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ミネザクラ咲く初夏の八幡平 20220601 [観味良好]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 当地、梅雨入りが発表されたら、お空は晴れ間が多くなりました。不思議(^_^;)

 6月1日に岩手県と秋田県にまたがる八幡平(はちまんたい)へドラゴンアイを見に行ったことは既に記事として載せていますが、今回はそこを除いた、標高1613mの山頂を目指した「八幡平歩き編」です。
 ちょっと長いので、さらっと見てくださいm(_ _)m
 ☆写真はクリックすると大きくなります。載せた写真をもっと大きくしろ...というのなら、コメント
  欄にお書きください。w1920までで差し替えます。

202206011403 無料駐車場 w1024 P6010356.jpg
 いつものように八幡平山頂レストハウス脇の有料駐車場ではなく、200m程手前の無料駐車に車を置きました。有料駐車場の端に有るトイレが左上に見えます。
 それほどゆっくりと出てきた訳でもなく、そして昼食は車内でおにぎりを食べたのに、もう14時を過ぎてしまいました(>_<) 長靴に履き替えたりして、ここでも20分は遣ったかも(^_^;) 14時03分の出発です(^_^)v

202206011403 山頂方向 w1280 P6010357.jpg
 無料駐車場から見た山頂方向(写真左側のずーっと奥)です。簡単に言えば左に巻いて山頂を目指し、時計回りに戻ってきて、写真右上の雪と曇り空が溶け合うような所=見返峠に出、その右に小さく見えるトイレに寄って、稜線を左に進んで下りてくるコースです。
 写真ではハッキリしませんが、誰かスノーボードで下りた跡が残っていました。そいうえば駐車場に入る1分程前にも同様な斜面で滑っている人を見掛けました。スノーボードは多くの人が曲がるときにゲレンデに深い溝を作り、過去にヨコミーは溝にスキー板を引っ掛けて転倒したことも(>_<) また一部のボーダーはゲレンデの真ん中でも腰を下ろして談笑していて、邪魔(>_<) なんですが、このときにこんな急斜面を下りてきたボーターには敬意を表します(^_^)v 結構、急傾斜(^_^;)

202206011405 無料駐車場上手からの岩手山 w1280 P6010361.jpg
 無料駐車場の端からパチリ。遠くは岩手山(標高2,038m)です。なんと車からここまで来るのに7分もかかってしまいました(^_^;) まっ、ヘッドランプはいつも持参です。

202206011406 雪の下 w1024 P6010363.jpg
 進んで間もなく、道路脇に在る、溶け始めた残雪の端からフキノトウが顔を出していました。手前は開いていますが、これは綺麗なので下界では普通に食べます。 

202206011408 有料駐車場 w1280 P6010369.jpg
 有料駐車場の一番手前に着きました。工事と重なる左側は岩手県側のレストハウス。右の建物は秋田県側の八幡平パークサービスセンター。小さいようですが3階部分。登り口は右奥。

202206011408 有料駐車場から w1280 P6010364.jpg
 左は無料駐車場(右やや下)から見上げた有料駐車場の水洗トイレ。いつかは閉まっていたので、レストハウス内に有るを使いましたが、この日は開いていました。

202206011408 有料東斜面 w1280 P6010368.jpg
 有料駐車場の東斜面です。以前5月の大型連休に来たときは、スキーやソリで遊ぶ姿がありました。
 左側にはここから八幡平温泉郷までを繋ぐ樹海ライン、そして藤七温泉が見えます。

202206011409 岩手山 w1280 P6010372.jpg
 岩手山の拡大です。山頂の西側(右)に大きな噴火口が見えます。

202206011417 起点 w1024 P6010379.jpg
 樹海ラインの起点です。右がアスピーテラインの岩手県側へ。左奥に進めば秋田県側へ。ここから左へ下って八幡平温泉郷へ行くのが樹海ライン。
 残念ながらヨコミーは直ぐ下の藤七温泉まで。その昔は藤七温泉隣に蓬莱荘という県営?の国民宿舎が有り、若い頃の夏に泊まったことがあります。下界は蒸し蒸しでもこちらは涼しく、綺麗な夏の天の川を見た記憶があります。残念ながらその後閉鎖され、既に解体されたようです。トイレが清潔でお風呂が汚くなければヨコミーはどこでも泊まりたいのですが...(^_^;)
 あっ、登り口は標柱の向こうです。これから標高差72mを登ります。あっ、標高差72mだけです。差は100m位は有る感じでしたが(^_^;)

