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駐車場から一番近い高山!? 蔵王山 20190826 [観味良好]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。

 昨日8月29日は大変な暑さでした。気仙沼のアメダスでは29℃まで上がりました。これは前日からみれば凡そ5℃高いです。まあそれでも夜は段々と気温が落ち着き、湿気も少なめなことから、エアコンは使わずに済みました。

 8月25日は、夜8時に蔵王山頂レストハウス前駐車場に着きました。なんと夜一番の出勤です。他に誰も居ません(^_^;) 山頂は標高1758mなので、ここは1720m程かと。
 星がちょっとは見えていましたが、残念ながらガスが急に濃くなり、なかなか晴れないので、星見は諦めました。
 次に車に小さなアンテナを取り付けたものの、遠くのアマチュア無線局が微かに聞こえただけ(>_<)
 風とガスが強く、蔵王刈田リフトが在る刈田岳駐車場へ下がり、おやすみ。でも車内は荷物が多く、仕方無く運転席で背もたれをちょっとだけ倒して仮眠。結構寒かったです(>_<)

201908260908 蔵王山刈田岳から臨むお釜 W1024 P1550213.jpg
 蔵王といえば「お釜」(*^_^*) 26日の撮影です。

201908260507 夜明け w1024 P1550103.jpg
 時間は遡り、26日の朝5時過ぎ。珍しく早く起き、またレストハウス前に登り、車外で作業をしていたら、朝日に照らされた雲が綺麗でした。

201908260507 山頂方向 w1024 P1550110.jpg
 この場所は山頂南の稜線が未だ太陽を隠しているので、陽光は当たりません。なので露出を切り詰め、山頂方向をパチリ。シルエットになりました。
 建物が刈田嶺神社の奥之宮で、一番高い所。地図によれば三角点は神社の前になっています。

201908260507 山形方面 w1280 P1550108.jpg
 山形県上山市から米沢市方向かと。蔵王山の陰になって、未だ陽が射していません。

201908260630 風 w1024 P1550114.jpg
 用事の一つ。車はヨコミー号。昨夜風が強くてアンテナを上げられませんでした。
 でも、やはり風が強く、支柱が結構傾き....(^_^;) 危険なので1時間程でやめました(>_<)

201908260617 車内 w1024 P1550113.jpg
 助手席はこんな感じ。ちゃんとセットしている方は綺麗にしていますが、ヨコミーは一時的にただ置いただけ(^_^;)

201908260819 レトスハウス w1024 P1550118.jpg
 右手がレストハウスです。無線機器は片付け、いよいよ観光です。いや、火山調査(^_^;)

201908260821 蔵王山頂レスト w1024 P1550120.jpg
 確か避難場所にもなっていたはず。左に巻いて進むことも出来るのですが、見れば中に人の姿が在り、折角なので玄関から(^_^)v

201908260825 2階 w1024 P1550122.jpg
 2階はレストランです。時刻は午前8時半前。流石に営業していませんでしたが、帰路はやっていました。「釜カツ丼」に心が....。帰路に寄りましょう!!

201908260825 避難 h1280 P1550121.jpg
 避難経路図が貼ってあり、一応読みました。皆さん、万が一のためにも、必ず読みましょう(^_^)v

201908260825 分かれ道へ w1024 P1550125.jpg
 レストハウスを突き抜けるとこんな感じ。左手の山は....

