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残暑お見舞いm(_ _)m はくちょう座の網状星雲 20200617  [星]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 「風の丘」なのですが、あの風は冬を中心とした季節風なので、欲しい風も殆ど吹きません(>_<)
 先週、最高気温が26℃27℃という日が2日有り、安心していたら全国的に暑さが酷くなり、ヨコミー家(x=よこみいっか。〇=よこみーけ)でも30℃近くとなり、辟易(>_<)
 そこで、皆様に残暑のお見舞いを申し上げる次第ですm(_ _)m
 ヨコミーが今壁紙に使っている写真が涼しそうなので、同じ物を大小2つ載せました。良かったら壁紙に使ってください。

20200617254915 網状 w1920 DSC_4185 ojx80.jpg
 はくちょう座に在る網状(あみじょう)星雲の片割れです。
 望遠レンズ的にいえば焦点距離1200mmF4.8、露出時間は30秒、ISO12800で撮影しました。横の解像度は1920ピクセルです。

20200617254915 網状 w1280 DSC_4185 ojx85.jpg
 こちらは同じ画像を1280ピクセルとしたものです。
 網状星雲はとても綺麗ですがとても淡く、望遠鏡や双眼鏡で見ることは、一般的には難しいです。
 一部のデジカメはHα線に感度が高く、オリオン大星雲などとともに写り易いです。

 昨日のニュースで、感染症学会のお偉いさんが今のコロナは第2次流行の真っ盛りみたいなことを言ったら、厚労省大臣等が打ち消しに掛かっていて、「2次流行の定義は無い。専門家会議で協議してもらう」みたいなことを話していましたが、なんだべねぇ....(>_<) 感染症学会の方って、専門家じゃ無いの???? (^_^;) 
 過日の、専門家会議の模様替えは、政府に都合のいい人だけを残したみたいですね。前の時は議事録から発言が削除されたとか....。その後も御身先生は「驚いたと言ったのは....」と苦しい良い訳(>_<)
 大臣方は現在重傷者が少ないから1次流行とは状況が違う...と言っていますが、底辺が広ければ重傷者が増える恐れがあるし、ECMO(エクモ。肺に代わって血液に酸素を送り込む機械)が有っても扱える医者等に限りが有ると医療界で言っている...こと等から、再び、直ぐに緊急事態宣言を出すべきなのに、GoToトラブルさえ撤回する気も無いようです(>_<)
 お盆の帰省でも、コロナ担当大臣は控えるよう話しているのに、すぐ感冒朝刊は一律に控えて欲しいと言っている訳では無い....だと(>_<)
 国民の健康をないがしろにする、おざなり、なおざりの政治なら、即刻に交代して欲しいです(^_^)v

 皆様、コロナや暑さでとても大変ですが、万全の注意で乗り切りましょう(^_^)v
 ヨコミー家では県外からの帰省は自重でした(>_<)
 残暑お見舞い申し上げますm(_ _)m
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天空にひと条 ペルセウス座流星群 20200811 [星]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 風の丘には今日8月12日も熱風が吹いています(>_<)

 昨夜は19時からイベントがあり、夕飯前でもあるので20時45分頃には帰宅したかったのですが...。
 諸般の事情で帰宅は21時半を過ぎ...。ヨコミー奥様のおリュウさんは「帰る」というメールを入れたのに、ヨコミーの夕飯準備はごゆっくり(^_^;)
 ネオワイズ彗星を捉えたかったので夕飯も待たずに望遠鏡を向けたら、残念ながら西だけ分厚い雲(>_<) もっと早く帰りたかった...(>_<)
 で、転んでもただで起きたくないヨコミー、ペルセウス座流星群のことを思い出し、夕食後の月が出を迎えても、まだまだ撮影していました。
 
20200811241043 per w1024 DSC_0368 per.jpg
 流星は左上です。右上から左下に飛びました。お空の場所は秋の星座のペガスス座(一般的にはペガサス座と)。下から右にかけて、雲が広がっています。レンズは20mmという超広角。F値は2.2、ISO6400。
 中央やや右上の星は、はくちょう座のデネブです。はくちょう座は北十字とも言われていますが、やや右に傾いた十字架の様に写っています。
 撮影開始直後は割と晴れていたので天の川が綺麗に写りました。この写真では右上に。縦に写っているやつで、黒いもじゃもじゃは暗黒星雲が手前側に在って、天の川の星々を隠しています。
 雲が無ければ右に織女星のこと座、下には牽牛星のわし座が見えるのですが....。
 