202206011417 いよいよ w1024 P6010380.jpg
 登山口...というか、登り口です。看板の直ぐ左側。地下道は秋田側に在るセンターから通じています。
 因みに岩手側のレストハウスも3階建てで、有料駐車場に面しているのは3階部分。中を下って1階に着き、土産物を見て外に出れば秋田側センターの前です。いつの間にか樹海ラインの真下を通っています(^_^)v 残念ながらこの日は、食べ物屋と土産物屋には時間の都合も有って寄りませんでした。遅かったので食べ物屋は既に閉まっていたかも。
 さあ、登ります(^_^)v

202206011418 案内図 w1280 P6010383.jpg
 おおっと、案内図です(^_^;) 最初の分岐で左へ。山頂を右に行き、八幡沼には行かず、ガマ沼から見返峠を目指し、この場所へ戻ります。

202206011419 鳥兜 w1024 P6010385.jpg
 登った途中に有るトリカブトです。以前遅い夏に来たときは青く綺麗な花が咲いていました。
 そういえば以前、次男が中学生だったときかトリカブトをもらってきました。呉れる方も呉れる方ですが、どこに植えたのか...???

202206011420 畚岳もっこだけ w1280 P6010389.jpg
 登り坂をちょっと振り向いてパチリ。左から岩手のレストハウス、そして秋田のセンター、右奥は畚岳(もっこだけ)です。この山、いつか歩きたいです。

202206011421 不詳花 h1024 P6010395.jpg
 不詳花。不勉強でも有り、現場には手を付けない主義なので、葉っぱがどれか特定出来ません(>_<)

202206011425 鏡沼分岐 w1024 P6010406.jpg
 鏡沼分岐です。坂を真っ直ぐ、写真では右上ですが、このまま進むとキツい上り坂経由で山頂へ。
 この日は鏡沼に出現するドラゴンアイを見るのが主眼ですので、当然左へ。山頂を目指すにしても緩いです(^_^;)

202206011426 タラの芽なの w1024 P6010413.jpg
 この道は先程の看板には自然探勝路と書いて有りましたが、登山道という程でもないですよね。遊歩道でしょうか。そんな道の直ぐ脇に....タラの芽?? 
 中央のに限っていえばトゲが細くて数が多いです。我が家にもトゲの多いタラの芽はありますが、これほど蜜、いや密ではありません。まるでハマナスみたい。
 右の木もタラの芽らしいですが、こちらはトゲの少ない種類です...と言われれば納得。我が家にもトゲの少ない木が有ります。まあ、勝手に食べないでくださいね。お縄を頂戴するかも!?? 正しくは何でしょう? ご存じの方はご教示をm(_ _)m
 
202206011430 雪道 w1024 P6010421.jpg
 探勝路に雪が残っていました。長靴で正解でした。ハイヒールはダメ(^_^;) スニーカーならスパッツが欲しいです。

202206011431 こけ w1280 P6010424.jpg
 雪の無い所の土手に綺麗な苔が(^_^)v

202206011431 窪地 w1280 P6010426.jpg
 不思議な凹地とありますが、国立公園なので掘って調べる訳には行かないのでしょうね(^_^;)

202206011452 めがね沼 w1280 P6010477.jpg
 ドラゴンアイの鏡沼をパスして、メガネ沼です。湖面は積雪の為、1つの沼しか見えていません。
 写真中央やや右上にドラゴンアイの鏡沼が少しだけ見えます。

202206011456 困った観光客 w1024 P6010482.jpg
 メガネ沼の上の方から下手を見ていたら、なんと大変なオバチャンが(>_<) なので望遠でクローズアップ。スマホで上からドラゴンアイを撮っているようですが、転落注意のロープを身体でぎゅーっと沼側へ押しやっています。先程すれ違った老夫婦ですが、旦那は右で何かをやっていて関心は無いようです(>_<) 
 少し前に鏡沼を通ったとき、係の方が2人でロープの杭を直していたのに、これでロープはまた緩んでしまいます。こんなオバチャンには遠慮願いたいです。

202206011459 曲がる w1024 P6010494.jpg
 メガネ沼の少し先で90度左へ曲がります。このコマだけ見れば、雪は無く、いつの季節だろうか...と思うかも知れません。

202206011459 残雪 w1024 P6010495.jpg
 曲がって進んだら、探勝路が分からない程の残雪(>_<) ただ赤いテープが所々にぶら下がっていて、道を間違えることはありません(^_^)v 

202206011505 また曲がる w1024 P6010498.jpg
 正面は分岐です。真っ直ぐ行くと藤助森を経て、アスピーテラインに沿うような形で蒸ノ湯温泉入口付近へ抜けますが、今回は右に曲がって山頂へ。もうすぐのはず(^_^)v

202206011508 見えた h1024 P6010499.jpg
 間もなく山頂の櫓(やぐら)が見えてきました。

202206011510 山頂 w1024 P6010507.jpg
 右が頂上の櫓。左側の分岐は蒸ノ湯温泉の更に西側へ抜けるコース。

202206011520 山頂 w1024 P6010530.jpg
 櫓には上がりましたが雲が多く、遠くの山々がハッキリしませんでした。
 ちょっと休んでガマ沼方向へ進みます。

