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今春開通 気仙沼の大島大橋 20190922 [観味良好]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 最近気ままにブログをやっているので、なかなか地元を取り上げていません(>_<)
 素敵な所いっぱいなのですが、ついつい、安易に遊びネタで....(^_^;)
 お彼岸に長男・長女が帰宅し、9月22日、鹿折のお寺へ墓参。その帰路、珍しく長男が、今春開通した大島大橋を見に行きたいと言うので、ちょっとだけ寄りました。
注 : ヨコミーブログの写真は、基本的に全て大きくなります。クリックしてみてください(^_^)v

201908141411 大島大橋 漁り火Pから w1024 P1540928.jpg
 先ずは概況を(^_^;) 8月14日に大島大橋を東側からパチリ。北は右です。撮影場所は後述。
 奥と右から突き出ている半島が本土側で、橋の左と一番手前の半島が大島です。
 気仙沼湾の湾奥は右側で、大島は湾口にどんと構えていることになります。なので台風の時でも波は比較的穏やかで、古くから天然の良港として漁船から愛されていました。
 中央の海は大島瀬戸といいますが、ここから手前に向かって次は左へ行くと太平洋に出ます。橋を潜らず、左へ進むと、大島の西側(向こう側)を通り、これまた太平洋へ出ることが出来ます。
 今回はこの橋を右側から左へ進み、橋が切れた辺りに転回所と駐車場が在るので、そこに車を停めました。
 ヨコミー、この構図が好きです。もう少し広く撮りたいのですが、電柱や電線が邪魔(>_<) 観光地なので、配慮して欲しいです。
 特に好きなのは手前の岬。萌えます(^_^;) 勝手にオルレ、したいっ(^_^)v 岬の手前などに浮いているのは養殖の筏(いかだ)です。
 では、本番のスタートです(*^_^*)

201909221101 島側転回所 w1024 P1560386.jpg
 車は鹿折りの市街地から東に進み、鹿折川を新しくなった浪板橋で越え、鹿折の東海岸を南下します。橋から5分くらいで大島大橋へ。そのまま渡り切り、大島側に在る橋の付け根に転回所と駐車場があるので、そこに停車。
 写真真ん中奥に仮設トイレが有ります。なにやら、当初は単なる転回場所なのでトイレは予定していなかったそうですが、余りにも立ち寄る人が多く、苦情も有ってトイレを新築中とか。
 橋を、本当に観光にも役立てて欲しいと思うのなら、最初からトイレを作り、テントの物販でも置けば、爺婆の小遣い稼ぎ程度には成るかと思うのですが(>_<) 作った県はお金が無かったのかなぁ(^_^;)

201909221052 島側転回場所 w1024 P1560354.jpg
 大島側の転回所から橋を振り返ってパチリ。左が工事中のトイレです。
 では、横断歩道を渡って、いざ橋へ(^_^)v
 って、なぜ横断歩道を渡るのかって?? その答えは次の写真で(^_^)v 

201909221052 大島側から W1024 P1560355.jpg
 渡って橋(北)に向けてパチリ。どうですか? お分かりになりましたか??
 歩道は東側にしか無いのです(>_<) 西側には白線で仕切った路側帯さえ(T_T)
 架橋の計画はまず地元選出の県議、そして市や地元民等へも事前に説明があったと思うのですが、まず架橋ありきで納得したのでしょうか、とても残念です(>_<) ヨコミー、このような橋は生まれて橋めて(^_^;)見ました。
  
201909221059 橋 島側から w1024 P1560382.jpg
 今更西側に歩道を増設するなんて、結構な費用が掛かることでしょう。東側の景観はとても素晴らしいですが、西の本土側だって見劣りしない素晴らしさです。
 ずーっと以前からの計画なので、その気があれば両側に歩道を付ける時間は有ったはず。自動車専用道じゃ無く、県道なんだから、両側に欲しかったな...(>_<)
 以下に掲載した写真で、西側を撮影したもは、邪魔な手摺りをいくらかでも離そうと、全て、写真中央やや右に設置された縁石に乗って僅かでも高さを稼ぎ、腿の前をパイプに当てて身体が車道に倒れるのを防ぎながらの撮影です。なんだべねぇ...(>_<)