201908260825 熊野岳 w1024 P1550123.jpg
 熊野岳1841mです。山頂は右から1/3のところに、小さな黒い突起があるのですが、分かるでしょうか。熊野神社の建物です。残念ながら、熊野岳山頂がはっきりと写っているのはこれだけ(>_<) ガスが結構掛かっていました。
 では、更に進みます。

201908260827 帰路 w1024 P1550129.jpg
 岐路です。左は熊野岳方面へ。右は刈田岳方面です。

201908260827 熊野岳 w1024 P1550131.jpg
 熊野岳方向はこんな感じ。左から1/5辺りの稜線に小さな突起が見えますが、これは避難小屋であり、山頂ではありません。
 お釜は真ん中に隠れています。

201908260828 刈田岳方向 w1024 P1550133.jpg
 刈田岳方向です。右上が奥之宮です。左は展望台。どうです? 山頂まで5分で行けそうですよ(^_^)v

201908260839 レストハウス w1024 P1550165.jpg
 振り返ってパチリ。
 振り返るのは鬱病の人に多いとも聞きます。ヨコミーは鬱病でしょうか(>_<) 多分違います。躁鬱病(^_^;)
 でも、たまには振り返ってみる事も良いかと。ひょっとしたら、あなたの直ぐ後に「ぬりかべ」が居るかも(>_<)
 今まで進んできた道を確認し、そして進むことはとても大切なことかと。
 山が好きな人で、あちこちの山に登る知り合いがいますが、山の景色や植物の事を聞いても、なかなか良い答えが返ってきません。
 100名山を登る目標を立てているのでしょうけれど、その様子では単に「登ること」が主の方ですね。
 ヨコミーは折角登るのだから、出来れば微に入り細にわたり見てきたいのです。欲張り(^_^)v
 なので、そんな面でも振り返ってみることも大切だと思うのです。
 
 前置きが長くなりました。すみません<(_ _)>
 レストハウスを、山頂に近い東側から見ています。こんな感じで登ってきたのです。お釜は右手です。
 建物の左に、麓の町並みが見えます。

201908260840 リフト w1024 P1550168.jpg
 前の写真真ん中にリフトが在り、稼働していました。そのアップです。今は登山用なのですね。

201908260839 熊野岳方向 w1024 P1550164.jpg
 更に右隣をパチリ。お釜(右)と霞む熊野岳。雲が多くなりました。

201908260837 お釜五色岳 w1024 P1550162.jpg
 更に右です。お釜もですが、五色岳の右下も興味深いです(^_^)v

201908260855 五色岳コマクサ平 w1024 P1550183.jpg
 更に右です。左は山頂がちょっと切れて仕舞いましたが五色岳、右の道路が見える辺りが駒草平です。

201908260831 コマクサ平 w1024 P1550144.jpg
 ちょっと角度は違いますが、左が駒草平の拡大です。建て替えられたトイレが見えます。

201908260853 刈田嶺神社奥之宮 w1024 P1550178.jpg
 奥之宮を通り越してパチリ。ヨコミーは奥之宮の右側から登ってきました。
 周りを見渡しても、建物の辺りが一番高いようです。具体的には建物手前に見える緑の所かと。
 
201908260855 お釜 w1024 P1550186.jpg
 山頂付近から見たお釜です。この方向からも良いのですが、右手前の縁で湖面が隠れています。惜しいっ(>_<)

201908260856 お釜の中 w1024 P1550191.jpg
 お釜の左側を拡大。左から沢状に流れてきたのでしょう。注ぐ辺りが広がった扇状地のような姿をしています。
 そして、岸に見える赤い物は??

201908260855 お釜中右 w1024 P1550190.jpg
 お釜の右部分です。右下は手前の縁。バームクーヘンみたく、律儀に重なっています。全て噴火による噴石や灰が積もったのでしょう。

201908260831 五色岳右下 w1024 P1550147.jpg
 五色岳山頂右下に広がる緩やかな谷の出口です。これも面白い姿です。更には左側に、斜め左下へ向かう急な傾きの直線が見えます。右側は斜面をごろごろと転がった跡なのでしょうけれど、左は切り取られて出来た感じもします。不思議(*^_^*)

