幸せになろうよ(^_^)v 鶴亀大橋 20170799 [観味良好]
こんにちは、ヨコミーです。
ここは気仙沼市本吉町風の丘。
7月30日現在、梅雨はまだまだ明けません。
暑さ程々のじめじめ感。
天気予報では、8月になっても梅雨明けの様子は見られません。
いつかは、梅雨明けせずに、短い東北の夏が終わったのでしたが、今年もそうなるのでしょうか....(>_<)
さて、ちょっと多忙で、ブログは夏休みを頂いていましたが、本日から再開ですm(_ _)m
東日本大震災が有った2011年の暑い夏、ヨコミーと共に某避難所を手伝った、政府開発援助さんが気仙沼に来られたので、ご本人の希望も有り、市内にある工事中の(通称)鶴亀大橋をご案内しました。
実は市内に居るヨコミーも初めて(^_^;)
ブログ作りの作戦上、見栄えの良い写真を先に持ってきたものですから、ちょっと写真は「巻き戻し」です(^_^;)
本土側の駐車場からの撮影です。
気仙沼には大島という離島が有り、内湾からの連絡船で25分、より大島に近い商港岸壁のフェリー乗場(震災後は内湾へ)からは15分の航路でした。
なので海が時化たり濃霧の際は欠航し、それは命にもかかわる事なので、昭和の時代から、橋を架けて欲しいと地元から要望されていたのでした。
一時は架橋反対の声も有り、それを乗り越えての運動が実り、県の事業として計画されたのでした。
でも、計画が決まったときの感じとしては、まだまだ先のことだなぁ....、大きな事業は普通遅れるからなぁ...と思っていて、それでも静かに事業は進行していました。
それがあの東日本大震災で大島が孤立し、橋の重要性が更に認識されたようで、工事に拍車がかかり、今年3月末、この橋が架けられたのでした。
この模様は、NHKテレビの番組でも紹介されたので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
政府開発援助さんもその一人でした。
この地図、左が北です。
大島は右上。市街地は中央下から左。右上の赤丸は大島に出来るインターで、連絡船が着く浦の浜の奥。
道はそこから凡そ北北西に延び、大島・亀山の西北西から橋で大島瀬戸を渡り、鹿折地区の鶴ケ浦集落に渡ります。なので、「鶴」と「亀」の大橋なのです(^_^;)
更に気仙沼湾の東岸を北上します。そこで、国道45号(紫色)に接続です。
あの、東日本大震災による大津波で、JR鹿折唐桑駅前に300tの船が打ち上げられた場所から700mの所。
救急車は国道に移り、地図下の外に今秋に出来る市立病院へ、ぐるっと遠回りして行くのでしょうね。
だから一時、あの橋を北向きではなく、西向きにして松岩地区へつなげ、市街地へより近くして欲しいという案もあったのですが、橋は3倍近く長くなるので、採用されませんでした。
因みに、地図に見える左から右下の海に消える薄い青線は、今延伸工事中の高速・三陸道。完成は大島架橋より後になるようです。
実はこの地図、右下の陸地を削っています。高速道路は海に沈みません。陸地があるのです(^_^;)
大島からの県道と高速道路が交わる辺りに、確かハーフ(登り方向か下り方向の一方向しか乗り降りできない)のインターが出来る予定で、それに乗って気仙沼湾を渡り、でもすぐのインターもハーフで仙台方向しか出入りできないので、もう一つ南下し、国道バイパス近くに出来るフルインターで国道に乗り換えて、救急車は市立病院へ行くのかなぁ。全部開通すれば....。
各作業工程の説明です。アーチを吊る作業がよーく分かります(^_^)v
政府開発援助さんは、この看板の並びに、工事に参加している「JFE」社の文字を見つけ、「わぁ、地元の会社も役立っているんだ!!!」と喜んでいました(*^_^*)