201909221053 大島瀬戸 w1024 P1560356.jpg
 東側を向いてパチリ。大島瀬戸です。右が大島、左は本土側、鹿折の南端となる鶴ケ浦の集落です。
 因みに、この橋の愛称は「鶴亀大橋」です(^_^)v 橋の大島側は亀山集落なので、「鶴」「亀」なのです(^_^)v 目出度いお席の帰路、この橋を訪れてみてください(^_^;)
 おっと、一番奥は唐桑半島の早馬山です。では、そちらをちょっと拡大(^_^)v

201909221053 早馬山方向 w1280 P1560357.jpg
 右から伸びるのは大島の岬。奥の高い山が早馬山で、ヨコミーは今年8月、右側の平らな所で、一番最初のコマを撮りました。

201909221053 漁り火パーク w1280 P1560358.jpg
 上辺(^_^;)の左が、漁り火パークとして旧・唐桑町が売り出した施設。残念ながら事故があり、今は広い駐車場とレストラン、トイレのみ。
 真ん中から右の肩が下がった辺りまで、太平洋が望める墓地(^_^;) どうですか、海が好きな方はここをお買い求めになっては(^_^)v 確か当地のシルバー人材センターでは、お墓の掃除も承っていますよ(^_^)v ヨコミー、お墓は気にしません。こんな所に住みたいなっ(*^_^*)

201909221055 右手前 W1024 P1560367.jpg
 向こうもですが、右手前も気になります。岩場と小さな入り江が二つ。これにも萌え~(^_^;)
 それにしても海は穏やかです。
 
201909221055 極小の向こう w1024 P1560368.jpg
 まずは向こう側から。それこそ「とりつく島も無い...」絶壁。釣り船で近づいて見たい(^_^;)

201909221059 極小漁港 w1024 P1560384.jpg
 多分数人だけしか利用しない小さな小さな漁港。風のためなのか、小舟は皆、北か北西を向いています。
 でも、どうしてこの位置なのでしょうか。もっと陸に近い所に泊めても良いはず。ひょっとして山から流れ出る湧き水によって、少しずつ流されている!?? 
 それはそうと、船にロープを付け、陸で縛っているはず。パラッとした配置なのは、風でお互いがぶつからないよう、何か仕掛けをしているのでしょうね。その答えは、各船の前に浮いている浮き球にありそう。なんか面白そう(^_^)v

201909221100 小浜かもしか w1280 P1560385.jpg
 更に手前の小浜をパチリ。浜に降りる小径はあるのでしょうか。まあ、獣道はあるようですね。浜をカモシカが歩いていますし(^_^)v
 砂浜か小石の浜なのかは分かりませんが、浜は4つの層になっています。一番海側は常に小波が押し寄せてくる所。次の段はその日の満潮で寄せる所。3段目は大潮の時。カモシカが歩いている所は、年に一度位の大嵐で波が寄せる所。多分北西の風が強い冬場の嵐で...、そんな感じかも。
 港湾に詳しいトドケンさんにいつかお会いしたら、いの一番に聞いてみましょう(^_^)v
 おっと、先を急ぎましょう(>_<)

201909221053 市街地 w1920 P1560359.jpg
 橋の北西側、市街地方向です。欄干に邪魔されていますが、右端は鹿折の梶ケ浦集落。右奥は内湾方向です。
 中央とその右に高い鉄塔が建っているのは、気仙沼湾を横断する工事が進められている三陸道の橋脚。
 右にそびえる橋脚の左上は鍋越山(347m)。中央左上の奥で、山頂が雲で隠れているのは室根山(895m。一関市室根町)。その下に紺色で左右に長いのは三陸道の高架橋。更に手前は室根町から流れ来る大川の河口。河口の左側は松岩地区前浜の高台。
 ちょっと拡大してみましょう。

201909221057 内湾方向 w1280 P1560376.jpg
 内湾方向です。左右にそびえるのは三陸道架橋の橋脚。気仙沼湾を横断します。右奥の山は鍋越山。その真下に見える白い建物は、以前閉鎖をお伝えした旧・ホテル望洋。その左上、緑色の建物は内湾に面した結婚式場。
 真ん中上の峰が、気仙沼地区などのシンボルとなっている安波山(あんばさん。あんばやま。238m) その真下に漁船が係留されていますが、市内港町の出漁岸壁(プラザホテルの下まで)かと。その左上の丘に建つのは気仙沼プラザホテル。
 赤白クレーンの左奥は気仙沼魚市場。左に見える橋脚の左奥はホテル観洋。それらの手前には、魚の超低温冷蔵庫や震災後に集約された造船所の建物が見えます。