20200811241043 per w1024 DSC_0368 up.jpg
 流星付近を切り取りました。
 流星は大気に飛び込んできたときの摩擦熱で光ります。よーく見ると緑色に発光し、終わり頃はやや赤みをおびています。

 折角なので雲が少ないカットも。
20200811234620 夏の天の川 w1024 DSC_0235 ojx.jpg
 縦に流れているのが夏の天の川(北側)です。天の川が裂けているように見えるのは、手前に暗黒星雲があるためです。
 中央やや右に在る大きな星はこと座の織女星(ベガ)。ベガと直ぐ左に傾いた小さな平行四辺形の4星がこと座のメイン。
 中央やや急な角度での右上に見える星ははくちょう座のデネブです。デネブとは尻尾の意味です。白鳥が天の川を南に飛んで行く格好なのですが、今回は星座の線は無しで(^_^;)
 中央やや左下の星はわし座の牽牛星(アルタイル)です。この星と織女星、デネブで作るのが夏の大三角です。天文で卒論を書いたという、私が所属する天文同好会の先生は「大三角形じゃない! 大三角です!!」と声を大きくして話すのですが、興味がある方はその違いを調べてみてください(^_^;) 

 撮影を進めていたら月が出、それでも我慢して撮影をしていたのですが、更には雲も広がってきたので、短時間でしたがこれで終了としました。
 最近は梅雨が明けても、好天になかなか恵まれません(>_<) 
 おしまいm(_ _)m

☆当初の写真は誤って違うものを掲載してしまいました。すみません<(_ _)> 色からしてペルセ群みたいですが、来る方向が違っていましたので、8月17日朝に入れ替え、加筆修正しました。
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山形 de ネオワイズ彗星 20200719 [星]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 季節風はしばらくお休みです(^_^)v
 
 昨日8月2日、気象庁は東北南部が梅雨明けしたとみられる....と発表しました。でも昨日に出ていた今日の予報は曇りでした。
 普通「梅雨明け10日」という好天が続くのですが、最近はそういう予報が立てられない状況で、梅雨明け宣言が出されています。
 まあ幸い今日の予報は良い方にハズレ、晴れだったので晴れ間の多い日がいつまで続くのか、見守りたいと思います。

 さて、ネオワイズ彗星の第2弾です。今回は山形県尾花沢市に在る徳良湖湖畔へ陣取りました。
 残念ながら真っ暗な所ではありませんが、彗星がある北西方向が開けていて、近くに強烈な照明灯は無く、下は舗装の駐車場、更には立派な屋外トイレが有り、問題無いと設置しました(^_^)v
 ところで、彗星と流星をごちゃ混ぜに思っている方も居られるようなので、ちょっとだけ説明します。
 彗星は大きな汚れた雪だるまと考えられていて、太陽から遠く離れた所からやってきて、太陽に近づくとその熱で雪だるまが少しずつ溶け、蒸発したモノが尾を引いて見えるのです。雪だるまは直径1kmや5kmとか大きいです。見かけ上、星座の中をゆっくりと、何日も掛けて移動するので、一瞬の出来事ではありません。ホーキ星。
 対する流星は、あの流れ星です。宇宙空間を彷徨っている小さな砂粒が、地球の引力に引っ張られて大気に突入し、摩擦熱等で発光します。高さは70~40km程度。一瞬の出来事。先日千葉かに落ちた隕石は多分、元は10kgとか100kgも有ったのでしょうけれど、一般的な流星の元は1gとか2gといわれています。

20200719204147 C2020F3 h1024 DSC_9980.jpg
 7月19日20時半過ぎの撮影です。180mmの古い望遠レンズです(^_^;)
 右下の頭部から左上に細く青白く伸びている淡い尾がイオンの尾です。その上、太く薄いオレンジ色というか薄いピンク色?した尾がチリの尾です。