202206011521 道 w1024 P6010533.jpg
 また雪道になりました。歩きにくいですが、右側だよと教えるテープが有り、安心して進みます(^_^)v

202206011523 水溜まり w1024 P6010541.jpg
 道脇に雪解け水が溜まっていました。この辺りは湿原状だったかと。池塘(ちとう)の端? 雪が無い時期にゆっくりと見てみたいです。

202206011529 ガマ沼と w1024 P6010553.jpg
 少し進んだら岩手山とガマ沼が見えてきました。

202206011530 ガマ沼と岩手山 w1280 P6010557.jpg
 ガマ沼と岩手山です。残雪が沼に落ち込んでいます。

202206011531 薄い w1024 P6010565.jpg
 沼の右手前側を拡大してみました。上の写真でちょっと変わった色をしていたなぁ...と。
 多分、汚れた残雪が水に潜ることで汚れが浮くか沈んで汚れが少なくなり、水中の残雪が浅い位置なので水の層が薄く、なのでこのような薄い青緑色をしているのでは....。

202206011532 ミネザクラと岩手山 w1024 P6010575.jpg
 ミネザクラとガマ沼、そして岩手山。

202206011533 ミネザクラと岩手山 w1024 P6010577.jpg
 更に拡大。うーん、ここは蕾だなぁ...と思ったら

202206011534 ミネザクラ w1280 P6010591.jpg
 なんと低い位置で咲いていました(^_^;) この日は4カ所でミネザクラを見ましたが、蕾だけとか割と咲いていたり、ここみたく上部は蕾で下部で花を付けていたり....とバラバラ。日当たりや風当たりの他に個々の、早く咲くとか遅く咲くとかの性質もあるのかと。

202206011537 ガマ沼西部 w1024 P6010607.jpg
 ガマ沼の西端です。右端は上に出てきた残雪が落ち込んで水の色が違った所。まあ水の色が違うのは奥側でも見えますが、気にして頂きたいのは奥の残雪。
 案内看板には有りませんでしたが、以前来たときから怪しい感じでした(^_^;) これを書いているときに、ようやく国土地理院の地図を見て、間違いなかったと....今頃(^_^;) 小さな沼が有ったのですね(^_^)v
 メガネ沼を過ぎて直角に左へ曲がるとき、ひょっとしたら右手に沼が有るのかなぁ...!??と。もちろんガマ沼ではありません。そしてガマ沼から見て、多分西に....と思って居たら、今回見える奥の残雪です。ガマ沼と残雪の斜面が同じように見えませんか(^_^;)
 グーグルマップの航空写真でも確認出来ました。

202206011538 ガマ沼と八幡沼 w1280 P6010611.jpg
 右はガマ沼、右奥が岩手山、左は八幡沼、中央奥やや左は茶臼岳です。ちょっと空撮風ですが、ちょうど展望台が有り、そこからパチリ(^_^;)
 帰るのは右奥の下へ(^_^;)

202206011542 説明板 w1024 P6010619.jpg
 ガマ沼の説明です。連なった噴火口跡でした。

202206011544 八幡沼 w1280 P6010626.jpg
 八幡沼です。中央奥やや左にちょっと盛り上がったのが旧火山の源太森。この沼を3/4周して、見返峠に抜けるコースもありますが、時間の都合で直接峠を目指します。

202206011544 稜雲荘付近 w1280 P6010629.jpg
 避難小屋になっている陵雲荘付近の拡大です。トイレも有ります。この先で登ってきた方にすれ違い、荷物を背負っていたので尋ねたら、陵雲荘で泊まると話していました。ヨコミーは星を見たいですが、ここでは泊まれないでしょう(^_^;)

202206011547 ノウゴウイチゴ  w1024 P6010637.jpg
 探勝路を進んだら直ぐ脇に小さな花が。調べたら発見された奥美濃に因む能郷苺(ノウゴウイチゴ)とか。

202206011548 ショウジョウバカマ w1280 P6010643.jpg
 ショウジョウバカマです。可愛いです。

202206011548 ショウジョウバカマ w1024 P6010639.jpg
 こんな花も有りましたがショウジョウバカマかと思います。この色は初めて見ました。まっ、単に見ている数が少ないだけかも(>_<)

202206011550 アオモリトドマツ h1280 P6010651.jpg
 この一帯はアオモリトドマツが広がっています。手前は笹ですが(^_^;)