201909221058 朝日町拡大 w1280 P1560380.jpg
 左続きです。大きく水平に伸びるのは、工事が進む三陸道の高架橋です。その上、真ん中ちょっとだけ右の白い壁は、市民会館。その高さで左に伸びるのは、ちょっと見ると橋桁のようですが、気仙沼中学校の校舎が写真の左端1/4まで伸びています。
 右から出ている赤白クレーンの先、その下にそびえ立つのは市内河原田に建つNTTビルのアンテナ鉄塔。その中程から左に、上が市民会館と同じ高さで伸びている薄い紺色の建物は、市の図書館。近年新しくなりました。南側の桜並木も見えます。
 図書館の左上にちょこんと載っているように見える四角い建物は、気仙沼小学校屋上に在る塔屋。クレーンの直ぐ下に、樹木で分断されていますが、東校舎も見えます。
 真ん中から右、高架の下に見える集合住宅は、幸町の災害公営住宅群です。
 左下は石油タンク。あの大津波で重油が入った大きなタンクがぷかぷかと浮いて流され、大火事の原因とも成ったので、コンクリートでがっしりと固めたそうです。
 右下の建物に埋もれていますが、新しい造船所に船が見えます。青い所が船尾で、左奥に舳先を向けています。船を陸に斜面を使って引っ張り上げる方式ではなく、シップリフトとかいう方法で持ち上げるタイプだとか。
 この方法だと、よーくテレビでやっている海へ滑り出す進水式にはならないと、写友は残念がっていました。

201909221058 気仙沼大川河口 w1280 P1560379.jpg
 更に左です。真ん中に大川の河口が見えます。その上を三陸道が渡る工事が進められています。
 河口の右上(奥)に建つのは内ノ脇の災害公営住宅で、大川の川っ淵です。左に見える橋脚の左右は南郷の災害公営住宅。その直ぐ右奥に見えるのは四反田に建つ災害公営住宅です。
 大川は内ノ脇と南郷の間、そして四反田の右側を流れています。

201909221056 松岩方面 w1920 P1560369.jpg
 大川河口の左(南)側を広く見てみます。沿岸の真ん中から右に広がるのは、松岩地区前浜や母体田の高台。その真ん中辺りの奥、山の麓に白い煙突が見えるのはゴミ焼却場のクリーンヒルセンター。その高さのままで左に見えるのは、旧・気仙沼西高校や牧沢高台に出来た戸建ての災害公営住宅。後で拡大します。
 左に面瀬(おもせ)川の河口が見えます。右手は片浜。左手が尾﨑。あの大津波で、どちらも壊滅的な被害を受けました。これも後で拡大です。

201909221056 松中方面 w1280 P1560371.jpg
 拡大です。右端はクリーンヒルセンター。その左下に松岩中学校の屋体が在り、直ぐ左に校舎が続いています。
 真ん中に薄い赤色の小さな箱が二つ見えるのは、リアスアーク美術館の屋上に在るやつ。給水タンク??
 左端に見えるのは牧沢の団地で、その上にひときわ輝くのは旧・気仙沼西高校屋上に在る望遠鏡が入っているドームです。

201909221056 牧沢 w1280 P1560372.jpg
 更に左隣です。右に旧・気仙沼西高校のドームが在り、真ん中オレンジ色の屋根は同校グラウンド近くのお宅かと。
 その左側やや下の建物群に、県立気仙沼支援学校や三峰病院の一部が見えます。
 その左上に並ぶのは、戸建てと長屋タイプが作られた牧沢災害公営住宅190棟244戸が、三段に分けられている内の中段。写真では余り高く感じませんが、牧沢の団地でさえ小高い所だなぁと思うヨコミー、西高付近から災害公営住宅を見ると、更に高く...(>_<) みなとまつりの花火見物は楽勝でしょうけれど、通勤通学、そして嵐の時や冬場は、とても大変そうだなぁと思うのです。もっと麓で土地を譲る方は居なかったのでしょうか。
 ここ以外にも山手に大規模(当地としては)な災害公営住宅は在り、「コンパクトシティ」から外れる位置かと。新しくなった市立病院も市街地からやや遠いし(>_<) 
 本市は財政的に豊かじゃ無いはず。東日本大震災による大津波が突然のこととはいえ、残念です。
 これから大きな災害が想定されている地域の方々には、「もしも」の時に備えて、避難所をどこに設定するか、仮設住宅はどこに、そして平屋か二階建てか、災害公営住宅はどこにどの規模で作るか等々を、早めに計画としてまとめるなり、共通認識しとて確立しておきたいものです。

