小さな紅葉みーつけた 栗駒山の初秋 20210913 [観味良好]
こんにちは、ヨコミーです。
ここは気仙沼市本吉町風の丘。
気温が割と下がり、東北の高山は本格的な紅葉のシーズンを迎えました。なのに初秋の話しです(^_^;) すみませんm(_ _)m
栗駒山(標高1626m)は宮城、岩手、秋田の3県にまたがる山で、山頂は宮城と岩手の境に在ります。若い頃、計算上は南の水平線からちょっとだけ見えるという星の北限を極めようと、仲間と夜中も含めて何度か登った山です。
時々北麓の須川温泉に行っては居たのですが、毎晩午前様になる仕事や子育てが有ったりその後は父母の介護等で、山頂はご無沙汰でした。
震災後、とある公民館で宮城側から登るというので、一足先という別行動で久し振りに登ったのがきっかけとなってその後毎年続いていました。
それが昨年、コロナで中断。今年はコロナ医療関係者であるヨコミー奥様のおリュウさんがワクチンを先に接種し、そしてついにヨコミーまで接種出来ましたので、麓での星見を兼ねて栗駒山登山を計画しました。
行ったのは9月13日という、紅葉が始まったばかりの頃。今日は10月6日ですが、3日の日曜日、宮城側の登山口に続く県道は大渋滞となり、シャトルバスさえ動けなかったとニュースになっていました(>_<)
今回は北麓の岩手県須川温泉からですが、山が割と色付いてくる9月25日辺りでも、例年午前10時近くになると平日でも駐車場が殆ど無くなる状態。宮城側とは比べものにならないくらい広いのですが(>_<)
なので近年はお彼岸の前にずらして、山頂付近で始まったばかりの綺麗な紅葉を求めています。
とこの日、朝早く気仙沼を出て向かったのですが、須川温泉に届いたら小雨が降っていて...(>_<) 山頂は諦めました(T_T) 雨合羽や傘はザックに入れて持っているのですが、あくまでも途中や帰路の雨対策で、雨の中を登り始める山男ではありません。なので車中で様子を見ながらお昼前寝(^_^;) 栗駒山荘で昼食のソバを食べても小雨なので、更に昼寝(^_^;)
14時半頃にはガスも晴れたので急いで準備し、歩き出しました。過去には星が見える18時過ぎの下山も有ったので、猛者ならこれから山頂を目指しても良いのですが、ヨコミーは山を登る人ではなく山を観る人なので山頂は断念。途中の名残が原辺りを目指すこととしました。
ようやく青空が出てきました。14時53分(^_^;)
駐車場の都合で須川温泉の秋田側から登ります。左は岩手側の須川温泉。
参考までに、別なコースで撮った須川温泉(手前)と栗駒山荘(奥=秋田側)です。晴れていれば左奥に鳥海山が見えます。
そびえ立つシラカバの下にナナカマドの赤い実がいっぱい。
ヤマアジサイ。
サンゴのような小枝に黒い実が成っています。その道の人ではないので氏名不詳ですがミズキの類かと。
岩に根ざしている小さな木にも秋が来ています。
綺麗な紅葉。
我が家では1ヶ月半も過ぎないとこんな紅葉にはなりません(^_^;)
赤色有り、黄色有り、緑色有り....が、また素敵です。
近くに朽ちた建物の跡も有り、一昨年まではここも使われていないのだろうなぁ...と思って居たら、なんと2人以上利用しているようです。
あっ、ガラス戸にヨコミーが写っています。青い帽子、軍手、長袖のポロシャツ、肩にはジェンダーフリーのピンク色をしたザック(^_^;)
そのザックですが、以前はキティちゃんの黄色いやつが機能的に優れていて、ハードオフから3300円という値段に負けて買い、使っていたのですが、この春に写真展を開いたカフェの奥さんに見つけられ、やむなく譲渡(>_<) A4のノートパソコンも入る優れものでしたのに...(T_T) その代わりとして似た格好のザックがピンク色で....(^_^;) まっ、おリュウさんも公認なので(*^_^*)
因みにこの日のズボンも濃紺の作業ズボン(*^_^*) 全くコーディネートなんか有りません(^_^;)
ツゲのような小枝に小さな赤い実が成っています。
赤紫の葉っぱ、そしてナナカマドの赤い実。
あちこちの登山道脇には背丈の低いリンドウが有りました。
おいらんコースの途中から凡そ北側をパチリ。手前右に小さな池が見えます。その向こう、少し土が見える所はゼッタ沢コースと思われるので、帰路に寄ってみます。
名残が原(中央から左)がよく見える、ちょっとだけ岩がごつごつとした場所に来ました。名残が原展望台とか。正面が山頂方向で、右上に見える小さな白い煙らしき物は次に拡大しますが湯気です。
