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肉眼で見えたウィルタネン彗星 20181213 [星]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 ようやく強い季節風が吹いてきました。「北風」じゃなくておよそ「西風」。
 家庭菜園で使う不織布などは、キチッと野菜を覆い、周りをしっかりと止めないと、強い風に煽られてしまいます。

 国内政治の世界では、自民党一強の強風が吹き荒れていて、「ゆ」党以外の野党を吹き飛ばし、外国人材拡大法案が成立してしまいました。肯迷党はしっかりしてください(^_^;)
 大義名分は「人手不足対策」のようですが、自民党の若き議員方は知らねども、年配議員方には「反省の弁」を述べてから、審議に入って欲しかったのです(^_^)v
 
 1985年の年金法改悪のとき、お国からの命を受け、市役所の国民年金担当係長さんが地域に来て、法改悪の意義を説いていました。
 「来たるべき超高齢化社会に対応するため」だってね。
 そう、もう30年以上前から、少子高齢化社会が来ることを国は、政権与党の自民党は知っていながら、なおざり、おざなりの政策を続けてきました。
 その結果が今の現実です。
 将来の予測が出来た時点で、1985年を待たず、直ぐに子育て政策を手厚く、より充実させていれば、1990年頃には子供の数が増えてきて、そのとき生まれた子等が、今はまた子供を産む年代になっていたはず。
 若い人口が増えることで就業者も消費者も増え、経済活動がより上向き、アンバランスな人口構成による将来の年金不安も、いくらかでも落ち着くと思うのです。
 こんなこと、ヨコミー程度の頭でも分かるのに、党のセンセー方は票にならないためか、そういう「族」議員は居ないようですね(>_<) 
 「私たちの怠慢でこんな事態となりました云々」と、そんな反省の弁が聞きたかった(^_^)v

 おっと、道草をし過ぎて....(>_<)
 今日のお題はこれっ!!

20181213240520 46P w1024 New1.jpg
 撮影は12月13日の深夜、天界で話題になっているウィルタネン彗星です。某所に行っていた先週、肉眼で見えました。
 といっても、満月くらいの大きさで、単にぼーっとした小さな雲みたいな姿なので、ちょっと見にはつまらないかも知れません。
 それでも、2時間くらい間を置いて見ると、近くに在る星との位置関係から、動いていることが分かるのです。これって、凄いことですよ。
 写真は口径160mm、焦点距離530mmの望遠鏡にカメラを取り付けて撮影しました。各写真は全て、長辺が満月2個分の長さです。
 今は月が大きく、小さな双眼鏡でも見るのは難しいかと。
 直近では、24日クリスマスイブの夕方6時頃、月が出る直前がチャンス。北東の空、高さは北極星と同じ約40度辺り。具体的には天文雑誌を見るか、
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10292_ph181200
等を参考にしてください。
 25日以降は月の出が遅れますが、彗星は段々と光を失います。
 街灯りが少ない所で、チャレンジしてみてください。
 コンパクトデジカメでも、小さな姿を撮影出来るかも知れません。
 三脚に固定するか何かの上に角度を付けてカメラを載せ、夜景が撮れるモード等で、ストロボは要りません。
 レンズは広角から標準程度まで。望遠とか露出時間が長過ぎると、星は線状になります。
 感度調整が出来るカメラなら、ISO1600から6400辺りで調節してみましょう。
 周りは出来るだけ暗い方が良いのですが、星がある程度見える所なら、強い光がレンズに差し込まないよう、手や帽子などで光を遮ってあげましょう。

20181213260331 64P w1024 New1.jpg
 これは同夜のスイフト・ゲーレルス彗星です。ちょうどウィルタネン彗星を小さくしたような姿です。
 緑色のコマが綺麗です。

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 こちらも同夜のステファン・オテルマ彗星です。名前が素敵だという方も居ます(^_^)v

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 こちらは前夜に撮影したジャコビニ・チンナー彗星(中央やや左下。2つの線に挟まれている星)です。
 以前は長い尾を引いた姿をご紹介してきましたが、太陽や地球への接近から3か月を過ぎ、とても小さな姿になりました。
 次回近づくのは6年半後。そのときも立派な姿を見せて欲しいものです(^_^)v
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