201909221057 面瀬川以北 w1280 P1560373.jpg
 面瀬川河口の右(北)側です。河口の直ぐ上に見えるアーチは、JRがバス専用道として整備を進めている鉄橋。そう、気仙沼線の鉄路復活は見捨てられ...(>_<)
 鉄橋の奥から右に伸びているのは三陸道。 
 海に近い右側の小さな森は八幡神社。その下、手前側にはかつて片浜等の家々が200戸程在りましたが、津波で流されました。
 山です。左の三角山は愛宕山621m。右手にピークが続く内、右端がヤマツツジで知られる德仙丈山(とくせんじょうさん)710m。ヤマツツジが美しい頃、大島からも見て欲しいですね。ヨコミーが今年も登った德仙丈山本吉側登山口からの尾根コースは、ギザギザの真ん中辺りで尾根に出ますが、大島が見える北側は樹木が多く、残念ながら見通しが利きません(>_<)

201909221057 面瀬川以南 w1280 P1560375.jpg
 面瀬川河口の左(南)側です。河口付近に架かるJRの鉄橋、その左上は面瀬小学校です。面瀬川の流域、特に南側は古くから住宅建設が盛んで、旧・気仙沼町や鹿折等から多く移り住んでいます。
 小学校の奥の丘に建つ家々は箒沢(ほうきさわ)団地。左の住宅群は下赤田の家々。その住宅群の右上に四角い建物が見えますが、これは面瀬中学校の屋上に建つ塔屋かと。
 海に近い下の方には水産加工場などが建ち並びます。JRの線路と海の間には100戸程の家が在りました。今は...。
 手前の海には養殖筏が浮いています。
 そろそろいい時間となりましたので、大島側の転回所に戻り、出発です。

201909271108 本土側転回所 w1024 P1560389.jpg
 橋を渡って本土側の転回所にちょっとだけ入りました。向こうが大島で、赤い車の上にちょっとだけ白い橋が見えます。

201909221108 本土側トイレ w1024 P1560390.jpg
 こちらのトイレは稼働中です。残念ながら男は個室が1つだけで洋式の大小兼用。しかもウォシュレットではありませんでした。今時作るトイレなのに、残念(>_<)

201909221109 登りバス時間 w1024 P1560391.jpg
 ここにはバス停も在ります。私たちの帰路なので「上り線」の時刻表です。田舎の、通勤通学、通院用のバスなのでしょうけれど、便数がもう少し欲しい気もします。
 そして、今夜は飲んだからバスで帰ろうか...なんて芸当は出来ませんね(^_^;) 以前は臨時船が23時まで有り、千円前後で渡れましたのに...(>_<) タクシーや代行はもっともっと高いだろうし、気仙沼市の酒類消費量は減るかも(^_^;)
 そんなこんなを考えながら、大島大橋見物を終わりました。
 ヨコミーはこれから、旧・月立小学校で行われるイベント・八瀬そば学校へ回って昼食です。打ち立ての蕎麦と揚げたての天ぷらを頂きます(^_^)v

 それにしても、このブログの更新で数回のエラーが有りました(>_<) どうしたのでしょう。一応、一太郎にはコピーを置いたのですが。今回も更新できるでしょうか(^_^;)
 おしまいm(_ _)m
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middrinn

浜を歩いてるカモシカさん、この後、山の方へ行くのかな(〃'∇'〃)
何しに浜へ降りて来て、何のために浜辺を歩いていたのかな(^_^;)
by middrinn (2019-10-06 13:14) 

yokomi

 こんにちは、middrinnさん。毎度ありがとうございます<(_ _)>
 ほんと、カモシカは何をしにここへ来たのでしょうか。魚を捕るなんて聞いたとこはありません(^_^;) 柴を嫌って歩きやすい浜に降りたか、熊の上陸を警戒して歩いているのか...(^_^;)

by yokomi (2019-10-06 16:26) 

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