201908260855 お釜右の w1024 P1550189.jpg
 上の写真のずーっと右手が崩落しています。そこに見える縞模様は、単に降り積もって出来た訳じゃ無いことを示しています。
 見ていて興味は尽きませんが、次のお座敷も在り、そろそろ終わりとします。
 因みに、翌日のお座敷は八幡平の予定です。なので帰路をちょっとだけ急ぎます。
 おしまい(*^_^*)
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今年も雨(>_<) 胎内星まつり 20190823 [星]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。

 風の丘にも涼しめの風が時折吹きます。昨夜は一時結構強い雨が降りました。お天気が早く安定して欲しいものです。
 近くの年配夫婦の奥さん、割と散歩している姿を見掛けるのですが、最近見掛けません(>_<)
 お宅を見れば(見なくても目に入る(^_^;)最近夜遅くまで灯りが付いているので、自宅介護にでも成ったのかなぁ...と心配していたら先日お会いし、安心(^_^;)
 なんと息子さんが関東方面から帰ってきたと。テレワークの類なのか、自宅で仕事が出来、時には出社するとか。まあ目出度し、目出度し(^_^)v

 さて、夏の恒例であります「胎内星まつり」(新潟県胎内市)へ今年も行って来ました。3日間の開催ですが、残念ながら昨年に引き続き、多分一昨年から引き続きの雨模様でした(>_<) 
 お天気だけはどうにもならないし...。まあ一晩だけじゃなく二晩開催することで、星空に恵まれる可能性が高くなるので、期待は出来るのです。

201908231538 胎内の天文館 w1280 P1550088.jpg
 胎内星まつりは新潟県東部、里山に在る県民の森を会場に、合併前の黒川村時代、1984年から毎年行われています。
 この地に、当初は天文関係の建物は無く、展示の有る研修館と食堂、トイレだけ。
 この祭が大きくなったため、近年、自然天文館が建てられました。凄い!!!!!!!!!!!!
 天文館の前がステージになっていて、星空落語、オークション、バンド演奏等が行われます。未だ初日の午後なので、この辺の人影はまばら。

201908231533 図 w1024 P1550082.jpg
 メイン会場は下の左に見える駐車場。ちなみに、このトレイルコースの入口は、草が伸びていました。走りたい方は事前に草刈り日程を確認した方が良いようです。

201908231613 会場金曜日 w1024 P1550091.jpg
 メイン会場の様子です。初日の16時過ぎですが、まだ準備中とか来ていないブースも有りました。まあ、遠いですしね。
 望遠鏡やカメラ、星のグッズ、食べ物等のテントが軒を連ねます。お高い「久保田萬寿」も売っていままた。お土産にどうぞ(^_^)v 夜には大小の望遠鏡がズラリと並びます。

 本部席が在る別な列で、土曜日の深夜、初回からまつりを主導してきた沼沢さんや星の村天文台の大野台長さん、望遠鏡メーカー・髙橋製作所の方、星空落語の柳家小ゑん師匠という豪華メンバーによる対談がありました。
 折角のいいお話なのに、観客は僅か(>_<) もっ胎内(^_^;) 多くの天文ファンは酔いつぶれているのでしょうか、残念(>_<)

201908231537 会場北側 w1024 P1550087.jpg
 前の写真の左手下がったところ。
 真ん中の車は別として、期間中一部を除いて、路上駐車とテント泊が認められています。
 茶色いタープの下には焚き火台が見えます。気軽にアウトドアを楽しめるのもメリット。

201908241824 森の中の芝生広場 w1024 P1550097.jpg
 先程のマップに「現在地」とある位置の、下に広がる芝生広場です。テントはまだまだ張れますが、駐車スペースが足りません。手前に見える路駐のスペースは、停めていた方がお出掛けしたようですね。
 なのでヨコミーも駐車スペースを確保し、土曜日に近くの日帰り温泉へ行って戻ったら、なんと二位潟と所茶話ナンバーの軽自動車に場所を取られていました(>_<) 駐車スペースを確保した材料は捨てられ...(>_<)
 この2台に文句の一つも言ってやろうかと思いましたが、相手はなかなか車に戻りません(>_<) 
 困り果てていたら、間もなく、私の前に停めていた犬連れの方が帰り掛けたので、そこを譲って頂きました。感謝<(_ _)>
 昨年は車の間隔を極端に詰められ、戻るのが大変でした。また、戻ることが出来ないように停められた事も有りました。
 このようなことは他の方からも聞いています。関係者はどう思っているのでしょうか。クレームを差し上げるつもりです。石灰で線を引けば、雨が降っても2・3日は分かるのですが。