ヨコミーだって、遠くで「気仙沼」の文字を見つけると、とても嬉しくなります(^_^;)
橋の構造です。
ただ、この橋も高速道路の橋も、上の地図で見れば南北に架かってています。
ヨコミーは橋の上での横風が心配なのです。
気仙沼は北西から西の季節風が強いのです。「西風」という地名もあります。
地表の高速道路でさえ、強風で通行止めになるのですが、海峡の高い橋の上なら空気が薄いので風圧は少ないと、設計者やそれを受け入れた行政は、そう見ているのでしょうか???(>_<)
橋は有るけど強風で通行止め。まあ、そんなの何時間も無いでしょう?と思う方も居るでしょうけれど、危機にさらされている人命を待ってくれる強風は、どこにも在りません(>_<)
橋を、西北西の向きとなる松岩地区から架けておけばなぁ....と、後悔することが起きないように祈るだけです(T_T)
橋桁の下の方へ行ってみました。
まだ9時前だというのに、先客が居ました(^_^;)
向こう岸は本土側の松岩地区。
小高い丘の奥に、新しい市立病院の建設が進められています。
実は小雨が降っていて、段々と強く....。レンズに雨粒が付きました(T_T)
左奥が大島です。海に近いけど小高い丘に在る国民休暇村や、綺麗な海の小田(こだ)の浜海水浴場が在ります。
対岸もちょっと広めに入れてみました。
大島の、浦の浜港から出たフェリーです。
橋の開通は平成30年度末なので、後2年近く。
完成すれば、フェリーの需要は無くなり、廃船なのでしょうね(>_<)
連絡船も、多分無くなるのでしょう。
以前は大島と松岩を結ぶ航路も有ったのですが、残念ながら震災のずーっと前からやめていいました。新たな需要発掘は無理かなぁ....(>_<)
連絡船は、遊覧船として生き残れるのでしょうか。そうとしても1艘か2艘。フェリーや連絡船で働く多くの人たちは、失業するのでしょうね。
そういえば、小さいながらも大津波を乗り切って、震災直後に大島と本土とを結んだ唯一の(臨時)連絡船「ひまわり」号も、どうなるんだろう?
橋が開通すれば、何か新しい仕事が約束されるんだろうか?
以前、遠くの方が言っていました。
「橋が架かると泥棒が入り込み、観光客は泊まらず、ゴミと排ガスを巻き散らかして去るのみだ」と(>_<)
まあこれは極端な話なのでしょうけれど、島内は本土並みに戸締まりが必要となり、走り去ろうとする観光客の注意を引きつける、宝物を編み出さなくてはなりません。
ヨコミーも、ちょっとは頭をひねらなくっちゃ(^_^;)
奥が本土側。右手が松岩、左手は面瀬地区の海岸。手前左は大島の岬。
真ん中の島は、確かホッキ島といいます。以前は松が生えていたと思います。松は大津波で流された!??
ちょっと見には恐竜、またはヒトコブラクダが泳いでいる姿(^_^;)
昔NHKのテレビでやっていた「ひょっこりひょうたん島」にも似ている感じ(*^_^*)
フェリーの写真にも見えましたが、海に浮かんでいる小さな黒や白、黄色は、ゴミではありません。養殖施設の浮き(*^_^*)
少し上の写真に写っていた作業船の拡大です。
この日は日曜日なので、係留中。
平日はどんな作業をしているのでしょうか。
岸は大島。
その左隣に写っていた小さな船揚場です。
コンクリート化されていない、手作りの船揚場みたいです(*^_^*)
ヨコミー、こんな感じも好きです。
右手にも興味が有ります。
こんなに海に近い所に、杉らしき林が在ります。
以前、大津波で塩水を被った杉が枯れたことをお伝えしましたが、手前の何本かは枯れているものの、多くはまだまだ緑色の葉を付けています。
この杉だって大津波を被っているので、ヨコミー流に言えば、「奇跡の海岸杉林」(*^_^*)
枯れているのも在るので、やはり塩水はだめなんでしょうけれど....、ひょっとしたら山側の根だけで生きているのかも?