20200719211544 C2020F3と北斗七星 h1024 DSC_0041.jpg
 同日21時過ぎに24mmで撮影しました。露出した、たった15秒の間に人工衛星(細い線上)が6個も写っています。
 特に、縦の5個は昨年かに打ち上げられたスターリンク衛星かもしれません。迷惑なことです(>_<)
 忘れていました。中央に北斗七星が写っています(^_^;)
 縦に写っている人工衛星群の右が水を汲む部分。その上端から左上に点々と星が続いて柄を形作っています。

20200719202736 C2020F3 1024 New1 oj ok.jpg
 同日20時半頃の撮影です。530mmの反射望遠鏡で拡大してみました。530mmの望遠レンズ、ということ。
 7月はネオワイズ彗星を撮るべく、晴れ間を求めて6回遠征しましたが、見えたのは最初の3回だけ(>_<) これが7月のベストショットでした。
 残念ながら画像処理が思うようには行かず、1枚モノです(^_^;)

 ネオワイズ彗星、今はかみのけ座に有り、少しずつ、見かけ上の左へズレて行き、うしかい座とおとめ座の境付近を進みます。
 そろそろ夕方の月の出が遅くなり、月明かりに邪魔されずに見ることが出来ます。ただ、彗星は少しずつ小さく、そして暗くなって行きます。
 8月5日6日辺りは暗い所なら肉眼で見えるかもしれませんが、オペラグラスや倍率の低い双眼鏡等を使えば、より見易いです。
 凡そ西の、やや低めの所です。詳しい位置が必要な方は、ネット等でお調べ願います。
 ヨコミーはこの彗星を追って、自宅の天気が悪いときは、お盆過ぎまでまた遠征するつもりですが、今日見たらガソリンがやや大きく値上がりしていました(>_<) 更に天気予報を精査し、効率的な遠征に努めるつもりです。近場かなぁ(^_^;)

 なんと本日3日、我が気仙沼市でもコロナの感染者1人が発生しました(>_<) 4ヶ月振りの累計2人。
 最近はあちこちで感染者が増えているのに、政府はGO TO トラベルを繰り上げて発車(>_<)
 今夜のニュースでは、感冒朝刊が感染者が急増して困っている東京都、特に都知事を念頭に置いたのか、素っ気ない記者会見の話が伝えられていました。接待を伴う飲食店の営業自粛・規制の話。
 仮に東京だけだとしても、全国に適用できる基準を作り、都道府県予算の裏付け等を即断しなくてはならないのが今だと思うのです。
 これは過日、都知事と同朝刊とでちょっと感情的なやりとりがあったのですが、その続きかと。ソンナコトヤッテイルバアイカァ....ヾ(`◇´)ノ
 あれがコロナに対するヤベー政権の取り組み姿勢なのでしょうね(>_<) 

 昨日かのニュースでは、同朝刊は観光関連業者は瀕死の状態...だと宣っていましたが、そうであるならばGO TO コロナ蒔き散らしトラベルじゃなく、補助金等を直接カンフル剤として差し上げるべきかと。
 ヨコミーはとてもガックリでした。この内核にコロナ対策を任せていたら、アメリカやブラジル等の様に大変なことになると危機感を募らせています(>_<)
 おしまいm(_ _)m
 皆さん、マスクは周囲に隙間が出来ないよう、しっかりと装着しましょう(^_^)v

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見えるぞ ネオワイズ彗星 20200716 [星]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 しばらく、風の丘には星が輝きません。梅雨前線活動し過ぎ(^_^;)
 今話題の明るいホーキ星・ネオワイズ彗星が見えているはずなのに...(>_<)
 明け方なら北東の低空に、夕方なら20時半過ぎ辺りから北西の低空に見えているのです。(明け方はそろそろ位置が低くなって終わり)
 天気予報を見れば当地は全く期待できず(>_<) そこで7月16日午前11時前、好天を期待出来そうな青森県に向けて出発しました。
 当初は津軽か上北を予定していましたが、途中天気予報をチェックして、最終的に下北半島の風間浦村に変更しました。