 それにしても、今年で36回を迎えた星まつりですが、段々と当初の良さを失っている気がします。ヨコミーは2回目から参加し、行かなかったのは平成23年と片手分くらい。
 スケールメリットで、いろんなお店が軒を並べるのは良しとしても、屋台の臭いや煙が広く漂い、コンサートはうるさ過ぎ、駐車場は不足。
 天文仲間の高齢化は進んでいると思うのに、洋式トイレってどこに在るのかなって感じ。施設が新しい、有料で入る天文館なら有るのでしょうけれど(>_<)
 遠隔地から来る人のことを考えていないスケジュールも。最終行事が日曜日お昼に終わると、土産を買ったりで帰宅はいつも日曜日の夜でした。
 しばらく律儀にそのスケジュールに付き合っていたのですが、或る時から最終行事を待たずに朝発ち。そして近年は土曜日深夜に会場を離れていました。今回は晴れ間に飢えていたので、晴れを期待していたのですが(>_<)

 とはいえ、天文にちょっとでも関心の有る方は、一度は足を向けてください。ただ、駐車場には苦労するかも。ならば金曜日朝に着くとか。
 いつかは大型双眼鏡の値下がりを待っていたら売れてしまい....(^_^;) 欲しいものが有ったら、どうせ基本的には安いのですから、品物が有る内に買った方が確実かと(^_^)v
 ヨコミーは来年、金曜日に着いて1夜だけとし、そして深夜に発って地元の山へ戻り、熊さんと遊ぼうかな(^_^)v
 おしまい(*^_^*)
 
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復旧工事進む大谷海岸 東端からの風景 20190807 [東日本大震災]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 今夜は少し冷えています。今夏も、良い天気には恵まれず、終わりました。来年の夏も、好天が期待出来ない夏になるのでしょうか....。

 8月7日、所用で気仙沼の街まで出掛けた帰路、東日本大震災で、海水浴場の砂が流失したり、道の駅や付近の民家等に大きな被害を受けた大谷海岸を、いつもとは違った方向から見たくて、大谷の通称「街」を抜けて左折し、旧・JR気仙沼線の踏切を渡り、いったん中華高橋水産方向へ進み、間もなく右折して少し進んだ辺りでパチリ。

201908071107 ネギ畑が w1280 P1540613.jpg
 以前というか3年前か、地元のネギ生産組合がネギを植えていた辺りからの撮影です。ほぼ正面奥に見える小さな森(舘鼻崎)から右手が大谷海岸です。裏側から(^_^;)
 ここから左へ進み、画面左奥に見える防潮堤にぶつかったら右に進み、小さな森の右下に見える坂道を登って行きます(^_^)v
 それにしても、手前には震災後、多分補助金という税金も頂いて整備された畑ですが、この日も、2か月くらい前に来た時も、ネギの姿は有りませんでした。ネギ生産が始まる直前、人伝えに、組合の方が「これから忙しくなる...」と言っていたとか。なのに現況は???