それとも、山からの地下水の圧が強くて、なんとか海水に太刀打ちしていたとか....。なんか面白い(興味深い)です(^_^)v
なーんてお客さんを放っておいて撮影していたら、罰が当たったのか雨が更に強くなったので、車へ戻り、次の見学地へ向かいました(^_^;)
実はずーっと小雨で、写真が眠いのはそのためです(>_<)
帰り際に撮ったのですが、見学は左側からです。間違っても立入禁止から入ってはいけません。
まあこの日は休みだったので、最初の写真は柵からカメラをのぞかせて撮ったのですが。
「鶴」と「亀」。縁起が良い大島架橋・鶴亀大橋(通称)に、あなたも縁を求めてみませんか(^_^)v
ここは気仙沼市本吉町風の丘。
7月30日現在、梅雨はまだまだ明けません。
暑さ程々のじめじめ感。
天気予報では、8月になっても梅雨明けの様子は見られません。
いつかは、梅雨明けせずに、短い東北の夏が終わったのでしたが、今年もそうなるのでしょうか....(>_<)
さて、ちょっと多忙で、ブログは夏休みを頂いていましたが、本日から再開ですm(_ _)m
東日本大震災が有った2011年の暑い夏、ヨコミーと共に某避難所を手伝った、政府開発援助さんが気仙沼に来られたので、ご本人の希望も有り、市内にある工事中の(通称)鶴亀大橋をご案内しました。
実は市内に居るヨコミーも初めて(^_^;)
ブログ作りの作戦上、見栄えの良い写真を先に持ってきたものですから、ちょっと写真は「巻き戻し」です(^_^;)
本土側の駐車場からの撮影です。
気仙沼には大島という離島が有り、内湾からの連絡船で25分、より大島に近い商港岸壁のフェリー乗場(震災後は内湾へ)からは15分の航路でした。
なので海が時化たり濃霧の際は欠航し、それは命にもかかわる事なので、昭和の時代から、橋を架けて欲しいと地元から要望されていたのでした。
一時は架橋反対の声も有り、それを乗り越えての運動が実り、県の事業として計画されたのでした。
でも、計画が決まったときの感じとしては、まだまだ先のことだなぁ....、大きな事業は普通遅れるからなぁ...と思っていて、それでも静かに事業は進行していました。
それがあの東日本大震災で大島が孤立し、橋の重要性が更に認識されたようで、工事に拍車がかかり、今年3月末、この橋が架けられたのでした。
この模様は、NHKテレビの番組でも紹介されたので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
政府開発援助さんもその一人でした。
この地図、左が北です。
大島は右上。市街地は中央下から左。右上の赤丸は大島に出来るインターで、連絡船が着く浦の浜の奥。
道はそこから凡そ北北西に延び、大島・亀山の西北西から橋で大島瀬戸を渡り、鹿折地区の鶴ケ浦集落に渡ります。なので、「鶴」と「亀」の大橋なのです(^_^;)
更に気仙沼湾の東岸を北上します。そこで、国道45号(紫色)に接続です。
あの、東日本大震災による大津波で、JR鹿折唐桑駅前に300tの船が打ち上げられた場所から700mの所。
救急車は国道に移り、地図下の外に今秋に出来る市立病院へ、ぐるっと遠回りして行くのでしょうね。
だから一時、あの橋を北向きではなく、西向きにして松岩地区へつなげ、市街地へより近くして欲しいという案もあったのですが、橋は3倍近く長くなるので、採用されませんでした。
因みに、地図に見える左から右下の海に消える薄い青線は、今延伸工事中の高速・三陸道。完成は大島架橋より後になるようです。
実はこの地図、右下の陸地を削っています。高速道路は海に沈みません。陸地があるのです(^_^;)
大島からの県道と高速道路が交わる辺りに、確かハーフ(登り方向か下り方向の一方向しか乗り降りできない)のインターが出来る予定で、それに乗って気仙沼湾を渡り、でもすぐのインターもハーフで仙台方向しか出入りできないので、もう一つ南下し、国道バイパス近くに出来るフルインターで国道に乗り換えて、救急車は市立病院へ行くのかなぁ。全部開通すれば....。
各作業工程の説明です。アーチを吊る作業がよーく分かります(^_^)v
政府開発援助さんは、この看板の並びに、工事に参加している「JFE」社の文字を見つけ、「わぁ、地元の会社も役立っているんだ!!!」と喜んでいました(*^_^*)
ヨコミーだって、遠くで「気仙沼」の文字を見つけると、とても嬉しくなります(^_^;)
橋の構造です。
ただ、この橋も高速道路の橋も、上の地図で見れば南北に架かってています。