202206011551 キラキラ h1280 P6010657.jpg
 探勝路がガマ沼の下手と接する所。西日をキラキラと反射して綺麗なので、若い二人連れのうち女性がスマホで一生懸命に撮影していました。でも男性にその興味は無いみたい(>_<) まあ良いのです。キラキラと輝くものには目もくれず、この女性だけをしっかりと見てて欲しいですね(^_^)v

202206011551 また雪道 w1024 P6010659.jpg
 再び歩き始めたら残雪。まあ、大丈夫です。

202206011553 傾くと岩手山 h1280 P6010665.jpg
 こんな景色と出会いました(^_^)v 奥は岩手山。

202206011554 遊歩道 w1280 P6010669.jpg
 八幡沼南側、残雪が消えた所に探勝路が一部見えます。その右に小さな水溜まりが見えますが、池塘です。以前見たとき、水位は探勝路の路面より少し高い位置でした。勿論、沼よりも。面白いです。

202206011603 見返り峠 w1024 P6010687.jpg
 少し進んだら見返峠に出ました。写真では左手前から来ました。向こうは八幡沼経由のコース。看板の後ろはトイレ。

202206011601 見返り峠トイレ w1024 P6010677.jpg
 以前は閉まっていましたが今回は開いていました。雨水をためて流す水洗かと思うのですが臭気は無く、雷雨時等の避難にも使えそうです。

202206011602 見返り峠からの岩手山 w1280 P6010678.jpg
 見返峠から見た岩手山です。

202206011602 見返り峠から駐車場 w1280 P6010679.jpg
 右はこれから越える緩い山。中央奥に有料駐車場やレストハウスが見えます。駐車場左上は畚岳。左端やや下には無料駐車場も見えます。先程無料駐車場から見上げた峠、残雪と曇り空が溶け合う所に居ました(^_^;)
 因みに左端白い車はヨコミー車。他の車は殆ど有りません。だって午後4時を過ぎてしまいましたから(>_<) 急がねば(^_^;)

202206011607 畚見ながら下り w1024 P6010690.jpg
 峠から緩く登るとやがて平坦に。そして最初は緩く下ります。そんな所でパチリ。

202206011609 エンレイソウ w1280 P6010696.jpg
 下り坂が急に成り、足下に注意して下りていたら、脇にエンレイソウが有りました。不思議な花です。

202206011611 ミネザクラ  w1024 P6010706.jpg
 もう少し下ったらミネザクラが有り、こちらは全て蕾でした。更に下がった所は満開。

202206011611 下り坂 w1024 P6010709.jpg
 割と急な下り坂です。これを登るのはちょっと大変(^_^;) でも、元気が有る内に急坂を登った方が良いのでしょうか。ヨコミーは何度か前にここを登り、大変でした(>_<) 子供が小さかったことも有ったか...。
 ところで少し下の右に白色の柱が立っていますが、登り始めて直ぐの鏡沼分岐点です。ここから見て右側へ先程は入って行きました。

202206011619 道に戻る w1024 P6010743.jpg
 やっと登り口に着きました。地下道を潜って秋田側のセンターへ行きたい気もしましたが、麓の産直でウドを買いたくて、トイレもせずに駐車場へ急ぎます。適度に(^_^;) 

202206011629 無料駐車場着 w1024 P6010753.jpg
 ようやく無料駐車場へ到着です。到着したら16時29分でした。
 普通の方でしたら1時間で往復するのでしょうけれど、写真を撮りに来たヨコミーと、ヨコミー奥様の「お疲れおリュウさん」コンビなので、所要時間は2時間半近く(>_<) いつも表示の倍。栗駒山に登ったときは18時過ぎに下山でした(>_<)

 ところで急ぎ麓のビジターセンターに有る産直へ行ったら17時をほんのちょっと過ぎた為か閉まっていました。ウド残念(>_<) (でも↓を考えれば15時で閉店していたのかもしれません)
 更には外のトイレまでも閉鎖(>_<) トイレ使用は15時までと書いてありました(^_^;)
 えええっ!!!!! トイレが...外のトイレが....(>_<) なんで外のトイレまで15時で閉鎖なのでしょうか。例えば山のてっぺんに在るトイレで管理人が長い道程を歩いて帰らなければならないのなら仕方ないと了解しますが、ここは温泉地(^_^;) このセンターで町外れ....といった場所。ときがときなら、「なんでだす!!???」と怒るところ(^_^;)
 私が過去に行った範囲で、15時にトイレが閉鎖される所は有りませんでした(^_^)v 
 皆様ご注意をm(_ _)m あっ、トイレに行きたいのですが....(>_<)

 ロシアによるウクライナ侵略はなかなか終わりが見えません。ロシアが早く敗退することを祈りつつ、本日はお終いm(_ _)m

☆参考 下記を見つけました。ドラゴンアイ観察日記です。お仕事の方かと思いますが、有り難いです。
     https://www.hachimantai.co.jp/topics/30733
 
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