201908071109 大谷海岸東端 w1024 P1540615.jpg
 向こうに見えていた坂道を上ると、まもなく開け、海が見えてきました。大谷海岸は凡そ南向きで、その東端は小さな漁港になっています。
 左奥に霞む山、山頂が手前の森から出ている枝に隠れていますが(^_^;)、南三陸町境のツツジ山・田束山(たつがねさん)です。
 右手に見える電柱の少し左、左右に伸びる防波堤の向こう岸に、小さくてすみませんが、日門漁港を守る灰色の防波堤が見えます。防波堤は左から右へ伸びていて、右端に白い小さなトゲのような灯台が見えています。まっ、灯台は先端なんですが、直ぐ右に岩だらけの小島が在り、先端じゃない!!!風に見えているのが残念。
 なので、今年1月に、向こう岸から撮った写真がこれ!!

201901131416 日門 小島 w1024 P1380082.jpg
 今年1月13日撮影です。この並びの写真から、1月辺りのブログに載せています。もっと右から撮ったカットにしたかったのですが、この日もそのようなカットは無く、未整理なもので....(>_<)
 手前は日門海岸の防波堤で、右は漁港、左は海水浴をしている砂浜。先端に岩だらけの小島があり、ウミネコが生息しています。
 問題は更に奥。やや右手に岩山の上から白い姿を見せているのが日門漁港の灯台。この灯台は、右奥から伸びる防波堤の先端に在ります。
 が、左奥に見える大谷海岸防潮堤の工事現場から見れば、日門漁港の防波堤先端に白い灯台が見えるものの、途切れたはずの防波堤先端には、この岩山が続いているように見えるワケ。
 今回ブログに使った写真は、その多くを一部完成した防潮堤の右手、土色の坂道のような所から撮影しました。黒っぽい杉か松の木の下側です。
 小さく写っている対象に、時間を掛けすぎました。すみませんm(_ _)m まあそれにしても、このウミネコたちは、とても可愛いですよ。手で触れるくらい近づいて、漸くよちよちと逃げて行きます(^_^)v

201908071109 大谷海岸東端漁港から w1024 P1540614.jpg
 漁港から西側です。大谷海岸の砂浜は、漁港から奥の白い色の建物付近まで続きます。
 白い色の建物から少し右に離れて、白い色の線が見え、更に少し離れた右にもやや太い白い色の線が見えますが、これらは仮設の、新旧の道の駅です。
 因みに、左端から伸びる防波堤の先端、その直ぐ上に見えるのが、プライベートビーチみたいな九多丸の砂浜。以前も紹介しましたが、海水浴場の設定は無く、トイレやシャワーも無く、監視員もいません。なのに今夏も何人か来ていましたが、ここでの海水浴はやめましょう。

201901010713 初日の出直後 w1024 P1370303.jpg
 これが九多丸の浜。今年、初日の出直後に撮影。奥の正面から左は大谷海岸、奥の右端が舘鼻崎です。
 地元のカッパが若い頃、日門から大谷海水浴場を目指したのですが、九多丸の浜は離岸流が早く、慌てたと(>_<)
 君子危うしに近寄らず...ですよ(^_^)v

201908071109 防潮堤 w1024 P1540616.jpg
 カメラは更に右続きへ。この防潮堤の一部が、日門漁港から見えていました。防潮堤工事は未だ始まったばかり。
 でも、こんな緩い傾斜の防潮堤で、万が一の時は大丈夫なのでしょうか。先月に開かれた、日門海岸防潮堤の説明会で、顔見知りから仕入れた情報によれば、この先の防潮堤は階段状になり、腰掛けることが出来るとか。
 こんな緩い傾斜じゃ、万が一の際は津波が登ってくると思うのですが、なんで岸壁みたいな、出来ればお城に有る石垣の「忍び返し」みたいな作りにしなかったのか....(>_<) 同じ高さでも、効果的な作りが大切と思うのですが。
 因みに、数百m離れた「大谷の街」の東側に在る防潮堤は絶壁タイプです。そちらは県工事の防潮堤で、こちらは国。皆さんが津波なら、どちらが登り易いですか?と聞くまでもない事だと思うのですが(^_^)v

