跡については関心がないのですが先祖の方々の暮らしを想像するとロマンを感じますね。ヨコミーさんの風邪も長引いているご様子ですがお互い体を労わって今年も楽しみましょう。
by かず (2024-01-19 15:22)
こんにちは。放送大学での勉強、素晴らしいですね~♪。
是川遺跡、縄文時代の土偶などの出土品、すごいですね~。八戸にあるんですね。青森県は遺跡が多いですね。それにしても学生として今でも色々学んでおられることは、すごい事だと思い、頭が下がります(^^♪。
by drumusuko (2024-01-20 11:30)
こんにちは、tommy88さん。ありがとうございますm(_ _)m
縄文館の展示を見て、やはり当時、宇宙人が訪れていたのでは....という思いを募らせました。特に遮光土偶は何故遮光しなければならなかったのか...が疑問(>_<) 仮に北方民族が南下したとしても、基本的に北極圏は太陽が低く、直接目に太陽光が入り易く、また雪原等で反射される太陽光まで目に入るので、そんな所で慣れた目を持つ人が南下してきたら、遮光の器具は不要かと。
その時代を、タイムマシンでこっそりと覗いてみたいです(^_^)v
by yokomi (2024-01-20 22:33)
こんにちは、いっぷくさん。ありがとうございますm(_ _)m
おおっと、陶芸には「ろくろ」という物が有りましたね。確かに、どうやって円筒形の物を作ったのでしょうね。多分名人がいたのでしょう。実は私たちも実技で縄文風土器を作ってきたのですが、勿論ろくろは無かったです。今春、宅配便で届きます(^_^;)
それぞれの分野に長けている人が専門に扱うことで、「職業」が出来たのでしょうね、この時代以前から。
by yokomi (2024-01-20 22:49)
こんにちは、かずさん。ありがとうございますm(_ _)m
遠路...とおっしゃいますが、ヒメホタルを見に行かれた方と距離的には大した変わりは無いです(^_^;) まあ、縄文のロマンに惹かれて...ですね(^_^)v
風邪は、髪と同様、長い友達です(>_<) コロナの期間中は軽度の風邪で割と丈夫でしたが、昨年2月、孫から移ったのと先月のは不注意でした(>_<) もっと用心し、遊びに支障が出ないよう十分注意したいですm(_ _)m
by yokomi (2024-01-20 23:11)
こんにちは、drumusukoさん。ありがとうございますm(_ _)m
八戸はそれほど深思い入れも無く行ったら、縄文のロマンにどっぷりと浸かって仕舞いました(^_^;)
ヨコミーは「知りたい」人間なのでしょうね。なので「材木屋」=木(気)が多い(^_^;)
放送大学はそんな遊びの窓口や理由となってくれるのでありがたいです。何事にも興味が沸かなくなったら、ヨコミーの人生は終わりです(^_^)v
by yokomi (2024-01-20 23:19)