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緑色のコマ 尾を引く彗星 20190925 [星]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 9月25日、東北地方では紅葉でちょっとは有名な栗駒山へ登って来ました。山頂の紅葉は真っ盛りで、これから麓へ向かって紅葉が進みます。興味の有る方はお急ぎ願います(^_^)v
 すみませんが当ブログでの紹介はもう少し先です。あちこちやっていて、写真の整理が進みません(>_<)
 栗駒山はトレイルランニングの方を除いて、一般的には往復4時間程度なのでしょうけれど、ヨコミーは往復8時間でした。今年も(^_^;) 
 同行したヨコミー奥様のおリュウさんには、「今年は星が出てこないうちに下山できたね」とは言ったものの、翌日確認したら、下山した18時には既に星は出ていたのですね(^_^;) (注 : 東北より西の地域では18時に未だ星が出ていないかもしれません)

 そんな疲れて帰宅した25日の夜、もう既に22時を過ぎていましたが、星が割と綺麗に見えていました(*^_^*) 久し振りです。
 帰路、一関・かんぽの宿で風呂に入ってきたので、出来ればそのまま寝たかったのですが、荷物を片付け、痛くなった足のケアをし、仕方無く(^_^;)カメラを持って望遠鏡へ。
 そう、業界としてはやや大きく見える彗星が近づいており、またちょっと小さいですが、尾を引く彗星も有り、撮らねばならないのです(^_^;)

20190925235711 C2018W2 w1024 New1.jpg
 ペガスス座に在るC/2018W2(ここまで符号)アフリカーノ彗星です。大きめです。この名は個人名です。多分、お仕事の方が発見したものかと。
 写っている範囲は、長辺がほぼ満月の大きさです。簡単にいえば0.5度、つまり30分。分度器でみれば1度の半分。短辺は20分です。撮影範囲は以降同じです。
 多くの線が写っていますが、星です。彗星は太陽に近づくとスピードを増し、天空を駆け抜けます。
 なので地球の自転による日周運動を追いかけて撮影していると、星は点に写るのですが、彗星像は長く写ってしまい....(>_<)
 日周運動からずらして彗星の動きに合わせると、このように彗星の中心核が写ってきます。
 画像のコントラストを上げ、やや薄めに仕上げてみると、彗星を取り巻く緑色のコマ(淡い部分)は30分近く広がっていることが分かります。
 彗星の上やや左側が赤っぽく見えますが、チリによる尾が在るのかも知れません。
 この彗星、過日は180mmと300mmレンズによる固定撮影でも写っていました(^_^)v 実は、しばらくぷりの撮影機材なので、電源スイッチを入れ忘れていたのです(^_^;) 
 三脚が有れば、花火を撮る要領で撮影できます。存在だけならフルサイズ版で35mm程度でも可能かと。F値は2.8から4。露出は5秒くらいから星が余り伸びすぎない程度。感度はISO3200か6400。レンズのF値が小さければ、1600辺りでも可能性は在るかと。
 位置は「ほんのり光房 明るくなってきたアフリカーノ彗星」などに有ります。検索願います。
 遊びに、暗めな所で試してみてください(^_^)v

20190925242354 29P w1024 New1.jpg
 うお座に在る29Pシュヴァスマン・ヴァハマン(Schwassmann-Wachmann)彗星です。この名前は2個人の連名です。
 地味ですが、時には回転するような尾を見せてくれる要注意彗星です。以前のブログに面白い姿が載っています。
 左側に、ちょっとした淡いコマが在るのかも知れません。

20190925252126 260P w1024 New1.jpg
 ペルセウス座に在る260Pマクノート(McNaught)彗星です。これもお仕事の方で、個人名です。
 尾の長さは8分程かと。よーく見ると、尾の中に芯のような尾も在ります。淡い尾の中に細い尾が在るのか、それとも2本の尾が在って、見ている方向からたまたま端が重なったために、濃く見える部分が細い尾のように見えるのか....。

20190925254516 C2017T2 w1024 New2.jpg
 おうし座に在るC/2017T2パンスターズ彗星です。国際的な捜天組織・パンスターズによる発見からの命名です。
 可愛い彗星ですが短い尾を引いています。

20190925245235 C2018N2 w1024 New1.jpg
 さんかく座に在るC/2018N2エイサスエスエヌ(ASASSN)彗星です。以前は、当時の流行なのかアサシン彗星といわれていましたが、正しくはこのようです。この名も組織名だったかと。
 尾の長さは8分程かと。