201908071109 工事現場 w1024 P1540617.jpg
 工事現場の拡大です。
 漁港の背後地は、余り知られていませんが、砂丘でした。大谷海岸はほぼ東西に延びる砂浜で、気仙沼は一般的には北西の風が強いので、普通に考えれば海岸の砂は全て海に戻されるような気がします。
 しかし、ヨコミー家でもですが結構西風が強く、時には南西からも強い風が吹くのです。
 こんなことを考えれば、砂浜の東に砂丘が作られることは不思議ではありません(^_^)v

201908071110 工事現場2 w1024 P1540620.jpg
 海が荒れている時、ホテルからこちらを見ると、立てた鉄板に大波が当たり、凄い高さの飛沫を上げていました。昨年秋頃の当ブログに有ります。 
 中央やや上の、民家の並びの下端辺りに、左右に伸びる白っぽい線が見えます。これは、防潮堤工事に伴って付け替えられた、仮に設けられた国道45号のガードレールです。以前の国道はその下、白い何台かの車輌が見える辺り。
 左端、黄色い重機の左にちょっとだけ見える建物が、従来から在る道の駅のトイレです。そんな高さでした。

201908071110 旧・仮道の駅 w1024 P1540618.jpg
 真ん中を左右に伸びるのが付け替えられた国道です。その下右端が旧・道の駅のトイレ。より白っぽい左隣の建物が、加工と物販、食堂の建物。
 左端、国道の上に見えるのが新しい道の駅ですが、「仮設」と聞きます。本当でしょうか? どうせあの辺りに作るのですから、支障となる建物も無いし、先に盛土等の工事を進め、道の駅の建物は直ぐ本設とすべきじゃなかったのかなぁ...と。「仮設」の真偽の程をもっと掘り下げてみます。
 道の駅の上に小さなトンネルが見えますが、三陸道の下を抜ける通い道です。その左側は、東日本大震災による大津波で、日本家屋の2階部分が2つも運ばれてきたところです。
 今三陸沿岸各地で大きな防潮堤が作られていますが、残念ながら再び東日本大震災級の津波が来たら、十分に対応出来る防潮堤ではないのです。レベル1津波(通常L1=「エルワン」といいます)という、津波高はより低いものの発生頻度が高い津波に合わせた高さとか。因みに東日本大震災級はより大きなL2(エルツー)。
 ヨコミーにすれば低くて残念ですが、発生頻度は低く、税金もより多くなるだろうし、第一、沿岸に平地が少ない三陸では、全部とは物理的にも不可能かと(^_^;) 対応は避難併用だと。仕方無いなぁ(>_<)

201908071110 海洋館 w1024 P1540619.jpg
 海辺の小高い丘に建つホテル・海洋館。国道は、計画では大谷海岸防潮堤の上を走り、ほぼ水平でホテル右側の交差点に繋がります。
 直ぐ下はJR気仙沼線の鉄路跡地を経て砂浜に(^_^)v ホテルと砂浜の間に見える黒い階段状の物は、大きな土嚢(どのう)。
 土嚢は、大津波でそれまでの防潮堤や砂浜、松林までも流されたので、海岸保全のため、置かれています。これらも近々、防潮堤に代わります。
 ホテル右上に民家がちょっと見えますが、ここが風の丘。台風の時など、波飛沫が遠くまで飛ばされ、風の丘に建つ民家の外壁や扉に付くことも(>_<) なのでこの辺は、車庫に車を仕舞う家が多いです(^_^;)
 左端やや下に左右に伸びる白い線は、三陸道のガードレールかと。インター付近です。

