気仙沼市 旧・大谷海水浴場の今 20160617 [東日本大震災]
こんにちは、ヨコミーです。
ここは気仙沼市本吉町風の丘。
市内本吉町にある大谷海水浴場は、東日本大震災の大津波で、砂はほとんど失い、1km続く背後の松林もほとんど流され、防潮堤も多くは壊れたり流されてしまいました。
このため、残念ながら、海水浴場は2011年から休業中です。
砂は少し戻って来たとも聞きますが、ヨコミーは定期的に観察している訳でもないので分かりませんが、とりあえず浜に下りてみました。
大谷海岸といえば、西端の小高い丘に建つ、小さなホテル・海洋館(かいようかん)。
市内でも老舗です。震災前は2階建てで被災。今は5階建てに。同じ規模の津波が来ても大丈夫な高さに(#^^#) 万が一のときは、徒歩1分で国道向かいの小高い丘に避難できます。
ホテルの下には、今は復旧が忘れられたJR気仙沼線の鉄路が見えます。画面左奥には閉鎖されたトンネルが。左奥は日門漁港。
鉄路の更に下、砂浜に近い土地もホテルの所有で、庭はハーブの香りが素敵です。
上の写真の左隣。
真ん中は、ホテルから借り上げた、市のハマナス公園。震災前は地域の老人クラブ?が草取りをしていましたが、今は....。
左は、大谷海岸西端に注ぐ滝根川の河口。水平線の、右端から左へ伸びる黒く見える線は、南三陸町歌津の東部。大きな山は見えず、同じような台地が海へ伸びています。ヨコミーには興味深いです。
滝根川の河口近くです。
海側を背中に。震災以降、時が止まったままのJR気仙沼線の鉄橋です。ホテルは左上の擁壁の更に左上。上のちょっと左に、国道45号の交差点が見えます。右上のフェンスは、国道の歩道。
鉄橋右(東)側の基礎を見たら、昭和29年、JRがまだ国鉄だった時の工事でした。
それから50年余り。全線開通からしばらくして、ようやく気仙沼から仙台まで、たった2時間で行けた鉄路は、大津波で夢さえも流されてしまいました。
1つ北の駅に近い中学校では、震災直後、「天を恨まず....」と卒業式で素晴らしい答辞が有りましたが、5年過ぎても、再開の道筋どころか、鉄路廃止が固まってしまいそうで、鉄路の存続を望むヨコミーたちの思いは、どこに向けたらいいのでしょうか。
政府は、黒字企業のJRには復旧費用の支援は出来ないと断っているくせに、同社の常磐線に対しては、総理が完全復旧をするとテレビで報じていました。政治家には、あちらの顔とこちらの顔があるのでしょうね。顔が2つなら、きっと口も舌も2枚(#^^#)
それとも、政治力の差なの? 地元出身の、大臣経験者の現職がいるのに(>_<)
河口方向です。
前2枚の写真もですが、鉄橋の下手に、多分逆流を防ぐ扉が有り、その上が橋のようになっていて、そこから撮影しています。鉄橋からではないので、念のため(^-^;
この河口、歌津の岬を目指しているのに、なんか水流は右へ!??? 以前は、もっと真っすぐだったような。左(東)側からの海流が強く、砂が寄せられたためでしょうか。
で、その先に行き、堤防に沿って右へ。
堤防右岸を右折してやや歩き、振り返ってみました。
1つ前の写真は、写真左端やや上の黒いフェンスの所で撮影。そこから、普通であれば、川は左から右へ真っすぐ流れるのでしょうけれど、やはり手前に流れています。
カメラをちょっと右へ振ってみました。
左奥から右へ伸びる岬が絵になります。舘鼻崎です。先日紹介したネギ畑は、写真真ん中の上の辺りです。
更にカメラを右側へ。砂が厚い(「熱い」じゃないですよ)です。
更に右へ振ったら、ようやく海へ注ぐ所が....(^-^;
こうやってみると、川は砂浜で3回も、90度近く曲がっています。海流だけじゃなく、浜風の影響もあるのかなぁ....。
河口をちょっと行き過ぎ、西側から見てみました。
そして砂浜の川を渡ります。
河口の西側です。崖の手前まで、砂は多くあるように見えます。
振り返って、東側を見てみました。
左端の白い建物は、震災後に再建された、道の駅の直売所。ここで、ヨコミーお薦めの「ホヤおにぎり」を売っています!(^^)!