 「村の女は眠れない」という詩が在ります。それは悲しい詩ですが、ヨコミーも眠れません。午前3時過ぎにも見たい彗星が昇ってくるのです(>_<)
 でも今の機材ではちょっと手強い相手だし、いろんなお座敷(^_^;)も有りますので、見送り。片付けたら午前2時を過ぎていました(>_<)

 昨日、老母(ろうはは=ヨコミー語)が使っていた介護ベッドや車椅子などを、屈強なレンタル業者さんが持ち帰りました。 
 老母は未だ死んでいないのに、変な感じもします。「感じ」だけ(^_^;)
 一つには多分元気で帰る事は無い老母なので、使わない物は片付けなければならないし、二つには介護保険で借りているので、長期入所となれば保険の対象は施設側なので、自宅に置いている、本人が使わないベッド等は介護保険から外れるのですね。
 当然のことですが、死期が迫っていることは、嫌でも自覚しなければ成りません。でも、昔屍(むかしかばね=年寄りの丈夫な身体という意味)なので、しばらく長生きをし、100歳を越えるかも(^_^;)
 まあ年寄りなので、明日の朝にも連絡が来るかも知れません。在戦場(^_^)v 

 その長期入所が27日に決まり、住所を施設に移さねばならないとかで、即日、役所の窓口で引っ越しの手続きと、新住所が書いてある住民票を施設から求められたので、これも申請しました。
 引っ越し手続きは問題なかったのですが、何と施設=転居先に行った老母の住民票は、私には取れないと拒否(>_<)
 引っ越しの手続きは、私の世帯に居た老母なので同一世帯となり何も問題は無いとのことですが、引っ越し「た」人の住民票は基本的に同一世帯の人しか取ることが出来ないと。
 つまり引っ越ししてしまったので、老母は別世帯の人となったと言う訳です(>_<)
 まあこれは、基本的には賛成です。サラ金などの誰彼が勝手に他人の住民票を取ることは制限されなければ成りません。
 でも今回は、①引っ越しを手続きした前世帯の者が申請していること②引っ越しの届け出日に、しかも同時に転居先の住民票を申請していること③転居は家族からも逃れるためのものでは無く老人介護施設であること。なので方書きに施設名を入れました④その介護施設から住所確認のために求められていること...から、そんな制限は適用しないで、すんなりと住民票を発行すべきと思うのです。
 窓口の担当者は「お母さんから住民票を取って欲しいという委任状をもらってきてください」というが、なぜそんなことを必要とするのだろうか。
 ヨコミーは制限のかけ方が間違っていると思うのです。
 第一、老母は力が殆ど無く、既に字は書けません。
 こんな状況になる前、老母がお小遣いを下ろしたいというので信金に行ったのです。
 そのときも歩くことは出来ず、以前は駐車場の車内待機で良かったのが窓口までお出でと言われ(信金さん厳しいっ!)、姥捨て山ならぬ、老母を背中におんぶして窓口まで行き、名前を書かせたのですが、大きくおまけして何とか読める字でした。
 なので今の時点ではそのような字さえ書くことが出来ないかと。窓口さん、どうするの?? そうじゃなきゃ、未だ字が書ける元気な内に介護施設へ入れるよう、介護政策を変えてください(^_^)v
 とりあえず施設にはこの事情を話し、役所からは新しい保険証を頂けたので、それを預けました。
 ただ、新しく作り替えたので旧住所は無く、新住所だけ。そして住所の異動日ではなく、単に「交付日」があるだけ。これでこの日に異動してきた確認が出来るのでしょうか。
 多分この制限は、余所の市町村でも有ることかと思うのですが、このようなケースにも律儀に適用しているのは、気仙沼市だけでしょうか。
 これからまだまだ長期入所する方々が多いかと。住民基本台帳なるものは確かに役所のモノですが、その住民情報は個人のモノ。もっと使いやすくするべきです。それとも歳を取ったら、字が書ける内に委任状をいっぱい作っておくようなのでしょうか(^_^;)
 今回の件、明日にも市役所に苦情をお伝えします。それとも国の行政相談が良いかな!? 作りの悪い規制は、直さねば、ね(^_^)v 
 おしまい。
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