 ヨコミー、出来ることなら防潮堤は作りたくないのですが、守るべき命、生活、自然環境がある限り、作らなくてはならないと、先月、意とする防潮堤の姿ではありませんでしたが、賛成票を投じ、地元としても推進することとなりました。
 反対の方の中には、「子や孫達にまで借金を残すのか!」「将来まで補修費が掛かるのでダメだ」と言う方も居ました。
 でも、私だって震災後の一時期、所得税に上乗せさせられて、お金を拠出しました。覚えていますか? 多分サラリーマンだけじゃなく、納税している多くの方々も。
 ヨコミーから言わせれば、なんで今の世代だけが負担しなければならないのか!!!ということ。
 受ける恩恵は続くのですから、いや、続けさせなければならないと思うので、今回の大地震は1000年に一度というなら、1000年のローンを組んで各世代に負担してもらいたいのです。もちろんメンテナンス費用も含めて(^_^;)
 でもまあ、費用を負担し、子や孫、子々孫々まで、津波被害から守ってあげたいのですよ(^_^)v
 あの津波の恐ろしさを、私は、わ、す、れ、な、い。

 老母(ろうはは=ヨコミー語)は今日はデーサービスでした。夕方戻ってきたら、送ってきた方が、「今日は2回でした」と。どうりで持たせたズボンじゃ無く、施設のズボンを穿いていました(>_<)
 夕食を終え、ベッドから22時に定時のトイレへ。車椅子へ移す前から臭い、トイレで開けたらなんとごしゃごしゃ(>_<) 
 先週金曜日は、朝、デーに行くために着替えていたら、なんと臭く、開けて見たら大(>_<) 夕方デーから戻ってベッドに移そうとしたら、なんと臭い。開けて見たらまたまた大(>_<) 
 なんとも、施設に迷惑を掛けないよう、息子夫婦に手間を掛けさせてくれました(T_T)
 老母は、こんな暮らしをどう思っているんでしょうか。苦労して子ども達を育て、そしてちょっとはささやかな幸福感を味わったかも知れないけど、間近で見てきたし、いろんな話も聞いたことによれば、その人生の多くは、苦難の連続だったと思うのです。
 こんな今の老母に、幸せを与える神様は居ないようですね。といってヨコミーが神様に代わって役目を果たすことが出来るかといえば、それには修行が足らない(>_<)
 もし今の老母にヨコミーが幸せを届けることが出来るなら、ヨコミーは教祖様になろうかなっ(^_^)v
 老母は今夜も静かに眠っています。でも、明朝はちゃーんと起きてね(^_^;)
 おしまい。
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看板から見るプロ意識 20190815 [もの]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 台風10号は日本に近づいてからやや速くなり、西日本を縦断(!?)して行きました。
 被災された皆様にお見舞いを、そして災害対応に当たられた皆様にお疲れ様を申し上げますm(_ _)m

 さてこのブログ、不本意ながら夏休みを頂いてしまいました。すみませんm(_ _)m 決して、忌引きではありません(>_<) 老母(ろうはは=ヨコミー語)は元気です(^_^;)
 7月も私(公私の「私」)は多忙でした。新聞は読売と地元紙を購読していますが、心が落ち着かず、薄い地元紙さえも1日2日遅れ。読売は「積ん読」(>_<)
 もっと遊びを減らさなきゃ...とも思うのですが、老母介護の呪縛から逃れるため...(^_^;)
 先月中旬は祇園祭、下旬は放送大学の試験と遅れていた芋掘り(^_^;)
 8月に入り3・4日の気仙沼みなとまつりにも行かず、その前後、まつり協賛の家庭菜園仕事で汗を流しました(>_<)
 そして8月第2週夜は、7/31からですが9日まで、拘束が予備日も含めて7日間も有りました。まさに「死のロード」(>_<)の星を見る会(^_^)v それも、お天気が悪くて大変でした(>_<)
 まあ週末には無線機を持って山にも行きましたが(^_^;)

 さて、素敵なお姉さんが居る看板を見つけました(^_^)v

201908101155 19PM w1024 P1540759.jpg
 市内某所の看板です。こんな素敵なお姉さんが接客するのでしょうか。営業時間は午前10時から午後19時とあります。
 うーん、深夜の午後10時から更に9時間後、つまり翌朝7時まで営業を続けての閉店です。
 えっ、綺麗なお姉さんが翌朝まで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! どのようなご商売なのでしょう(^_^;)
 でも、朝の7時に追ん出すとは、微妙な時間だなぁ...。ひょっとして朝帰りで帰宅するか、どこかに寄ってヒゲでも剃って出勤しろ!!というご配慮の時間かな(^_^)v