その右、屋根に2つ突き出ている建物は道の駅のトイレ。
その更に右、2人の上に当たる所、そして波が砕けている上の辺りに、道の駅大谷海岸の本館とJR気仙沼線の大谷駅(しばらく前に大谷海岸駅に変わっていたかなぁ....(^-^;)を兼ねる建物が有りましたが、大津波の被害が大きく、取り壊されてしまいました。
この辺の防潮堤や国道、JRの位置がまだ定まらないためか、この建物がどこにいつ再建されるという話は、まだ聞きません。
少し、東側へ歩いてみます。
直売所(中央)付近のアップです。右の2つの突起が付いた屋根はトイレ。
左に建つのは、海水浴客へ異常事態を知らせる電光掲示板とスピーカー。スピーカーの左上は、国道側から見ると、大津波はここまで水位が上がりましたという表示板。あれっ、このスピーカーは? 津波に耐えたの??
中央を左右に続く黒いのは、仮の防潮堤代わりに設置された大きな土嚢。見れば、その下には壊れた防潮堤があって、あの巨大津波の破壊力を現しています。すぐ下まで海が迫って来ています。砂が流された? 一帯の海岸が沈んだ??
河口の施設が正面から見えるよう、砂浜に立ってみました。
鉄橋等の写真を撮ったのは、中央奥のフェンスが有るコンクリートの上。その下に、ちょっとだけ見えている薄い緑の板が、多分滝根川の逆流防止用鉄扉。
本当に砂が戻ってきたかどうかは、単に時を隔てて見ただけでは分かりません。少なくても潮の満ち引きも考えないと。
撮影したのは6月17日11時45分前後でした。
ヨコミーのお蔵入り? 塩漬け写真に、この辺のがもっとあったような.....。見つけたら素人なりに比べて、遊んでみます!(^^)!
またまた宿題、宿題(^-^;
ここは気仙沼市本吉町風の丘。
市内本吉町にある大谷海水浴場は、東日本大震災の大津波で、砂はほとんど失い、1km続く背後の松林もほとんど流され、防潮堤も多くは壊れたり流されてしまいました。
このため、残念ながら、海水浴場は2011年から休業中です。
砂は少し戻って来たとも聞きますが、ヨコミーは定期的に観察している訳でもないので分かりませんが、とりあえず浜に下りてみました。
大谷海岸といえば、西端の小高い丘に建つ、小さなホテル・海洋館(かいようかん)。
市内でも老舗です。震災前は2階建てで被災。今は5階建てに。同じ規模の津波が来ても大丈夫な高さに(#^^#) 万が一のときは、徒歩1分で国道向かいの小高い丘に避難できます。
ホテルの下には、今は復旧が忘れられたJR気仙沼線の鉄路が見えます。画面左奥には閉鎖されたトンネルが。左奥は日門漁港。
鉄路の更に下、砂浜に近い土地もホテルの所有で、庭はハーブの香りが素敵です。
上の写真の左隣。
真ん中は、ホテルから借り上げた、市のハマナス公園。震災前は地域の老人クラブ?が草取りをしていましたが、今は....。
左は、大谷海岸西端に注ぐ滝根川の河口。水平線の、右端から左へ伸びる黒く見える線は、南三陸町歌津の東部。大きな山は見えず、同じような台地が海へ伸びています。ヨコミーには興味深いです。
滝根川の河口近くです。
海側を背中に。震災以降、時が止まったままのJR気仙沼線の鉄橋です。ホテルは左上の擁壁の更に左上。上のちょっと左に、国道45号の交差点が見えます。右上のフェンスは、国道の歩道。
鉄橋右(東)側の基礎を見たら、昭和29年、JRがまだ国鉄だった時の工事でした。
それから50年余り。全線開通からしばらくして、ようやく気仙沼から仙台まで、たった2時間で行けた鉄路は、大津波で夢さえも流されてしまいました。
1つ北の駅に近い中学校では、震災直後、「天を恨まず....」と卒業式で素晴らしい答辞が有りましたが、5年過ぎても、再開の道筋どころか、鉄路廃止が固まってしまいそうで、鉄路の存続を望むヨコミーたちの思いは、どこに向けたらいいのでしょうか。