20200716204742 C2020F3 h1024 DSC_9963si.jpg
 21時前、望遠レンズ180mmF4での撮影です。ISO感度はすべて1600です。頭部は明るく、尾もしっかりしています。

20200716205942 C2020F3 h1024 DSC_9978sn.jpg
 周囲も...と左上に北斗七星を入れたつもりですが、漁り火(重機の向こう)が結構明るくて、露出を切り詰めたら星がしょぼくなってしまい...(>_<) 
 ウデのある方は上部を明るく、下部は暗めにしていただければ、北斗七星がやや浮かび上がるかと。ヨコミーに技術無し(^_^;)
 あっ、肝心の彗星は見つかりましたか(^_^;) 重機のアーム上端の右手です。漁り火が結構強かったのですが、手のひらで光を覆うと肉眼でも見えました。

20200716204039 C2020F3 h1024 300mm New1.jpg
 望遠レンズ300mmのF3.2で撮影です。これはトリミングしたため範囲は500mm程度になっているかと。写真の長辺は3.5°です。尾が3°近く伸びているのがわかります。10コマ重ねました。
 晴れていれば田舎なら楽勝で見えると思いますが、銀座や大きな駅前等では無理かもしれませんが、大きなビルの屋上(^_^;)とか多少下町っぽい所で、まぶしい光を手で遮るなどしてチャレンジしてみてください。
 出来れば口径3~5センチ程度、倍率5~7倍程度の双眼鏡があれば、更にしっかりと見えるでしょう。
 双眼鏡の中には、口径が2センチ程度で倍率が6倍とか12倍という商品もありますが、競馬等昼間には向いても星には適しません。
 位置は例えば「アストロアーツ」「ネオワイズ彗星」で検索すると出てきます。少しずつズレるので注意しましょう。
 では、成功を祈ります(^_^)v
 おしまいm(_ _)m
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雲間から見えた(^_^)v 気仙沼でも部分日食 20200621 [星]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 昨6月20日の夕食後、彗星を撮ろうと外に出たら全くの曇り(>_<) 夕方南西低く、海坊主の頭を多少扁平にしたような、天辺がまあるい、低い位置の雲が盛り上がっていて、ちょっと心配していました。どうやらそれがやって来たようです。遠くの入道雲じゃない感じ。
 夜中、途中でトイレに起きたときに南の空を見たら、霧か層雲か分かりませんが、雲の中に1つだけ、鈍く光る星を見つけました。多分木星。
 昨夜はそんな天気なのに、今日の午後、市内の星仲間と部分日食を撮影したときの話で、「昨夜は綺麗に星が見えていたねぇ...」なんて聞いてガックリ(>_<)
 この時期、海からの霧というか層雲?がやって来て、広く覆ったり、ヨコミー家などの海岸部だけを覆ったり、悪戯してくれます(>_<)

20200621162228 w1280 DSC_9255.jpg
 と言う訳で、本日の部分日食です。タイトル用(^_^;)
 今日は雲が多く、大変でした(>_<) 16時22分の撮影です。

20200621161728 w800 DSC_9254.jpg
 では、改めまして順を追って(^_^)v 欠け始めに近い16時17分の撮影です。
 撮影に使った光学系は、口径77mm焦点距離510mmの望遠鏡を撮影レンズ代わりとし、更に1.4倍のテレコンバーター(エクステンダー)を使って焦点距離を伸ばしました。望遠レンズ的には700mmF9のレンズに相当。

20200621164306 w800 DSC_9275.jpg
 16時43分の撮影です。割と深く欠けました。
 この光学系の組み合わせは、国際宇宙ステーションが見掛け上、太陽面や月面を通過する際、その撮影に使っていました。コンパクトで良いのですが、明る過ぎる環境の中で強烈な光を放つ太陽にピントを合わせるのがちょっと大変でした(>_<) 覗いても、背面の液晶モニターを見ても。

20200621170735 w800 DSC_9360.jpg
 一番欠けた頃の17時7分の撮影です。欠けた所は、これから戻ります。
 今回はこの点を解決できないまま、臨んでしまいました(>_<) なので途中でピントをいじっていて、そんなときに急に晴れ間がやって来たりで、ピントはずれはお許しをm(_ _)m

20200621173513 w800 DSC_9422.jpg
 17時35分の撮影です。割と戻りましたね。
 撮影に際しては、画面の上を大凡でも天の北にしたかったので、1つの軸を北極星に向ける架台を使いました。でも準備の時は北極星は見えないのです(>_<) 

