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三陸道気仙沼湾横断橋 気仙沼の今 20200414 [東日本大震災]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 一昨日は気温が結構上がり、薄着で出掛けるには丁度良い時期になったのですが、新型コロナの影響で外出はすっかりと減っています。
 近くのポストへ投函しようと出掛けたら、歩道を歩いている若い4人組がいました。ところが直ぐ手を伸ばせば届く間隔なのに、誰もマスクを付けていませんでした。ちょっとカッコ着けた衣装なので、観光客??

 気仙沼市内では今、東日本大震災後に復興道路として位置付けられた、三陸縦貫道(以下三陸道)の延伸工事が進んでいます。
 一つは気仙沼港IC~唐桑IC間、そして本吉津谷IC~小泉IC間の2カ所です。
 3月8日、打合せが有って大島へ行った帰路、三陸道が気仙沼湾を横断する橋梁工事の現場を眺めることが出来ました。湾は南に開けていて、その東側に在る鹿折地区小々汐(こごしお)集落の高い所に出来た道路から、パチパチとした数々をご覧願いますm(_ _)m
 ☆写真はクリックすると大きくなります。

 202003081609 小々汐南 w1024 DSC_8179.jpg
 小々汐地区のメインだった場所。大津波で浜の家々はすっかりと流され、やや高台で残った家も大島へ通じる道の付け替え工事で移転しました。
 写真下の工事現場事務所みたいな建物が在る辺りに、大家(おおいえ)と呼ばれる網元の大きなお宅が在りました。左端には浦島小学校へ登る道が在りましたが、その小学校は被災しないものの、児童数の減少で廃校となりました。津波の影響で親が住む場所を変え、子供も転校して行ったためもあるようです。
 
202003081604 小々汐 w1280 DSC_8154.jpg
 小々汐は小さな入り江です。住む殆どが尾形姓です。多くの民家が在りましたが、すっかりと流されてしまいました。
 向こうは湾の西岸。橋桁が離れている所の奥は市民の森。その右は手長山。左はヤマツツジで山頂が染まる德仙丈山。でも、コロナの内は来ないでくださいm(_ _)m

202003081604 小々汐山手 w1024 DSC_8155.jpg
 以前の道路は海岸線に沿って低い位置に在りましたが、今では右上に道が出来ました。こんなに盛り上げて....。

202003081600 湾横断橋 w1280 DSC_8135.jpg
 横断橋をやや拡大。

202003081603 東の橋脚 h1024 DSC_8152.jpg
 近隣では見たことかない橋脚です。凄い(^_^)v

202003081601 橋接近 w1280 DSC_8139.jpg
 橋は左右から橋桁を延ばして工事が進められています。
 奥の市民の森で風力発電の風車が回っています。
 
202003081603 西端 w1024 DSC_8150.jpg
 西側先端の橋桁です。
 左下の建物は国の合同庁舎。大津波を受けましたが、改修して使われています。
 その右上にちょっとだけ見えているのは、移転新築された県の合同庁舎。実は震災前、国の合同庁舎の直ぐ右隣に在ったのですが、被害が大きかったのか移転新築です。
 右下の赤っぽい看板はイオン。
 その左上は老朽化で震災後に移転した市立病院です。この市立病院、紹介状が無いとお金を高く取る偉い病院になってしまいました(>_<)
 以前、市内のお年寄りによる、新築を機に名称の変更を求める投書が新聞に載っていました。市立病院じゃなく「市民病院」にして欲しいと。ヨコミー、当時は投書の意味が分かりませんでしたが、こういうことでしたね(>_<) 名は体を表す(T_T)

202003081603 東端 w1024 DSC_8149.jpg
 東側から伸びる橋桁の先端です。左下はゴミ焼却場。

 時と場所を変えて....(^_^)v

202004141046 橋 w1280 P1670314.jpg
 4月に市内傳法寺(お不動さん)の枝垂れ桜を紹介しましたが、横断橋はその場からも見えていました。
 右奥が気仙沼大島の最高峰・亀山で、その下に見えるアーチは昨春開通した大島大橋。その直ぐ下から左へ伸びる黒っぽい橋がそれ。高架橋が見えます。
 中央とやや右に建っている高層住宅は南郷の災害公営住宅で、中央左の2棟は内ノ脇の災害公営住宅です。これらの住宅間に、岩手県一関市室根町から流れてくる大川が在ります。

202004141046 橋のアップ w1280 P1670315.jpg
 東西から延びている橋桁は、その間隔が狭くなっている感じ....。狭くなっていない!?? (^_^;)
 この橋桁は今月1日か2日、無事に結合されました(^_^)v

202004141046 大島大橋方向 w1024 P1670316.jpg
 折角なので大島方向です。亀山の下に見えるアーチが大島大橋で、通称は「鶴亀大橋」。これは鹿折地区の鶴ケ浦と大島の亀山(地名)に架かっていることから。でもコロナが終わってからお出で願います(^_^)v
 接するように直ぐ下に見えるのは、大川や魚市場南側の朝日町を跨ぐ三陸道の高架橋で、川は手前から海(見掛け上、大島大橋と併行に見える水面)に注ぎます。
 その手前に見える、途中が上にちょっと膨らんだ橋は、鉄路が廃止されバス専用路となるJRの橋。
 JRの橋の下に一体となって見えるのは、曙橋です。この橋はほんのちょっと上流側に架け替え工事が大川左岸で進んでいますが、そこは左に見える南郷災害公園住宅の陰となって、見えません。が、川の中に橋脚が1つ見えます。直ぐ隣に架かります。

 コロナが来なければ、今頃は旅行か、最低限、無線機を持って山に行っていました。ところが緊急事態宣言が全国に発せられ、山にも行かず自重していました。
 なのに、アマチュア無線を聞けば、XX市##山移動...なんて叫んで、多くの局と交信している局が数多く聞こえました。中には単身赴任先の部屋でも「移動」扱いになっている場合も少しだけ有りますが。  http://qrv.jp/html/ALL500.html
 確かに山の上では普通3密には成らないです。しかし話しかけてくる人も居ます。ガソリン補給、食料調達、途中でのトイレ休憩等で人と接することもあります。往復での交通事故の可能性も。症状が未だ出ていないご自身から、他人や器具等へコロナを撒き散らかす可能性も有る事から、「ステイホーム」でしたよね。
 コメント蘭の書き込みに「雨にも負けず、風にも負けず、コロナにも負けず」というのもあって、ガックリとしました。あれは、そういう身体を持ちたいという願望で、元歌の作者は病死です。
 まあこういう人たちは一部と思いたいです。都内の蕎麦好きまるちゃんや守谷の方など、アマチュア無線移動運用の達人等は、流石に自粛しています(^_^)v そうじゃないベテランもいましたが(^_^;)

 コロナの感染症状は急激に進むこともあるようで、侮れないと思うのです。 
 国を挙げての外出自粛でコロナを押さえ込もうというこの時期に、世の中とは関係ない、まるで別世界のような振る舞いは、アマチュア無線の危機を感じざるを得ません。
 このような事態は考えられたのに、監督官庁もアマチュア無線連盟も、明確な動きは見えません。
 本当にガックリで、明日は無線機のスイッチを入れられそうにありません(>_<)

 あっ、大変すみませんが、今は対コロナの大切な時期ですので、終息してからのお出でをお待ち申し上げます(^_^)v
 おしまいm(_ _)m
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