実はこの場所も湯気が立ち上り、眼鏡が曇ることもあります。
右上の拡大です。煙のような物が立ち上っていますが、噴煙でも有りません。湯気とのこと。名残が原西に在る山の南側。1/25000の地図にその名は有りませんが、「ゆげ山」というようです。
名残が原の左端側です。凡そ東向きでパチリ。
いつも不思議に思うのですが、どうしてこんなに広い湿原が出来たのか...ということ。湿原の山手・上手は右側ですが、東側、写真右上に見える斜め左下へ緩く下りる稜線の山とは大きな沢で隔てられています。そして北端の左側にも、手前側にも小さな沢が右に延びています。つまり東側から反時計回りで北を経由して北西側まで、山から流れ落ちてきた土砂を受け止める「縁」が無いようなのです。
簡単に言えば、右手の山から土砂を崩し、ブルドーザーで単に広げていった感じ。縁のお手当無しで。
仮に、有った縁が埋まってしまったから見えなくなった....のなら、凸凹じゃない高さの揃った縁が湿原の半周余りをも囲っていたことになります。不自然(>_<)
火山の噴火口では割と綺麗な丸い縁を持つものも有ります。その形が歪だった噴火口跡が後の噴火等で埋まったと思えば、考えは楽ですが....(^_^;)
この展望台から下界が見えました。凡その方角と奥で霞む山から北上市から金ケ崎町付近の街並みと判断しました。遠くの山は遠野市の北にそびえる早池峰山(はやちねさん。1917m)。
アザミの類かと。
割と青空が広がり、ナナカマドが映えていました。
名残が原湿原に入りました。山頂に向かう方向です。
ずーっと進み、振り返ってのパチリ。先程居た名残が原展望台は木道先のちょい左に見える小高い所。この湿原、ススキの類が多いです。これも自然なのでしょうけれど....(>_<)
所々で木道の傷みが激しいです。気を付けて歩きましょう。
時間がまだ有ったので、苔花台(たいかだい)分岐まで来ました。本来なら右に登って行くところですが、この先に有る地獄谷付近の硫化水素ガス濃度が高くなって、このコースは一昨年から閉鎖されています。
代わりのコースは左下の沢を渡る産沼(うぶぬま)コースですが、このコースには2本の沢が有り、水に落ちないように渡らねば成りません。
丁度渡っていたグループは10時に登り始めたとか。この分では往復6時間半以上掛かったのでしょうけれど、いつものヨコミー+おリュウさん組と比べればまだ早いです(>_<) こちらは9時入山で18時過ぎの下山(^_^;)
この日は沢を渡った所で戻りました。
ヤマアジサイ。
綺麗ですが氏名不詳(>_<) 欲しいっ(^_^;)
足下に白く小さな花2輪。周りのヒトデ状のは花が終わって種を持っている姿のようです。
ウルシの仲間?
歩いているのはゼッタ沢コースです。往路で見た小さな池がこれです。2つ有りました。往路のオイランコースは上端に見える木々の直ぐ下を通っているようです。
足下近くに白玉の木が有りました。本当に白い玉です(^_^)v
と遊んでいる内に薄い雲が全天に広がり、太陽はゆげ山に沈んでしまいます。急ぎましょう(^_^;)
それでもあちこち見ていたので下山は17時過ぎとなりました(>_<) まあ、いつもより1時間は早い(^_^;)
今回の栗駒行きは早い時期で正解でした。中秋の名月が終わったら急に忙しくなり、山などには行けない状況でした。睡眠も不調になっていた時期でもあり、毎晩22時過ぎには眠くて寝てしまいます。早いときは21時台からも(>_<)
ところが、早く寝たのは良いのですが、未明の3時4時頃トイレに行くと寝付けないことが多く、あとはウトウトと。なので熟睡感は無く、お昼を食べた午後には眠くなりますが、昼寝の暇もありません(>_<) で、夜はブログ更新や写真整理をする暇も無く早めに眠くなり....の悪循環でした(>_<)
昼間は勤務している訳ではありませんが元々工作員なので、9月下旬は車庫の大片付けを経て改造作業でした。20年も手付かずの荷物を整理して段ボール箱を畳んだり、プロが作った棚などを苦労して外し、そして再施工(>_<) 木ネジじゃなく機械で打つネジ釘なのでプラスやマイナスの電動ドライバーでは何の役にも立ちません(>_<) 大変でした(^_^;)
作業は9月末で終わり、その後ちょっとした仕事を経て4日辺りからようやく普通の睡眠サイクルに戻りました。トイレに2回起きても眠り続けることが出来ます(^_^;)
今夜は久し振りとなったブログ更新も出来、安心してじっくりと眠ることが出来ます。
車庫片付け関連の話は出来れば近々にお伝えしたいです。