20200621175238 w800 DSC_9516.jpg
 部分日食の終わりに近い17時52分の撮影です。
 望遠鏡を設置する際、方位は仕方無くヤマカン(^_^;) トリミングで多少修正はしたものの、5枚目は救えませんでした(>_<) まあ1枚目のズレは意図的に、後からオーライとして(^_^;)

 部分日食は昨年1月6日にも見え、年末の12月26日は天気が悪くてダメでした。この大凡1年半に3回も日食があったことは珍しいようで、日本での次回は2023年4月にありますが、南に片寄っているので、気仙沼も含めて国内では多くの所で見えません。そして見えてもほんのちょっとしか欠けないので、無理して千葉や九州へ移動する必要は無いようです。
 次回、広く見えるのは2030年6月1日、北海道金環日食の時です。金環日食は東京などで見えた2012年5月21日以来です。
 そして2035年には、北関東などで皆既日食が見えます(^_^)v 共にお天気次第(^_^;) 
 あと10年、そして15年後です。健康に留意して、素晴らしい天体ショーを楽しみましょう(^_^)v
 おしまいm(_ _)m
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北天を飾る3つのホーキ星 20200422 [星]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 この頃、快調に風が吹いています(>_<) 西寄りの強い季節風です。未だ4月ですから....と思ったら、何と今月のブログ更新が少ないことに気付きました(>_<)
 うーん、そこで急造することにしました(^_^;)
 取り上げるのは、今の夜、北極星の下と左に計3個見えるホーキ星・彗星です(^_^)v
 ※写真はクリックすると大きくなります。

20200414212943 C2019Y4 w1024 New2.jpg
 4月14日夜に撮影したアトラス彗星(C/2019Y4)です。丸い緑色のコマを纏っていましたが、尾を引いてきました。尾が伸びることは嬉しいのですが、残念ながらこの彗星の中心に在る核といわれる汚れた雪だるまが壊れたようで、複数に分解しました。
 14日は右端にメインの核らしき光点がまだ見えますが、直近の撮影では写らず、ぼやけています。これから段々と暗くなりそうです(>_<)
 5月には肉眼でも見えるのでは....と期待されていましたが....(>_<)

20200414220412 C2017T2 w1024 New1.jpg
 14日撮影のパンスターズ彗星(C/2017T2)です。長期間に渡り、明るめな光度を保っています。
 この2つは、望遠レンズ風に書けば1200mmF4.8での撮影です。写真の横幅は0.5°、つまり30分です。なので長辺は凡そ満月サイズです。もちろん見掛け上です(*^_^*)

20200422203305 C2019Y1 w1024 180mm w3° DSC_8801.jpg
 22日撮影のアトラス彗星(C/2019Y1)です。緑色のコマが綺麗(^_^)v
 写真の整理が追いつかず、これだけ180mmでの撮影です。写真の横幅は3°。そう、分度器の3°です。つまり、180分です。

 これら3つの彗星は、段々と大きくなる月明かりに消され、見えにくくなりますが、月が去った後も楽しませてくれるか、ちょっと心配でもあります。
 新型コロナの影響で、「市民彗星を見る会」を開催したいのですが、ご時世なので残念です(>_<)
 早く収束することを願い、今は我慢(>_<)
 では、また(^_^)v

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天空を飾る緑の真珠 アトラス彗星(C/2019 Y4) 20200316 [星]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 3月20日は、家をミシミシと揺らす大風と、腰痛で目が覚めました(>_<)

 さて今、夜空にはやや明るい3つの彗星が見えています。パンスターズ彗星(C/2017T2)とアトラス彗星(C/2019 Y1)、そしてもう一つのアトラス彗星(C/2019 Y4)の3つです。
 彗星の名前は、昔は発見者の個人名前が付けられていたのですが、近年は地球に衝突する可能性がある小惑星や彗星を見つけ出す研究機関が探して結果を出しているので、それらの略称が名前として付いています。 
 なので、パンスターズやアトラスという名前の彗星が量産されていて、ちょっと聞いただけでは同名で区別できないのです。しかし彗星には、名前とは別に仮符号が付くので、それで判別しています。
 仮符号は、発見年+発見月の前半後半を示す英字1文字(Aは1月前半、Bは1月後半、Cは2月前半...。但しI は除く、12月後半の Yで終わる)+半月間の発見順を示す1から始まる番号で表します。
 今回ご紹介するのはアトラス彗星(C/2019 Y4)です。これは2019年12月後半に発見された4個目の彗星と分かります。