201908081008 キャッシュコーナー w700 P1540657.jpg
 市内某所の看板です。駐車場。
 右下の利用時間を見れば、午前7時から午後22時とあります。午後22時なら、午後10時から12時間後、つまり翌日午前10時まで利用出来ると書いて有ります(^_^)v
 なーんだ、結局一晩中、つまり24時間いつでも利用出来るんだっちゃ(*^_^*) でも、1泊以上はするな!!と注意したいんですね(^_^)v
 そんなに車を停めなきゃならないくらい、面倒が掛かるのかな?(^_^;)
 でも、正解は右上だっちゃ(^_^)v

201908081152 ムクゲ W1024 P1540729.jpg
 お口直しの花は、ヨコミー家、庭の端で咲いているムクゲ。綺麗です(^_^)v 剪定した枝を、野菜の苗の支えにと傍に挿して苗と結んでおくと、しばらく経つとムクゲの小枝が新しい葉っぱを出してきます(>_<) 勢力旺盛。翌年や翌々年には花を付けることも(^_^;)

 最初の看板は、決して怪しい所ではありません。もちろん2枚目も(^_^)v
 でも、昔のテレビ番組「11PM」はあっても、「19PM」や「22PM」というのはないです。まあPMが数字の後に来る、先に来るはおまけして。
 「午前」「午後」は24時制ではなく、12時制です。AM、PMも(^_^)v
 なので、1枚目のPM19時はPM7時と書くべきでしたし、2枚目はPM22時ではなくPM10時と書くべきでした。ずーっと以前、高い携帯料金を使い、1枚目のお店にお知らせしたのですが、なかなか直りません...(>_<)
 特に2枚目は、右上に24時制で正しく書いてあるのに、わざわざハイカラなAMとPMを使いたかったのでしょうか、残念。発注担当、発注時期、製作業者が違うのでしょうね。

 まあ看板屋さんは、発注仕様に基づいて作り、納品して、発注者の検査を受けて、支払いを受けたのでしょう。
 でも、これって残念です。「ここの数字はこうじゃないですか!?」と、看板屋さんは発注者にフィードバック出来なかったのでしょうか。
 1枚目の写真は綺麗なお姉さんも居るので、翌朝まで営業の怪しい所と勘違いさせるし、2枚目はお堅い会社なのに、自ら綻びを大通りに面した所で掲げています。
 前にも何処かで載せた気がしますが、ヨコミーがいつか、地元の三陸印刷にチラシの印刷を依頼した時、1回目の校正段階で時間の変更がありました。
 手慣れた感じでちょちょっと直して校正を出したら、営業担当から直ぐ指摘(>_<) 「ヨコミーさん、これはこう書くのが正しいんじゃないですか?」と。うーん、まさしくその通り。恥ずかしい(>_<)
 で、ヨコミー、このフィードバックのおかげで、市内に恥をさらすこと無く....(^_^;)

 第一に、発注者はもう少し気を付けたいものです。ヨコミーも発注する時は要注意(^_^;)
 また、受注者は勉強の上(ものによっては勉強不要)、受注内容をザラッとは点検したいものですね。プロですものね。その点検が発注者に貢献出来る場合がありますから(^_^)v もっとも仕事によっては、最初から下請けに無理をさせる発注も有るようですけれど(>_<)
 看板屋さんは、せめてこんな程度の指摘は、して欲しいなっ(^_^)v

 今夜も老母は静かに眠っています。でもそのまま眠りにつかず、明日の朝にはしっかりと起きてね(^_^;)
 おしまい<(_ _)>

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