本日はおしまい<(_ _)>
ここは気仙沼市本吉町風の丘。
気温が割と下がり、東北の高山は本格的な紅葉のシーズンを迎えました。なのに初秋の話しです(^_^;) すみませんm(_ _)m
栗駒山(標高1626m)は宮城、岩手、秋田の3県にまたがる山で、山頂は宮城と岩手の境に在ります。若い頃、計算上は南の水平線からちょっとだけ見えるという星の北限を極めようと、仲間と夜中も含めて何度か登った山です。
時々北麓の須川温泉に行っては居たのですが、毎晩午前様になる仕事や子育てが有ったりその後は父母の介護等で、山頂はご無沙汰でした。
震災後、とある公民館で宮城側から登るというので、一足先という別行動で久し振りに登ったのがきっかけとなってその後毎年続いていました。
それが昨年、コロナで中断。今年はコロナ医療関係者であるヨコミー奥様のおリュウさんがワクチンを先に接種し、そしてついにヨコミーまで接種出来ましたので、麓での星見を兼ねて栗駒山登山を計画しました。
行ったのは9月13日という、紅葉が始まったばかりの頃。今日は10月6日ですが、3日の日曜日、宮城側の登山口に続く県道は大渋滞となり、シャトルバスさえ動けなかったとニュースになっていました(>_<)
今回は北麓の岩手県須川温泉からですが、山が割と色付いてくる9月25日辺りでも、例年午前10時近くになると平日でも駐車場が殆ど無くなる状態。宮城側とは比べものにならないくらい広いのですが(>_<)
なので近年はお彼岸の前にずらして、山頂付近で始まったばかりの綺麗な紅葉を求めています。
とこの日、朝早く気仙沼を出て向かったのですが、須川温泉に届いたら小雨が降っていて...(>_<) 山頂は諦めました(T_T) 雨合羽や傘はザックに入れて持っているのですが、あくまでも途中や帰路の雨対策で、雨の中を登り始める山男ではありません。なので車中で様子を見ながらお昼前寝(^_^;) 栗駒山荘で昼食のソバを食べても小雨なので、更に昼寝(^_^;)
14時半頃にはガスも晴れたので急いで準備し、歩き出しました。過去には星が見える18時過ぎの下山も有ったので、猛者ならこれから山頂を目指しても良いのですが、ヨコミーは山を登る人ではなく山を観る人なので山頂は断念。途中の名残が原辺りを目指すこととしました。
ようやく青空が出てきました。14時53分(^_^;)
駐車場の都合で須川温泉の秋田側から登ります。左は岩手側の須川温泉。
参考までに、別なコースで撮った須川温泉(手前)と栗駒山荘(奥=秋田側)です。晴れていれば左奥に鳥海山が見えます。
そびえ立つシラカバの下にナナカマドの赤い実がいっぱい。
ヤマアジサイ。
サンゴのような小枝に黒い実が成っています。その道の人ではないので氏名不詳ですがミズキの類かと。
岩に根ざしている小さな木にも秋が来ています。
綺麗な紅葉。
我が家では1ヶ月半も過ぎないとこんな紅葉にはなりません(^_^;)
赤色有り、黄色有り、緑色有り....が、また素敵です。
近くに朽ちた建物の跡も有り、一昨年まではここも使われていないのだろうなぁ...と思って居たら、なんと2人以上利用しているようです。
あっ、ガラス戸にヨコミーが写っています。青い帽子、軍手、長袖のポロシャツ、肩にはジェンダーフリーのピンク色をしたザック(^_^;)
そのザックですが、以前はキティちゃんの黄色いやつが機能的に優れていて、ハードオフから3300円という値段に負けて買い、使っていたのですが、この春に写真展を開いたカフェの奥さんに見つけられ、やむなく譲渡(>_<) A4のノートパソコンも入る優れものでしたのに...(T_T) その代わりとして似た格好のザックがピンク色で....(^_^;) まっ、おリュウさんも公認なので(*^_^*)
因みにこの日のズボンも濃紺の作業ズボン(*^_^*) 全くコーディネートなんか有りません(^_^;)
ツゲのような小枝に小さな赤い実が成っています。
赤紫の葉っぱ、そしてナナカマドの赤い実。
あちこちの登山道脇には背丈の低いリンドウが有りました。
おいらんコースの途中から凡そ北側をパチリ。手前右に小さな池が見えます。その向こう、少し土が見える所はゼッタ沢コースと思われるので、帰路に寄ってみます。
名残が原(中央から左)がよく見える、ちょっとだけ岩がごつごつとした場所に来ました。名残が原展望台とか。正面が山頂方向で、右上に見える小さな白い煙らしき物は次に拡大しますが湯気です。
実はこの場所も湯気が立ち上り、眼鏡が曇ることもあります。