20200316213701 C2019Y4 w1024 New1.jpg
 この彗星は、緑色の大きなコマを持っています。よーく見ると右上に白色(極薄いオレンジ色)系の短い尾が見えます。撮影範囲は横30分x縦20分です。30分とは分度器で示す角度1°の半分=0.5°で、ほぼ満月の大きさです。コマがどこまで広がっているか、よーく見てください。この夜はおおぐま座に在りました。
 機材は口径250mm、F4.8の反射望遠鏡ですが、カメラ的に言うと1200mmの望遠レンズを使って撮影し、その後上記範囲を切り出しました。もちろん日周運動に合わせて望遠鏡を動かし、更には彗星が星座の間を動いて行くので、その動きに合わせて撮影した39コマをズラし、彗星がぶれないようにしました。動きが速い彗星は、焦点距離が長い場合、このやり方が必要です。

20200316220101 C2019Y4 w1024=6° New1.jpg
 彗星は左下に見える緑色のボールです。緑色の真珠(^_^;) 真ん中の短い縦線は人工衛星。こちらは180mmF4の望遠レンズでの撮影。EDというやや高いレンズを使っているものの、フイルム時代のレンズなので、やや大きな星は紫色になっています。焦点距離が短いので、日周運動のみを追いかけました。横幅が6°です。
 右に見える大小の星雲は、おおぐま座の系外星雲M81とM82です。このブログの過去記事にアップが載っています。また、星仲間のかずさんのブログにも載っています。↓ 綺麗ですよ(^_^)v
    https://livedoor.blogimg.jp/kazu9465seiu/imgs/c/3/c3bca5e6.jpg

 なかなか落ち着かなくて、諸事まだ滞りがち(>_<) 夜になれば眠くなり、困ったものです。写真整理が追いついていないのに、撮影だけはちょちょちょっと(^_^;)
 頑張らねば成りません(^_^)v
 おしまいm(_ _)m


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薄暮駆け抜ける光 気仙沼でも見えたISS 20191212 [星]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 今日12月12日は、強い風の音で目覚めました。昨日一昨日と季節外れの結構な暖かさで、昨日などは玄関前風除室の陽が当たらない土間に置いた寒暖計は、22℃にもなっていました。
 それが、寒冷前線が通り過ぎたのか、今日未明から強い風でした。外に出てみるとまだ前日の余韻か、それほど冷たい風ではありませんでしたが、夕方には結構寒くなりました。

 昨日、地元のラヂオ気仙沼で、国際宇宙ステーション(以下「ISS」)が見えると話していたので、天文人たるヨコミー、ちょっとチェック不足だったなぁと反省し、昨夕臨んだものの曇り空でした(>_<)
 そこで今宵のチャレンジでした。
 いつ、どの辺に見えるかは、宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)のページ(http://kibo.tksc.jaxa.jp/sp/)や、Heavens-Above(https://www.heavens-above.com/main.aspx?lat=38.7768&lng=141.513&loc=Unnamed&alt=0&tz=JapST)等で確認してください。どちらも見る方の位置をまず入力します。後者は本吉町の位置なので、地図等で位置を各自の所へ変更願います。

20191212171153 ISS 10s w1024 DSC_5999.jpg
 仲間に連絡したり三脚を準備したりで時間はぎりぎりとなり、撮影開始は17時11分になってから。他の星より明るいです。ISSは白い線となって写っています。10秒間の動きです。およそ真横から見ているので、動きは速いです。

20191212171304 ISS 15s w1024 DSC_6001.jpg
 雲の中に入ってしまいましたが、それでも明るいです。17時13分になってからの撮影で、こちらは15秒間の動きです。丁度見送る感じ、斜め後ろから見ているので、見かけはゆっくりとなります。
 薄暮時の撮影は難しいです。星を明るく写そうとすれば夕闇が昼間のようになり、夕闇を夕闇のように写すと、今度は星数が少なくなります(>_<)