ヨコミーは橋の上での横風が心配なのです。
気仙沼は北西から西の季節風が強いのです。「西風」という地名もあります。
地表の高速道路でさえ、強風で通行止めになるのですが、海峡の高い橋の上なら空気が薄いので風圧は少ないと、設計者やそれを受け入れた行政は、そう見ているのでしょうか???(>_<)
橋は有るけど強風で通行止め。まあ、そんなの何時間も無いでしょう?と思う方も居るでしょうけれど、危機にさらされている人命を待ってくれる強風は、どこにも在りません(>_<)
橋を、西北西の向きとなる松岩地区から架けておけばなぁ....と、後悔することが起きないように祈るだけです(T_T)
橋桁の下の方へ行ってみました。
まだ9時前だというのに、先客が居ました(^_^;)
向こう岸は本土側の松岩地区。
小高い丘の奥に、新しい市立病院の建設が進められています。
実は小雨が降っていて、段々と強く....。レンズに雨粒が付きました(T_T)
左奥が大島です。海に近いけど小高い丘に在る国民休暇村や、綺麗な海の小田(こだ)の浜海水浴場が在ります。
対岸もちょっと広めに入れてみました。
大島の、浦の浜港から出たフェリーです。
橋の開通は平成30年度末なので、後2年近く。
完成すれば、フェリーの需要は無くなり、廃船なのでしょうね(>_<)
連絡船も、多分無くなるのでしょう。
以前は大島と松岩を結ぶ航路も有ったのですが、残念ながら震災のずーっと前からやめていいました。新たな需要発掘は無理かなぁ....(>_<)
連絡船は、遊覧船として生き残れるのでしょうか。そうとしても1艘か2艘。フェリーや連絡船で働く多くの人たちは、失業するのでしょうね。
そういえば、小さいながらも大津波を乗り切って、震災直後に大島と本土とを結んだ唯一の(臨時)連絡船「ひまわり」号も、どうなるんだろう?
橋が開通すれば、何か新しい仕事が約束されるんだろうか?
以前、遠くの方が言っていました。
「橋が架かると泥棒が入り込み、観光客は泊まらず、ゴミと排ガスを巻き散らかして去るのみだ」と(>_<)
まあこれは極端な話なのでしょうけれど、島内は本土並みに戸締まりが必要となり、走り去ろうとする観光客の注意を引きつける、宝物を編み出さなくてはなりません。
ヨコミーも、ちょっとは頭をひねらなくっちゃ(^_^;)
奥が本土側。右手が松岩、左手は面瀬地区の海岸。手前左は大島の岬。
真ん中の島は、確かホッキ島といいます。以前は松が生えていたと思います。松は大津波で流された!??
ちょっと見には恐竜、またはヒトコブラクダが泳いでいる姿(^_^;)
昔NHKのテレビでやっていた「ひょっこりひょうたん島」にも似ている感じ(*^_^*)
フェリーの写真にも見えましたが、海に浮かんでいる小さな黒や白、黄色は、ゴミではありません。養殖施設の浮き(*^_^*)
少し上の写真に写っていた作業船の拡大です。
この日は日曜日なので、係留中。
平日はどんな作業をしているのでしょうか。
岸は大島。
その左隣に写っていた小さな船揚場です。
コンクリート化されていない、手作りの船揚場みたいです(*^_^*)
ヨコミー、こんな感じも好きです。
右手にも興味が有ります。
こんなに海に近い所に、杉らしき林が在ります。
以前、大津波で塩水を被った杉が枯れたことをお伝えしましたが、手前の何本かは枯れているものの、多くはまだまだ緑色の葉を付けています。
この杉だって大津波を被っているので、ヨコミー流に言えば、「奇跡の海岸杉林」(*^_^*)
枯れているのも在るので、やはり塩水はだめなんでしょうけれど....、ひょっとしたら山側の根だけで生きているのかも?
それとも、山からの地下水の圧が強くて、なんとか海水に太刀打ちしていたとか....。なんか面白い(興味深い)です(^_^)v
なーんてお客さんを放っておいて撮影していたら、罰が当たったのか雨が更に強くなったので、車へ戻り、次の見学地へ向かいました(^_^;)
実はずーっと小雨で、写真が眠いのはそのためです(>_<)
帰り際に撮ったのですが、見学は左側からです。間違っても立入禁止から入ってはいけません。
まあこの日は休みだったので、最初の写真は柵からカメラをのぞかせて撮ったのですが。
「鶴」と「亀」。縁起が良い大島架橋・鶴亀大橋(通称)に、あなたも縁を求めてみませんか(^_^)v
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