右上の拡大です。煙のような物が立ち上っていますが、噴煙でも有りません。湯気とのこと。名残が原西に在る山の南側。1/25000の地図にその名は有りませんが、「ゆげ山」というようです。
名残が原の左端側です。凡そ東向きでパチリ。
いつも不思議に思うのですが、どうしてこんなに広い湿原が出来たのか...ということ。湿原の山手・上手は右側ですが、東側、写真右上に見える斜め左下へ緩く下りる稜線の山とは大きな沢で隔てられています。そして北端の左側にも、手前側にも小さな沢が右に延びています。つまり東側から反時計回りで北を経由して北西側まで、山から流れ落ちてきた土砂を受け止める「縁」が無いようなのです。
簡単に言えば、右手の山から土砂を崩し、ブルドーザーで単に広げていった感じ。縁のお手当無しで。
仮に、有った縁が埋まってしまったから見えなくなった....のなら、凸凹じゃない高さの揃った縁が湿原の半周余りをも囲っていたことになります。不自然(>_<)
火山の噴火口では割と綺麗な丸い縁を持つものも有ります。その形が歪だった噴火口跡が後の噴火等で埋まったと思えば、考えは楽ですが....(^_^;)
この展望台から下界が見えました。凡その方角と奥で霞む山から北上市から金ケ崎町付近の街並みと判断しました。遠くの山は遠野市の北にそびえる早池峰山(はやちねさん。1917m)。
アザミの類かと。
割と青空が広がり、ナナカマドが映えていました。
名残が原湿原に入りました。山頂に向かう方向です。
ずーっと進み、振り返ってのパチリ。先程居た名残が原展望台は木道先のちょい左に見える小高い所。この湿原、ススキの類が多いです。これも自然なのでしょうけれど....(>_<)
所々で木道の傷みが激しいです。気を付けて歩きましょう。
時間がまだ有ったので、苔花台(たいかだい)分岐まで来ました。本来なら右に登って行くところですが、この先に有る地獄谷付近の硫化水素ガス濃度が高くなって、このコースは一昨年から閉鎖されています。
代わりのコースは左下の沢を渡る産沼(うぶぬま)コースですが、このコースには2本の沢が有り、水に落ちないように渡らねば成りません。
丁度渡っていたグループは10時に登り始めたとか。この分では往復6時間半以上掛かったのでしょうけれど、いつものヨコミー+おリュウさん組と比べればまだ早いです(>_<) こちらは9時入山で18時過ぎの下山(^_^;)
この日は沢を渡った所で戻りました。
ヤマアジサイ。
綺麗ですが氏名不詳(>_<) 欲しいっ(^_^;)
足下に白く小さな花2輪。周りのヒトデ状のは花が終わって種を持っている姿のようです。
ウルシの仲間?
歩いているのはゼッタ沢コースです。往路で見た小さな池がこれです。2つ有りました。往路のオイランコースは上端に見える木々の直ぐ下を通っているようです。
足下近くに白玉の木が有りました。本当に白い玉です(^_^)v
と遊んでいる内に薄い雲が全天に広がり、太陽はゆげ山に沈んでしまいます。急ぎましょう(^_^;)
それでもあちこち見ていたので下山は17時過ぎとなりました(>_<) まあ、いつもより1時間は早い(^_^;)
今回の栗駒行きは早い時期で正解でした。中秋の名月が終わったら急に忙しくなり、山などには行けない状況でした。睡眠も不調になっていた時期でもあり、毎晩22時過ぎには眠くて寝てしまいます。早いときは21時台からも(>_<)
ところが、早く寝たのは良いのですが、未明の3時4時頃トイレに行くと寝付けないことが多く、あとはウトウトと。なので熟睡感は無く、お昼を食べた午後には眠くなりますが、昼寝の暇もありません(>_<) で、夜はブログ更新や写真整理をする暇も無く早めに眠くなり....の悪循環でした(>_<)
昼間は勤務している訳ではありませんが元々工作員なので、9月下旬は車庫の大片付けを経て改造作業でした。20年も手付かずの荷物を整理して段ボール箱を畳んだり、プロが作った棚などを苦労して外し、そして再施工(>_<) 木ネジじゃなく機械で打つネジ釘なのでプラスやマイナスの電動ドライバーでは何の役にも立ちません(>_<) 大変でした(^_^;)
作業は9月末で終わり、その後ちょっとした仕事を経て4日辺りからようやく普通の睡眠サイクルに戻りました。トイレに2回起きても眠り続けることが出来ます(^_^;)
今夜は久し振りとなったブログ更新も出来、安心してじっくりと眠ることが出来ます。
車庫片付け関連の話は出来れば近々にお伝えしたいです。
本日はおしまい<(_ _)>