20191212171915 金星と土星 15s w1024 DSC_6012.jpg
 ISSが去ったので、南西に輝く金星と土星を見てみました。南西側に今春から高速道路が開通し、そこから強烈なライトで照らされ、星を見ていた風の丘としては大変困っています(>_<)
 高速道路の左上に、少し前までは金星の側に木星が輝いていたのですが、月日の経つのは早いもので既に木星は去り、間もなく土星も追うように西の空に沈んで行きます。3日も経てば金星と土星の間隔が違っていることに気付くでしょう。
 あなたもデジカメ等で撮影してみませんか? ラヂオ気仙沼のホームページにあるツィッターとFacebookには、手持ちのスマホで撮影したISSの動画が載っています。小さいですが(^_^;)
 慎重にシャッターを押すとか、何かに寄りかかってやれば、三脚を使わなくても撮影できます。
 静かに空を飛ぶISSを見ていると、ちょっと不思議な気分になります。折角の時期なので、ISSと金星を見てみましょう。不思議な宇宙の片鱗に触れることが出来るかも(^_^)v

 ラヂオ気仙沼は、国内どこでもネットで聴くことが出来ます。市内なのですが、ヨコミーはリスラジで聴いています。スマホで聞いている方も居ます。平日朝7時から10時まで、11時から14時まで、17時から19時まで生放送で、気仙沼の旬な情報が流れています。ときには神戸からのリクエストも掛かります(^_^)v 週末の生放送や他の番組はホームページでご確認願います。https://kfm775.co.jp/
 おしまい<(_ _)>
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M45プレアデス星団(すばる) 20191030 [星]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 この地はやはり風の丘です。時々冷たい強い風が吹き抜け、裏で作業しているとブルッときます(>_<)
 こんな風が吹く夜でも、星を見るために外へ出るのですが、幸い今夜は未だ天気が回復しません。
 まあ本来であれば、通信教育のレポート提出期限が明日29日なので、締め切りギリギリの17時を目指してパタパタやっているところでした。ヨコミー、いつもの悪い癖でギリギリまで取り掛かりません(>_<) まして今回は1科目だけですから(^_^;)
 でも今回は珍しく、締め切り2日前の昨夜に解答送付先をネットで開いてみたら、なにか変?? それもそのはず、なんとこの科目、回答は解答用紙送付によるものでした。作文、あちゃー(>_<) 
 郵便屋さんが配達する時間を考えると今日早めに速達で送らなければならず、昨夜、問題に急遽取り掛かり、今日の午前中、無事に速達で送ってきました(^_^;) 
 ヨコミー、レポート処理の主義は一日一善ならぬ一日一科目(^_^;) こんな感じで今夜や明日朝に問題を開いていたら、全くのアウトでした(>_<)
 まあ最近はやや多忙で、購読している読売新聞の多くは積ん読く状態(>_<) 写真整理やブログ更新も遅れていて、ブログに載せるときは「XXの思ひ出」と成りそうです(^_^;) すみません<(_ _)>

 そんな訳で、今回は安易に星です。困ったときの星頼み(^_^;)

20191030 M45 w1280 New2.jpg
 皆さんご存じの「すばる「で、おうし座に在ります。秋の夜、早めに東の空に昇ってくる、あのコチャコチャとした星の集まりです。
 西洋ではプレアデス星団といい、18世紀に活躍したフランスの天文学者シャルル・メシエが作った星雲・星団カタログ(一覧表)の45番目に登録されています。なので、星仲間ではM45とも呼んでいます。
 平安時代に書かれた清少納言の「枕草子」にも、すばる(昴)の名が出て来ますので、ご存じの方も居られるかと思います。
 青白く光る、若くて高温に輝く星々が形作っています。

 星はこのように清々しく輝いているのに、この地表はあちこちで怪しくなっています。
 今日お昼にニュースを見たら、あの桜を見る会の国会(委員会?)答弁が放送されていました。野党は反社会勢力が参加しているようだから参加者名を公開しろと追求。
 これに対し官房長菅が個人情報だから公開できないと答弁。少し前は速攻で名簿を廃棄していたと答弁していたのに、やはり有ったのでしょうね。紙ベースは廃棄しても、パソコンやサーバー等には痕跡は残るだろうし。
 本当に廃棄したのなら、内部監査も会検にも見られないようにしていたのですね。でも、何年も続いていながら、この方々は分からなかったのでしょうか。「名簿は無いの??」って。不思議(^_^)v
 税金を掛けて開催した催事。総理の地元は、阿部事務所へ申し込めば誰でもいとも簡単に行けるような内容の催事なのに。個人情報を盾に名前を出さないなんて、それは本当に個人情報保護法で守るべき対象なのでしょうか? それは違うと思います。
 そんなことなら、叙勲等の表彰も氏名を出せないのでは??(^_^;) 