政府は、黒字企業のJRには復旧費用の支援は出来ないと断っているくせに、同社の常磐線に対しては、総理が完全復旧をするとテレビで報じていました。政治家には、あちらの顔とこちらの顔があるのでしょうね。顔が2つなら、きっと口も舌も2枚(#^^#)
それとも、政治力の差なの? 地元出身の、大臣経験者の現職がいるのに(>_<)
河口方向です。
前2枚の写真もですが、鉄橋の下手に、多分逆流を防ぐ扉が有り、その上が橋のようになっていて、そこから撮影しています。鉄橋からではないので、念のため(^-^;
この河口、歌津の岬を目指しているのに、なんか水流は右へ!??? 以前は、もっと真っすぐだったような。左(東)側からの海流が強く、砂が寄せられたためでしょうか。
で、その先に行き、堤防に沿って右へ。
堤防右岸を右折してやや歩き、振り返ってみました。
1つ前の写真は、写真左端やや上の黒いフェンスの所で撮影。そこから、普通であれば、川は左から右へ真っすぐ流れるのでしょうけれど、やはり手前に流れています。
カメラをちょっと右へ振ってみました。
左奥から右へ伸びる岬が絵になります。舘鼻崎です。先日紹介したネギ畑は、写真真ん中の上の辺りです。
更にカメラを右側へ。砂が厚い(「熱い」じゃないですよ)です。
更に右へ振ったら、ようやく海へ注ぐ所が....(^-^;
こうやってみると、川は砂浜で3回も、90度近く曲がっています。海流だけじゃなく、浜風の影響もあるのかなぁ....。
河口をちょっと行き過ぎ、西側から見てみました。
そして砂浜の川を渡ります。
河口の西側です。崖の手前まで、砂は多くあるように見えます。
振り返って、東側を見てみました。
左端の白い建物は、震災後に再建された、道の駅の直売所。ここで、ヨコミーお薦めの「ホヤおにぎり」を売っています!(^^)!
その右、屋根に2つ突き出ている建物は道の駅のトイレ。
その更に右、2人の上に当たる所、そして波が砕けている上の辺りに、道の駅大谷海岸の本館とJR気仙沼線の大谷駅(しばらく前に大谷海岸駅に変わっていたかなぁ....(^-^;)を兼ねる建物が有りましたが、大津波の被害が大きく、取り壊されてしまいました。
この辺の防潮堤や国道、JRの位置がまだ定まらないためか、この建物がどこにいつ再建されるという話は、まだ聞きません。
少し、東側へ歩いてみます。
直売所(中央)付近のアップです。右の2つの突起が付いた屋根はトイレ。
左に建つのは、海水浴客へ異常事態を知らせる電光掲示板とスピーカー。スピーカーの左上は、国道側から見ると、大津波はここまで水位が上がりましたという表示板。あれっ、このスピーカーは? 津波に耐えたの??
中央を左右に続く黒いのは、仮の防潮堤代わりに設置された大きな土嚢。見れば、その下には壊れた防潮堤があって、あの巨大津波の破壊力を現しています。すぐ下まで海が迫って来ています。砂が流された? 一帯の海岸が沈んだ??
河口の施設が正面から見えるよう、砂浜に立ってみました。
鉄橋等の写真を撮ったのは、中央奥のフェンスが有るコンクリートの上。その下に、ちょっとだけ見えている薄い緑の板が、多分滝根川の逆流防止用鉄扉。
本当に砂が戻ってきたかどうかは、単に時を隔てて見ただけでは分かりません。少なくても潮の満ち引きも考えないと。
撮影したのは6月17日11時45分前後でした。
ヨコミーのお蔵入り? 塩漬け写真に、この辺のがもっとあったような.....。見つけたら素人なりに比べて、遊んでみます!(^^)!
またまた宿題、宿題(^-^;
2016-07-06 07:00
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