 今の政権になってから、なーんか怪しいことばかり続いています。盛り蕎麦や掛け饂飩事件、双眼鏡や地図を持って歩いていると法令違反になる....から、歴代の政権が手を付けなかった憲法解釈を閣議で変え、安保法制の強行採決等々。
 お望みの憲法改正は、先の選挙で世論から支持を受けたように発言していますが、これは身勝手。選挙関連の世論調査では、争点としては残念ながら!?下位でした。なのに変な解釈。
 いつかは、憲法改正を議論しない野党は税金をただ頂いているとも批判していましたが、今の憲法で良いと思っている人にとって、改悪論議に与するなんて、当然あり得ません。
 口汚く罵るのではなく、もっと真摯に話しかけられないものでしょうか。嫁さんだったら、姑から「御里が知れますよ!」とキツく叱られるところ。あの党には、そんなお方は居ないのかなぁ...(^_^;)
 詭弁に長けたお方ではなく、もっと信頼できる人材が居ないのかなぁと、憂う今日この頃でした。

 新しくした練炭コタツ。初日なので万が一にも不具合が有ってはダメと、足元を温めながら様子を見てきましたが、そろそろ甲種合格とし、寝ます(^_^)v
 おしまいm(_ _)m
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細い月、そして地球照 20191030 [星]

 こんにちは、ヨコミーです。
 ここは気仙沼市本吉町風の丘。
 そろそろ西からの強い季節風が吹き始める頃なのですが、今年は今のところそんな気配はありません。
 まだやりかねている事もあり、しばらく外で作業させてほしいものです(^_^;)
 そんな昨日10月30日の夕方、ヨコミー奥様のおリュウさんが南西の低い空に細い月を見つけました。
 ヨコミーは星見屋なのに全く気付かず、そんな事にはあまり関心が無いおリュウさんが気付いたので、褒めて差し上げました(^_^)v

20191030170743 月 1-100 ISO800 w1024 DSC_5924.jpg
 月齢2の細い月です。焦点距離1200mmF4.8の機材に、ISO感度800、1/100の露出です。ピントは合わせたつもりでしたが、夜に彗星を撮るときチェックしたらズレていて....(>_<) まあ雰囲気を楽しんでください(^_^;)

20191030173133 地球照 1.3s ISO1600 w1024 DSC_5970.jpg
 同じ機材で露出を多くして、地球照も狙ってみました。
 地球照とは、太陽からの光が当たった地球からの照り返しで、月の太陽光が当たってない部分が、淡く照らし出される現象。月が細いときに見易いです。
 露出時間は1.3秒、ISO感度は1600に上げました。
 右やや下に見える星は、さそり座の4等星「υ(ユー・プシーロン=誠文堂新光社刊天文年鑑2019年版による標記)」、その上の小さな星は6.3等星です。

 地球照は夕方に限った現象ではなく、月が細いときの日没後、または日の出前に見えます。今の時期は夕方なら凡そ南西、明け方なら凡そ南東の、各低空。見通しの良い場所に出会えたなら、ちょっと気にしてみましょう。
 いつ月が細いかは、ネット等で調べられるかも知れませんが、旧暦が入ったカレンダーがあれば、旧暦の3日前後なら夕方、26日前後なら明け方です。
 なので、11月の日の出前なら23日、24日の週末未明に要チェック(^_^)v
 このように拡大しなくても、手持ちのスマホやデジカメで、夕景と共に写しても綺麗です。ストロボは不要で、しっかりと構えて、または電柱や車等を支えにすると、手ブレが起きにくく、綺麗に撮れます。
 お試しあれ(^_^)v

 ところで、星仲間のかずさんが素敵な名月を捉えています。ヨコミーの、ちょっとピンぼけ月の写真でおめめを汚されてしまった方は、おめめ治しにご覧願います(^_^;)
 http://kazu9465seiu.livedoor.blog/archives/2965858.html

 おしまい<(_ _)>

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